スポーツ

October 01, 2017

世界ジュニアサーフィン選手権@日向市お倉ヶ浜

 サーフィンの国際大会が日向市のお倉ヶ浜で9月末から9日間の日程で開かれている。
 宮崎では、日向から日南にかけては、日本有数のサーフィンの名所であって、それ目的に宮崎に移住する人も多いという、波乗りにとっての憧れの地らしい。
 その場で、世界中から人がやってくるビッグイヴェントが開催されたのである。

 マリーンスポーツに興味のない私としては、サーフィンといえば、名画「ビッグウェンズデー」の知識くらいしかないわけだが、(いったい何十年前の映画だよ、という突っ込みはさておき)、プロのトップアスリートの技が間近で生でみられる機会は滅多にないので、行ってみることにした。

【競技風景】
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 サーフィンって、波に乗り、波を飛び、波を切り裂く、波と闘う激しいスポーツなのであった。
 アクロバットな技などなかった「ビッグウェンズデー」のサーフィンとは、相当に違っていた。・・・月日の流れとともに、物事はいろいろと変わるのである。

【競技風景】
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 各国の選手が演技するたび、その国の応援団が旗を振って応援する。
 ブラジル、アルゼンチン等の南米の国が特に乗りが良かった。

 

 サーフィンのルールについては何も知らない私であったが、この競技はルール上、常に選手に指示と経過を伝えねばならないみたいで、ずっとスピーカーで沖の競技者に対して点数とか順番を伝えていたので、競技の流れがわかりやすかった。
 それに選手が繰り出す技の得点については、素晴らしい技が出ると、観衆が歓声を上げるし、それに見ているうちに「これは、いい得点出るな」ということが分かりだし、ルールを知らない者でも存分に楽しめた。

 ただサーフィンって、見ているうちに、結局は乗る波の良し悪しで、そのパフォーマンスも相当に影響されるのも分かり、採点競技としては、少々問題のあるスポーツではないかとの疑問も持ってしまった。
 寄せくる波は、すべてが違う波であり、そのなかにほんの一部ある素晴らしい波をとらえれば、納得の演技ができる可能性が高まるわけだけど、そういう波が制限時間内に来るとも限らぬし、しかも競技は4人一組でするので、せっかく素晴らしい波が来ても、乗れる波には優先順位があるので、個人によって好きな波が自由に選べるというわけではなかったわけだし。

 とはいえ、いい波が来たときのトップアスリート達の演技は、本当に見事なものであった。人間って、鍛えればこんなとんでもないこともできるんだなあ、という感嘆を与えてくれる、最高レベルのスポーツ大会でみられる「人間賛歌」そのものであった。


 日向という地は、全国レベルからすると交通や宿泊の便の悪い、こういう国際大会を開催するには地の利のない地であるが、その問題を克服して、このような大規模な大会を開いてくれて関係者の努力に感謝至極である。
 もちろん、この地で最高のパフォーマンスを演じ、サーフィンの魅力を何万人もの観客に教えてくれた選手たちにも。

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December 11, 2016

青島太平洋マラソンを走ってみた

Aosima

 宮崎県最大のスポーツイベント、青太マラソン。
 7年前に職場のイベントで、この大会のハーフマラソンを走ったことがある。ハーフのコースは、メインである宮崎中心街から宮崎神宮までの道を走らないものであり、本当の魅力を味わえなかったので、いつかはフルマラソンを走ってみたいと思っていた。
 しかしハーフでもけっこうきつかったのに、フルマラソンはもっときついに決まっているので、エントリは躊躇していたのだが、青太マラソンの人気がどんどん高まり、来年からは抽選制になるらしいとのことだったので、確実にエントリできる最後のチャンスである今年の大会に、エントリしてみた。

 出場するからには完走はしてみたい。
 そして青太マラソンは、制限時間が6時間半とけっこう緩めなので、まあ完走はできるだろう。
 前回のハーフは2時間7分で走っているので、今回は前半2時間半、後半3時間半は可能だろうから、そのペースで計6時間くらいで走ることを目標とした。

