タイ料理:Nahm@バンコク
タイといえば当然タイ料理。
当地で評判の高い、タイ料理店「Nahm」でdinner。
基本的にはアラカルト方式だけど、コース料理ふうにもできるということで、前菜、スープ、メインといった感じでオーダー。
猛暑のなかの観光で疲れていたので、シンハビールをまずは頼んでから料理を待つ。
しかし、いつまでたっても料理が出てこない。
まあ、バンコクでは列車の運行もいいかげんだったし、昨日行ったレストランも、「6時集合厳守」とかメールで連絡してきたわりには、6時からは目の前で調理をするばかりで、最初の料理が来たのは6時半であり、タイの時間概念のアバウトさは理解していたけど、このレストラン、1時間たってようやく注文した料理が出てきたのには、やはりため息がでてしまった。
そして1時間待ったのち、ようやく料理が出たら、コース料理の全て、前菜、サラダ、スープ、メイン(タイカレー)が一挙に出てくるという豪快さ。
それぞれの料理は、どれも精度ある完成感あるもので、この店の料理人のレベルの高さを示していたと思う。じっさい美味しかった。
それにしても、いつまでたっても出ない料理、私は途中でイライラしてしまったのだが、周囲の人たちは、のんびりと談笑しながら待っていた。
これがタイ流なんでしょうね。
「郷に入りては郷に従え」という格言。ひさしぶりに思い知った。
海外旅行は異文化を知ることにも醍醐味はあるのだから、それを改めて知られたわけだ。
……そして予定よりも長引いたdinnerののち、空港にドタバタしながら向かったけど、無事に飛行機に間に合ったので、いちおう良き思い出、ということにしておこう。