タイ

May 05, 2018

タイ料理:Nahm@バンコク

 タイといえば当然タイ料理。
 当地で評判の高い、タイ料理店「Nahm」でdinner。

 基本的にはアラカルト方式だけど、コース料理ふうにもできるということで、前菜、スープ、メインといった感じでオーダー。
 猛暑のなかの観光で疲れていたので、シンハビールをまずは頼んでから料理を待つ。
 しかし、いつまでたっても料理が出てこない。
 まあ、バンコクでは列車の運行もいいかげんだったし、昨日行ったレストランも、「6時集合厳守」とかメールで連絡してきたわりには、6時からは目の前で調理をするばかりで、最初の料理が来たのは6時半であり、タイの時間概念のアバウトさは理解していたけど、このレストラン、1時間たってようやく注文した料理が出てきたのには、やはりため息がでてしまった。

【コース料理】
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 そして1時間待ったのち、ようやく料理が出たら、コース料理の全て、前菜、サラダ、スープ、メイン(タイカレー)が一挙に出てくるという豪快さ。

 それぞれの料理は、どれも精度ある完成感あるもので、この店の料理人のレベルの高さを示していたと思う。じっさい美味しかった。

 それにしても、いつまでたっても出ない料理、私は途中でイライラしてしまったのだが、周囲の人たちは、のんびりと談笑しながら待っていた。
 これがタイ流なんでしょうね。
 「郷に入りては郷に従え」という格言。ひさしぶりに思い知った。

 海外旅行は異文化を知ることにも醍醐味はあるのだから、それを改めて知られたわけだ。

 ……そして予定よりも長引いたdinnerののち、空港にドタバタしながら向かったけど、無事に飛行機に間に合ったので、いちおう良き思い出、ということにしておこう。

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バンコク(2) ワット・プラケオ

 バンコク2日目はワット・プラケオへ。
 タイを象徴する写真といえば、まず最初に出て来る黄金の仏舎利塔のあるところである。

【ルムビニー駅】
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 昨日はモノレールを使ったので今回は地下鉄を利用しよう。
 バンコクの交通機関、地上の道路は車・バス・バイク等でいつも混雑しているけど、鉄路はあまり人気がないようで、どこも閑散としていた。
 ちなみに、バンコクは暑いので、人々は暑さに慣れていると思いきや、鉄路の列車内はどこも寒いくらいにキンキンに冷房が効いており、やっぱりこの暑さにはうんざんりしている模様。

【TukTuk (Wikipediaより)】
Tuktuk

 地下鉄は王宮地区まで建築中であり、完成したら相当便利になるだろうけど、現在はその途中まで。最終駅のプアラムポーン駅から王宮までは3kmほど残っている。
 その区間は、タイ名物の3輪タクシーTukTuk(トゥク トゥク)を使ってみることにした。

 TukTukは有名なのだが、調べてみると値段はタクシーよりずっと高いし、しかも値段は交渉性で外国人はふっかけられる、という使い勝手の悪い乗り物なのだけど、一度くらいは話のネタに乗ってみようと思ったのである。

 それで駅前にたむろしているTukTukに交渉すると、「ワット・プラケオは今日は12時から開館なのでまだあいていない。それまでボートで名所巡りをするとよいから、近くの船着き場まで格安で連れて行ってあげるよ」とか言う。ワット・プラケオに定期的に休館日があるのは知っているが、今の世の中Google Mapというものがあり、それで開館か休館は容易に分かり、それによればちゃんと開いている。
 「休館でいいから、ワット・プラケオに連れていってくれ」と私は答えるも、なぜかワット・プラケオには行きたがらない。縄張りでもあるのだろうか?
 これではらちがあかないので、通りの向こうに移動し、そこでTukTukと交渉。いきなりワット・プラケオには500バーツとかふっかけられ、結局200バーツで行くことに。(それでも高いけど、これ以上の交渉が面倒であった)

【TukTuk走行中】
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 それで乗ってみたTukTuk。openだから排気ガスはふきこんでくるし、うるさいし、振動は激しいし、暑いし、どーもこーもならん乗り物であった。もう乗らん。