 そして当日を迎える。見事なまでの快晴であった。しかも気温も低めで、絶好のマラソン日和である。
 私は最後尾のFグループであり、号砲が鳴ってもぜんぜん進まないなか、800mくらい余分に歩いたのち、ようやくゲートをくぐれた。
 登山でもそうだが、この手のスポーツは最初の15分くらいは調子がでないけど、エンジンがかかってからは快調に身体が動く。そして気候のコンディションが良く、また日頃見なれた街のなか、車道を大勢のランナーが独占して走るのも面白く、大変気持ちよく走ることができた。それこそ途中に「日向市まで67km」という標識が出ているのを見て、日向市まで走ってみたいなあ、などと不遜なことを思ってしまったほどに。

 しかしながら30kmを過ぎ、サンマリン球場に近づくころに、足の調子が急におかしくなりだした。筋肉があちこち痛くなり、足が前に進むのを拒否するのである。だからといって、立ち止まったり、歩くわけにもいかず、ここは気力で足を前に進めていくしかない。ペースもぐっと落ちて来る。
 この30kmの壁はおそらくマラソン特有のものらしく、あとでSNSにずらりと載っていたランナー達の完走証をみると、みな30kmまでは同じようなペースで走っていても、30km過ぎるとぐっとペースが落ちていた。これは速い人も遅い人も同様である。

 そういうわけで、30kmを過ぎてから、「真のマラソン」に遭遇することになり、トロピカルロードに出てから見える、折り返し点の青島がずいぶんと遠くに見えてしまった。そして折り返し点を過ぎてから見えるサンマリン球場がまたやたらに、絶望的に遠く見える。あと5kmなんだから、頭のなかではたいした距離ではないことは分かっているのだが、すでにダメージを受けている身体がその感覚を拒否するのである。
 30km過ぎてからは、マラソンはまさに気力のスポーツと化し、前半と別のスポーツに化ける。一種の修業である。その過酷な修行を経て、ようやくフィニッシュのゲートをくぐったときは本当にほっとした。もう走らなくていいんだ、もう立ち止まっていいんだ、それがとてもうれしい。

 そして完走証と完走記念品を受け取り、着替え場に行って着替えていると、気分が悪くなり、頭がふらふらした。これは以前ハードなサイクリングで経験したハンガーノックだとすぐ気付き、記念にもらったマンゴーメロンパンをただちに食べ、そして復活。必ず食いながら行うサイクリングと違って、マラソンは栄養補給はしなくてよいスポーツと思っていたら、そうではなかった。

 フルマラソン、やはりやってみないと分からないことが多々ある。
 そして肝心のタイムは、4時間台後半であった。予想より早かったのは、周りのランナーのペースに引きずられたせいだと思う。平凡なタイムだけど、50過ぎた中年男の初マラソン挑戦にしては、がんばったたぐいではあろう。

 なにはともあれ、長年の宿題を一つやり遂げた満足感は大きい。
 また、最後の10kmはともかくとして、走ることの爽快感もじゅうぶんに味わえた青太マラソンであった。来年も、エントリにトライしてみようかな。

 ……………………………

Aotai_2016

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March 05, 2011

五ヶ瀬でスキー & 「なんちゃってモーグラー」講義

【五ヶ瀬スキー場】
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 今シーズンは雪山ばっかり登っていて、スキーをまともに滑っていなかったので、これが最後の機会であろうと、五ヶ瀬スキー場へと行ってきた。

 本日は見事な快晴である。
 3月にしては雪はまだ多く残っており、1キロコースがフルで滑ることができた。今シーズンの雪の多さがよく分かる。

【モーグルバーン】
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 五ヶ瀬の名物は、モーグルバーン。西日本のスキー場では、これがあるとこは珍しい。
 「なんちゃってモーグラー」の私としては、これを愉しまないわけにはいかず、かれこれ10本は滑った。1年ぶりのモーグルは最初のうちはなかなかリズムが合わずにガタガタと滑っていたけど、後半では勘が戻ってきて、それなりのリズムで滑ることができた。

 ところでモーグルを滑る人にもいろいろあり、それを大雑把に分けると
 (1) モーグラー以前: モーグルバーンに入ってはいくものの、スピードの制御ができなくなり、コブからはじき出されてしまうか、転倒してしまう。
 (2) なんちゃってモーグラー: ターンも板のずらしも、なっちゃいないが、それでもなんとかコブから出ずにコースを滑りきる。
 (3) モーグラー: きちんとしたカービングでコースを滑る。見た目の格好よさは前者とはケタ違いである。


 モーグルの滑り方はインストラクターにずいぶんと習ったけど、コブをカービングで滑っていく技術は私にはとても無理であり、いまだに私は「なんちゃってモーグラー」にとどまっている。ただし、「なんちゃってモーグラー」の技術があれば、不整地はどこでも滑られるようになるので、まあこれ以上の技術もいらないよなあとは思っている。

 五ヶ瀬のモーグルバーンを滑っている人たちを見ていると、「モーグラー以前」の人も多く、滑るうちに途中でコブから脱出している。その原因はスピードのコントロールができなくなってしまったことが主である。
 モーグルコースを滑るようになれる第一ステップの技術は、「コブ内でのスピード制御」にあるわけだが、これについてはインストラクターから習った講義がずいぶんとためになったので、ブログで紹介しておく。

【コブ上のスキーヤー】
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 モーグルバーンのなかでは、スキーヤーは板をコブにぶつけることと、板を横にずらすことによってスピードをコントロールしている。そして溝内のコブの上に乗ったときは最も減速できているはずだが、初級者では、ここからスピードが出てしまい、次のコブで速度が増してしまって、コブからはじき出される、というパターンとなりがちだ。
 これはなぜかというと、コブを越えるさいに、どうしても身体が後ろに傾いてしまい、そのためブレーキがかからずに、どんどんスピードが出てしまうからである。

【板の跳ね上げと、滑る方向の意識】
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 コブの中を進むときは、コブが恐いので、初級者は身体は後傾がちになる。
 それで、インストラクターから習ったのは、「ともかく身体は前傾、前傾!」である。そのためには、(1)コブを越えたときは板の後ろを跳ね上げる (2)コブを越えたときは、コブの底目指して落ちていくと意識を持つ この二つを常に留意しておくと、身体は必ず前傾になる、ということであった。
 言うは易し行うは難しで、なかなか実行はできなかったけど、ともかくこの二つを頭の中で唱えるうちに、私もなんとかコース内での前傾姿勢は保たれ、スピードの制御はできるようになった。

 そして意識が前方向に向かううち、スキー先端をどこにぶつけるかというラインが知らずして見えて来ることがある。そうなると板はコブを次々と滑らかに越えて行き、素晴らしい速度とリズムでモーグルバーンを滑走することができるので、「おれって、じつはものすごく上手いんじゃないの?」とか思ったりすることがある。
 私はこれを「スキーの神がおりてきた時」と称しているが、これは不整地好きのスキーヤーはけっこう経験するものだそうだ。残念ながら、スキーの神様は滅多におりてくることはなく、本日10本滑ったけど、神はついにおりてこなかった。

 来シーズン、また頑張って滑ってみるか。

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January 15, 2011

吹雪の五ヶ瀬スキー場

 今年の1月は寒波が連続的に到来しており、五ヶ瀬スキー場にも1月にしては珍しく、雪がたっぷりと積もり、全コースオープンとなっており、雪質も極上とのことである。
 その五ヶ瀬を楽しむため、熊本のスキーチームが集団で来るとのmailがあった。しかし前日の宮崎の天気予報をみると、曇り時々雪で、五ヶ瀬の地理条件を考えるとあんまりスキーを楽しめるような天気ではないので、不参加にしておいた。
 だが当日になって、天気予報をみると曇りのち晴れである。そして延岡でもたしかに午前10時を過ぎて晴れて来たので、これはスキー日和だ、と五ヶ瀬スキー場に行くことにした。

【大橋】
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 好天を期待してのスキー行くであったが、高千穂を抜けるころから、どうも話がおかしなことになってきた。
 雪が降り出し、国道265線に入ると路面にも雪が積もっている。国道から五ヶ瀬スキー場への山道に入ると、積雪はともかくとして、雪の降りがさらに激しくなってきた。

 そしてスキー場駐車場に着いて、車の扉を開けると、雪が真横から強風とともに入って来た。
 …これは吹雪である。

 吹雪ではあれど、せっかく来たからには1本くらいは滑ってみたい。とりあえずリフト乗り場まで行ったら、ちょうどそこで熊本のスキーチームの人と会った。
 「吹雪でどうにもならないから、もう帰ります」とのことであった。