【ワット・プラケオ前】
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 疲れる乗車を経て、ようやくワット・プラケオ前に。
 しばし歩くと、たむろしているTukTukの運転手から「コンニチワー」と話しかけられ、「ワット・プラケオは12時からしか開いていない。それまでボートで名所巡りをするとよい。船着き場まで20バーツで案内しますよ」と、どこかで聞いたようなことを言ってくる。いや、目の前のワット・プラケオ、観光客がぞろぞろ歩いているんですけど。
 こういうのって、ボート巡りの業者と結託しているんだろうけど、数やってるうちにひっかかる人が出てくるんでしょうねえ。

【仏舎利塔】
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 ワット・プラケオは非常に広く、観るものはあまりに多い。
 いちいち写真で紹介するのも大変なので、代表的なものをいくつか。
 ワット・プラケオで最も存在感ある、黄金に輝く仏舎利塔。

【本堂】
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 タイで最も重要な仏像、エメラルド仏をおさめる本堂。
 仏像に加え、壁画も見事なものであった。

【アンコールワットの模型】
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 世界遺産アンコールワットの模型。19世紀末に造られたものであるが、よく出来ている。損傷の激しい本家より、こちらのほうが「オリジナルに近い」とされている。

【宮殿】
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 王宮にはいくつもの華麗な宮殿。これらは現役の施設であり、軍隊が警備していた。
 建物は、きらびやかで、屋根には角に鋭く立つ装飾があり、寺院と意匠が同じであった。

【チャオプラヤー川】
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 ワット・プラケオ見物のち、バスを使って戻ろうと思ったが、路線図を見ると、いくつも乗り換えをしないといけないみたいで、外国人には難易度高すぎる。
 それでひとまずはフェリーを使って、交通の要所タークシンへ。

 タークシンからはホテルまで道が単純だから、バスは乗り継ぎなしで行けるだろうと思い、いくつかバス停に行くが、どこにも路線図がなくお手上げ状態に。
 暑い中、あまり外も歩きたくないので、ここでバス使用は断念し、結局タクシーを使って戻った。
 バンコクはタクシーはいくらでも走っているし、メータータクシーなら運賃の交渉もいらないし、値段も安いし、空調も利いているしで、交通手段としてはタクシーが第一選択間違いなしではある。
 ただ、タクシーはdoor to doorなので、旅の手段としては少々味気ない。だから基本的には公共交通機関をうまく使って、徒歩を加えるのが一番いいのだろうけど、問題は暑さですな。
 見処多き、魅力満載の観光都市バンコクでは、暑さ対策が常に問題になります。

 というわけでの、今回の結論

 (1)バンコクは暑い。
 (2)TukTukはまったくお勧めできません。

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May 04, 2018

創作系インド料理: Gaggan@バンコク 

 バンコクで一番有名なレストランは、タイ料理店ではなく、インド料理店の「Gaggan」である。
 タイでわざわざインド料理を食わなくとも、とちらりとは思ったが、「バンコクを訪れたならここは是非訪れるべき」という店であるので、やはりバンコクを訪れてみたからには行ってみることにした。

【Gaggan】
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 Gagganはルンビイニー公園から住宅街に入ったところにある。
 周囲は雑多な雰囲気であるが、この店は高級感あるたたずまいである。

【キッチン】
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 予約したのちの、店からの確認のメールには「6時きっかりに来てください。15分以上遅れたら、キャンセルにします」とか書いていたので、時間丁度に訪れたのであるが、コの字型になったカウンターには、6時には全ゲストがそろった。
 タイ人というのは、時間に関してそうとうにアバウトなのに、これはたいしたものだと思ったものの、……じつはゲストは皆外国人なのであった。

 カウンターはオープンキッチンであり、料理の行程が見られる、よいロケーションだ。。
 そして奥にはなぜか「神田明神」の御札が。

 この店は、コース一種類のみであり、25品の料理がずらずらと出て来る方式。
 そのメニューについては、料理の「絵文字」を記したメニュー表があらかじめ置かれている。
 そしてその料理が供されるときに、料理人チーフから料理の説明が、あるのであるが、それがユーモアあふれるものが多く、店内なごやかな雰囲気で、食が進んだ。

【Youguri Explosion】
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 これはガガンのスペシャリテ。風船状のゼラチンン膜を噛んでやぶると、スパイスのきいたヨーグルトが飛び出て来て、口のなかで「爆発」を感じる。