【スキー場】
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 スキー場に着けば、やはり吹雪であった。
 五ヶ瀬スキー場はもろに脊梁山地の風の通り道に当たるので、こういうときは間違いなく吹雪の世界となる。
 吹雪のなかのスキーなんてたまったものじゃないなあ、とリフトで隣に乗っていた人と愚痴を語りあうが、天気予報に関しては元々「曇りのち雪」であったとのこと。これは私の勘違いということでなく、山脈ひとつ隔てて宮崎は東側は晴れ、西側は雪だったわけだ。
 数本滑ってはみたものの、視界が利かず、ぜんせん面白くなかったので、それで終了してさっさと帰った。帰れば延岡は予報通り晴れである。…なんかおもしろくなかった。

 大事な教訓:天気予報はちゃんと現地のものを調べましょう。

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February 10, 2010

遥かなるウィスラー

 今年の冬のオリンピックは、カナダのウィスラーをメイン会場として行われる。
 ウィスラー(+ブロッコム)は二つの大きな連山から成るスキーエリアであり、その規模の広さとコースの豊かさから、世界のスキーヤーの憧れの地となっていて、世界中のスキーヤーが集まるスキーの聖地とされている。

 不詳私もスキーヤーの末席の一員として、8年前にウィスラーに滞在したことがある。
 オリンピックイヤーを記念して、その時の思い出でもUPしてみる。

【ウィスラーのスキー場】
Mountain

 カナダの山はなにしろ規模が大きい。それを丸々スキー場にしているわけだから、広いのなんのって。
 ここから見える山々、すべてがスキーコースである。どこを滑ろうが自由だ。

 なお、カナダは自己責任の国なので、いかに危険そうなコースでも己の責任において滑ることが可能となる。一応難しさの目安として各コースの入り口には標識が付けられており、己の技量に適したコースを滑るようにアドバイスされている。
 最も難しいコースでは黒ダイヤが二つ付けられており、そのコースは、たいていは90度近い傾斜の、ほとんど「垂直の崖」と称すべきコースである。最初に見たときなど、私は立ち止まって見おろしながら、ほんとにこれはスキーコースなのだろうかと不審に思った。そのうち後ろから来た外人のあんちゃんが、お前が行かないのなら俺が先に行くとばかり、颯爽と崖に飛び出して、落ちるよりも早いスピードで滑走していったので、なるほどほんとにスキーコースだったんだなと納得した。過保護の日本のスキー場ではあり得ないコースがウィスラーにはいくらでもあり、これもウィスラーの魅力である。


【ウィスラーボウル Whistler Bowl】
Bowl

 ここがウィスラーの名物、山頂近くの広大なカール地形を生かした、ボウルと名付けられたスキーコース。雪質が良く、自在にコースをとれるために、立派なコブがいっぱい育っている。
 滑っていて楽しいコースだが、なにしろ人気のあるコースゆえ、人が多いこと。写真に写っている人の群れは全てリフト待ちの人である。私も結局1時間近く待たされることになった。これ、休日ではなくて、普通の日のこと。休日ならもっとすごい待ち時間になるんでしょうな。
 ウィスラースキー場は、全体的にいつでもどこでも人が多かった。

【ブロッコム氷河】
Ice_river

 ウィスラスキー場は、ウィスラー山とブロッコム山の二つの峰から成るコースであるが、ブロッコム山には氷河がある。
 氷河というのは、これこそそのまま天然のスキーコースなのであり、ここを滑ると大自然を滑走しているという気分にひたれる。なにしろ、氷河そのものだけあって、コースは雄大であるし、また滑走面は凹凸不整であり、雪質もどんどん変わるため、まさに自然を相手にした滑走を楽しめることになる。
 氷と雪の国カナダならではの、魅力あふれるコースである。

 ウィスラーのスキー場はあまりにコースが多すぎ、1週間程度の滞在ではとても全部は回れない。ただ面白いコースはだいたい山の上のほうに固まっているので、そこを中心に回れば十分にウィスラーの魅力を堪能できると思う。

【ウィスラー村 Whistler Village】
Village

 ウィスラー山の麓には、ウィスラーヴィレッジと名付けられた、リゾート村がある。山荘風な建物や、古式なホテルが立ち並ぶ、いかにも洒落たリゾート地らしいつくりだ。
 ウィスラーには長期滞在のスキー客が多いので、そういう人たちを対象とした貸し別荘も多くある。そこでは当然自炊であり、そのために食品の品ぞろえの多いスーパーが数軒あり、また大きな酒販売店もある。
 私も訪れたときは貸し別荘(コンドミニアム)を利用し、さんざん滑ったあとは、さんざん飲んで食った。

 日本のスキーリゾート地は、だいたいはプリンスが造っており、また利用者が国内客ばかりということもあり、どうしてもこじんまりとしている。
 ウィスラーに行って、スキー場の広さにはもちろん感心したが、それとともにこのウィスラーヴィレッジの広さと使いやすさ、そして心地よさにも感心した。


 今年のバンクーバーオリンピック、選手達の活躍とともに、かつて訪れたウィスラーの素晴らしい風景を眺めることができることも楽しみである。
 遥かなるウィスラーに、もうしばらくすればまた会える。

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January 17, 2010

広島でスキー(恐羅漢、大佐)

 広島の恐羅漢スキー場は、雪さえあれば変化に富んだ面白いコースをいくつも滑ることのできる魅力的なスキー場である。今年のドカ雪のおかげで、恐羅漢は全コースオープンとなり、これは楽しめそうだ。
 熊本市のスキー道具店から、広島恐羅漢行きの有志を集めるメールが届いたので、それではと行くことにする。

 広島行は、メンバー4名。店のワゴン車で行く。
 今年は雪が多いので、スキー場に遊びに行く人が増えており、店主は板のメンテナンスに追われ、夜遅くまで仕事をしている。私が店に着いたのが夜の12時近くであったが、まだ預かった板を磨いていた。これに加え、週末は九州のスキー場に道具のレンタルおよびレッスンに出るわけで、この時期大忙しで大変である。
 さて、夜1時に広島に向けてGoということになるが、…おや店主もメンバーに加わっており、広島にスキーに行くとのこと。せっかくの稼ぎ時なのに、店主仕事せんかいとか言いたくなるが、これほどまでにドカ雪が降ったならば、なにはともあれ滑らねばならないというスキーヤーの魂が、仕事などさせないのでしょうな。

【恐羅漢スキー場】
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 恐羅漢スキー場は見事な雪の積もり方。
 ちゃんと樹氷も出来ている。

【カヤ畑コース】
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 恐羅漢名物は、やはりカヤ畑コース。右側のコースは中ほどが崖になっており、マジに垂直に切り落ちている。
 ここをスキー板を真下に向け、重力に身をまかせて飛び出し、雪を切り裂きながら一気に滑り下りると、その快感から誰しもカヤ畑コースの魅力にとりつかれてしまう。まあ、たいていは途中で転んで、雪まみれになってしまい、快感もへったくれもなくなるのだが。

【カヤ畑コース】
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 上から見るとこんな感じ。
 コースがスパっと切り落ちています。

 恐羅漢スキー場は、非圧雪のコースが多く、コブがよく育っている。
 コブとの果たしなき格闘が、また恐羅漢の魅力でもある。

【びっくり海老カレー】
Curry

 昼食はレストハウスにて。
 店主によれば恐羅漢の名物は、「びっくり海老カレー」だそうで、それにする。
 大きな有頭の海老が3つ。カリカリに揚げられて、カレーに乗っている。
 ビールによく合いそうな料理であるが、午後も滑るのでビールはぐっと我慢する。

【鴨鍋】
Nabe

 午後いっぱい滑ったのちは、民宿「あるぺん屋」に宿泊。
 芸北エリアの民宿を熟知しているスキー店店主は、料理の美味い民宿を宿に選ぶことにしている。
 「あるぺん屋」は、たしかに料理がなかなか良かった。鴨鍋や、自家製チーズなどが名物。

【どぶろく】
Doburoku

 名物には、さらにどぶろくがある。
 自家製であるが、密造酒というわけではなく、ちゃんと酒造の免許を持っているそうだ。


【大佐スキー場(矢印が頂上)】
Oosa

 翌日は大佐スキー場へと行く。
 大佐スキー場は、大佐山頂上まで圧雪車が入っており、頂上までスキーコースがある。
 ただし予算の関係か、リフトは途中までしかかかっていず、頂上までは通じていない。それゆえ頂上までは途中から歩いて登らねばならない。
 山登りじゃないんだから、べつだん頂上まで登らねばならない理由もないのだが、ついつい登ってしまう。

【大佐山頂上】
Summit

 頂上まで来ればさすがに眺めがよい。北は日本海側まで見渡すことができます。

【チャンピオンコース】
Osa2

 大佐の名物は、やはりチャンピオンコース。
 傾斜30度の幅広い圧雪コースは、高速で大回りターンをしながら滑ると、爽快感みなぎります。

 二日間さんざん滑りまくり、さすがにもう結構となったところで終了。
 広く長いゲレンデはさすがに滑り甲斐があります。

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スキー用具店 マックスポーツバー 
民宿アルペン屋 

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December 29, 2009

五ヶ瀬スキー場

 五ヶ瀬スキー場がオープンとなったので行くことにする。
 日本最南端にあるこのスキー場はコースが変化に富んでおり、距離は1km程度なのにけっこう滑り甲斐がある、いいスキー場だ。

【五ヶ瀬スキー場】
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 12月中旬に寒波が来たので、上から下までフルオープンである。人も少なめだったので、全長気持ちよく滑ることができる。

【ダイナミックコースの紹介】
Dynamic

 五ヶ瀬スキー場にはコースが2本あり、赤矢印で示したコースが、五ヶ瀬名物「ダイナミックコース」。このスキー場は風が強いので、急傾斜のダイナミックコースには雪が積もらず、このコースが滑られるようになるのは、霧を含んだ強風が吹き付けそれが凍り、巨大な氷の壁となったときだけである。傾斜30度の一枚の大氷壁は、一度転べば一挙にコースの底まで滑り落ちて行ってしまう過激なコースであり、日本でも有数の難易度を誇るコースだ。
 ただし、そのコースを楽しめるのは、気象条件のよいときだけで、年間10日程度。本日も当然のことながら、氷のつきは悪く、closeであった。


 さて、今回は職場の若手2名も一緒に来たのだが、ボードの練習している風景をみていると、まったくボードの上に立てない。立った瞬間にボードが滑り、こてんと転んでいる。初心者とか言っていたが、ほんとうに本格的な初心者だったんだ。
 しょうがないので私が立ち方を教える。もっとも私もボードはやったことがないので、教科書的に体重移動のやり方をあれこれ傍で言うだけである。
 そうこうしているうちに二名とも立てるようになり、よれよれながらリフト乗り場までは下っていけた。なんとかなるもんだ。


 五ヶ瀬スキー場は、スキー場の端にモーグルコースが刻まれており、これも魅力の一つである。島根から西はモーグルが流行らないところであり、スキー場は多かれど、モーグルコースがあるのはここと広島の八幡高原191スキー場くらいしか私は知らない。
 本日は膝の調子が悪いのでモーグルコースは滑らない予定だったのだが、モーグルコースを実際に見てみると、滑りたくてたまらなくなり、やっぱり滑ってしまった。ストックのタイミングとコブのリズムが合うと、ひょいひょいとコブを越えていくことができ、これは快感である。まあだいたいはどこかでリズムが崩れてしまうのだが。

 モーグルコースはけっこうな本数を滑り、大いに満足。
 でも帰ると、また膝の痛みがぶり返してきた。
 …バカである。

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December 13, 2009

青島太平洋マラソン大会でハーフマラソンを走ってみた

【快晴のもとの運動公園】
Blue_sky

 12月13日の午前は素晴らしい好天で、まさに「絶好のマラソン日和」。
 職場の小イベントである「青島太平洋マラソンを走ってみようの会」にとりあえず参加した私であるが、本日のハーフマラソンランニングはどうにも気がのらないものであった。
 私は2週間前に20kmがどれくらいの時間で走れるかどうか調べるために、実際に20kmを走り、それで膝に負担がかかったらしく、その後ずっと膝に違和感を感じていたのである。まあだいたい10kmくらいしか走ったことがないものが、いきなり20kmを走ることに無理があったわけだが。
 それゆえこの違和感を抱えたまま走っても20kmの完走は厳しいものに思え、また無理して完走すれば身体にいいわけはないので、膝の違和感が痛みに変わったらそこでリタイヤしようと思っていた。
 というわけで、本日は私は完走は難しいよと皆に宣言しておいた。


 9時にまずフルマラソンの選手がスタート。
 人、すごく多い。参加者はなんと8000人超え。
 42.195kmを走る非日常的スポーツ、フルマラソンを行うには、相当な鍛練がいるはずだが、その鍛練を行っている人がこれほどの数がいることにおどろきを覚えた。

 長い時間をかけてフルマラソン参加者がすべてはけたあと、ハーフマラソン隊出発。
 運動公園を出たあとは、フェニックスが茂る有名な220号線を走る。幹線道路を通行止めにして、風光明媚ななかを走るのはたいへん気持ちよい。これはマラソンにはまる人が多い理由が分かるなあ。
 心配していた膝の違和感は5kmを超えたところくらいから、鈍い痛みとなる。ほんとはここで止めるべきなのだろうが、こう気持ちいい道だとやめるわけにもいかない。まだいいだろう、まだいいだろうという感じで、8km、10kmと過ぎてしまった。12kmくらい過ぎたところでトロピカルロードに入り、日向灘と青島を望むこれも風景の素晴らしい道。ここらで折り返しの道でトップを走るフルマラソンランナーとすれ違ったが、…とても人間とは思えない走りをしていた。すごいものを見てしまった。
 運動公園に戻るくらいで17kmの地点。膝は痛むが、それでもついついスパートをかけてしまう。スパートかけたまま、20km地点に到着したのだが、私がここですごい勘違いをしていたことを発見。私はなんの根拠もなしにハーフマラソンって20kmとばかり思っていたのだが、ハーフマラソンって本当にマラソンのハーフサイズで、21.098km走らねばならないのだ。それで終わりと思っていたのに、あと1km残っていることを知り、心が折れそうになったが、それでもなんとか普段出さない根性を振り絞り、ようやくゴールへと。
 タイムは2時間7分。初めての大会参加としては、上出来の部類でしょう。

 完走証明書をもらったあとストレッチして、ぶらぶら歩くが、膝の痛みが本格的となってきた。曲げると痛いので、伸ばしたまま歩くという歩き方でないと歩けない。膝の痛みってけっこう長引くから、年内は山登りもモーグルも自粛だな。馬鹿なことをしてしまった、とは思わぬものの、やはりランニングの素人が2週間で2回も20kmを走ることは無茶であった。なんかの教訓にしておこう。

 その後、走り終えたものたちとレストランに行き完走を祝して生ビールで乾杯。
 これなんですよね、これ。
 走りの爽快感と、ゴールの達成感、これだけでもランニングは楽しいが、完走後の生ビール、これもセットにすると、ランニングは病みつきになりそうに素晴らしいスポーツに思えてきた。

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March 20, 2009

ゴルフ@三州カントリークラブ

 連休の初日は職場のゴルフコンペ。ちかごろはドタバタしているのでゴルフの練習はまったく行っておらず、ろくでもないスコアになるに決まっているので、出場するのは気が進まぬが、今回は「送別会ゴルフコンペ」という名目になっており、送別される立場の一員としては出ないわけにはいかないみたい。

Sannsyu


  ここのコースは初めてだけど、フェアウエイがやたらに広くて真っ直ぐで、思いっきり飛ばすのが好きな人には楽しいコースであろう。私は思いっきり飛ばすと、あらぬところに曲がっていってしまい、ロストボールの山を築くのがオチなので、コツコツと真っ直ぐ前へ前へ進める堅実なゴルフでまわっていく。

 さて、今回は送別される組として、見習いF君も参加。彼はこの職場に来て、工場長の指導のもとでゴルフを始めたのだが、当たればとんでもなく飛ぶゴルフの魅力にはまってしまい、連日仕事が終わったのち練習場で400球は打つという熱中ぶり。マラソン・トライアスロンが趣味というF君は走りこんでいるので下半身が安定しており、身体がよくしなるので、芯に当たれば300ヤード近くを飛ばす。
 コースに出るのが2回目というF君は、1回目はよれよれであったけど、今回は練習を積んできているのでショットが安定している。ドライバーショットはたいていフェアウエイの真ん中をとらえている。
 工場長はF君の上達ぶりに感心するが、こいつ仕事よりもゴルフのほうが上達したんじゃねえのか? …でも教えたのはおれだから、文句は言えんし、などと思ったそう。そして工場長はちっとも練習していないので、スコアが伸びない。F君の前半のスコアは66であり、負けてしまった。ゴルフ歴30年近いのに、2回目の若者に負けるわけにはいかない。後半は懸命に追い上げて抜き去り、なんとか面目を保ったそうだ。でも次回があれば、確実に負けるだろうな。

 私はといえば、ボールを失くしたくないがために、ただただ真っ直ぐを目指して打ったのが良かったみたいで、IN64 OUT66で計130という、今まででのベストスコア。ローカルハンディが50もあるので、5位入賞であった。
 始まるまでは面倒だが、ゴルフはそれなりに歩けるし、身体も使うし、それに頭も使うし、ほどほどに楽しいスポーツだと思う。

 次の職場はあまりゴルフ好きがいないみたいなので、これで当分はゴルフをすることもないであろう。宮崎はコース料金のあまりの安さに、一部の者にはゴルフの聖地のように言われているけど(じっさいにわざわざ宮崎に移住してきて、ゴルフ三昧の日々を送っている人がいる)、その聖地にいながら、上達はしなかったなあ。ま、次の職場も宮崎県内なんだが。

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December 23, 2008

白球は木々を越えていった リージェントゴルフ場(山田町)

 本日は、忘年会ゴルフコンペに参加。
 せっかくの休日、ゴルフが趣味というわけではないのだけど、職場の付き合いというものがあるので仕方ない。(当工房は各部門の交流が少ないため、こういう機会をつくって親睦を深めましょうという趣旨らしい)
 素晴らしい快晴の日であり、寒気も来ていないことから絶好のゴルフ日和であるはずだが、早朝は放射冷却のせいで、地面は凍っている。ゴルフコース全体にうっすらと霜がかかっており、日の光のもとフェアウエイが白く輝くさまは、まさに「冬のゴルフコース」そのもので風情がある。風情があるのはいいとして、寒さのなか、ティーも刺さらぬ環境でゴルフをするのはちと問題あり。

【凍れるコース】
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【高千穂の峰】
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 午前もなかば過ぎからは霜も溶け、小春日和の快適な気温。そして雲一つない快晴のもと、高千穂の峰がすっくりと遠方に立ち、眺望抜群である。その絵になるコースを、コントロール自由にきかぬボールをともかく前に進め、ゲームを続ける。

 結局はOUT76 IN81 計157という素人以前のスコアで終了。10年前に覚えたときが160くらいだった記憶があるから、あきれるほど進歩していない。上手くなるべき努力をまったくゴルフに費やしていないからしょうがないとはいえ、みっともない。

 こういうスコアでは、ゴルフが単なる難行苦行になってなりそうなものであるが、そうでもない。ゴルフの面白いところは、うまく当たれば、素人でも球が抜群に飛ぶように出来ているということで、だから運がよければ、素晴らしいショットを下手でも経験できるkとがあることだ。
 今回も会心のショットが一つあり。
 それはティーショットグラウンドより、フェアウエイの真ん中に高い立ち木のあるロングコースにてのもの。木は正面にあるため、私の技術ではティーショットがまっすぐに飛ぶことはないので、どう打っても当たらないだろうと軽く考え、ドライバーでフルショット。するとボールは木に一直線に向かって飛んでいく。しかも高度がちょうど木を越える高さで、完璧なラインでフェアウエイに着地。
 見事な軌道であった。青空のなか、立ちふさがる木々を高く越え、鮮やかな軌跡を描いて飛んでいった、あの白きボールの姿は今も強く脳裏に残っている。
 いい思い出となった。
 
 思い出つくりのためだけでも、この面倒なゴルフというスポーツは、参加する価値はあるようだ。

【中央の3本の木を越えたのである】
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