【Lick it up】
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 店内にキッスの名曲「lick it up」が大音量でかかると、この皿が出てきます。
 料理の名前「舐めろ!」の通り、ゲストはこの皿をそのまま舐めて味わう。羊の脳味噌を使った濃厚な味わいの料理。

【Caviar Horseradishegg】
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 卵クッキーの上に大粒のキャビアを載せて、それに山葵を添えたもの。
 キャビアだけでも相当に立派なものだったので、上下別々に食べたい気分であったが、料理チーフがカウンターを回りながら、ゲストにそれぞれsimultaneously!(一口で!)と何度も釘をさして言うものだから、いっぺんに食べました。

【Tom Yum Kung】
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 北海道産の甘エビに薄皮を巻いて、そこにトムヤンクンソースを入れたもの。
 海老が主役のトムヤムクンの変化球技。

【Eggplant cookie】
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 炙った茄子をフリーズドライでカラカラにして粉状にして、クッキーに仕立てたもの。なかは玉葱ペースト。
 とんでもなく手間暇かかった料理である。

【茄子:前後】
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 料理の説明として提示された茄子。
 フリーズドライにする前と後のもの。ここまで水分が抜けます。

【Chiiy bonbon】
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 デザートっぽいが、そうではなく、名前の通りチリソースが入っていて、ぴりりと辛い。

【Keema Pao】
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 点心風料理。山羊を使った肉まん。中華料理と違って、やはりスパイシー。

【Turnip Uni taco】
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 「雲丹のタコス」ということだが、トルティーヤは使わず、そのかわりに薄切り蕪を。
 この下の雲丹の殻には、南瓜と魚と海葡萄。
 雲丹は北海道産のバフンウニだそうだ。

【Chutoro Sushi】
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 「中トロ寿司」とのことだが、寿司とは似て非なるもの。和風スパイスを利かした中トロのマリネに、その下はメレンゲ。味わい、食感、全てはこの店独自のもの。
 私が日本人なので、「本場の中トロ鮨と比べてどうですか」聞かれたけど、「中トロは江戸前鮨にして最も完成度が高くなる素材です。普通の料理人はそこで留まるのですが、それをここまで踏み越える、そのチャレンジ精神に感心しました」と、大人の回答をしておいた。

【Foie Gras Yuzu chewa】
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 フォアグラと柚子のタルト。クリームたっぷり。
 これは手に載せて食べるのだけど、その前に香りつけに、柑橘系のリキッドを手にスプレーされ、より重層的な香りを楽しめる。

【Anago Mole】
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 穴子のチョコーレートモーレ巻き。これを燻して、燻製風。
 メキシコ料理を応用した一品とのことであるが、元のメキシコ料理に知識がないので、よく分からなかった。

【Kintoki carrot Rasam】
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 抹茶椀を使った、金時人参のスープ。とても豊潤な味である。京都からの直輸入であるから、とても高価だとのこと。
 素材が抜群によいのか、あるいは調理法が素晴らしいのが、とにかく絶品であった。

【Pok Vindaloo Blackgarlic momo】
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 一見黒い餃子に見えるが、これはmomoというチベット料理。て、やっぱり餃子なんだけど。

【Prawn Balcho】
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 タンドリーブラウン。このあたりはストレートなインド料理という感じ。

【Edamame Shitake Charcoal】
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 この店のスペシャリテの、枝豆と椎茸のコロッケ。炭まぶし。見た目なんとも印象的な料理である。

【King Crab Curry Rice Patur】
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 キッチンが暗くなり、そしてフャイヤー。
 バナナの皮で炙られた、タラバ蟹のカレーです。これ非常に美味しく、量が少なすぎるのが残念。

【ワイン+日本酒】
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 Gagganには立派なワインリストがあるが、多彩な料理にあわせたペアリングがあるので、それを注文。
 ワイン8種に日本酒1種のラインである。料理2~3品ごとに、グラス一杯をあわせる形であり、日本酒は雲丹と中トロのとき。

 「インド料理」ということであったが、料理は、ベースはスパイスを利かせ、凝った調理法を行った創作的なものばかり。スパイスは和から洋まで様々であり、どれもこれも幅広い範囲に広がっている。
 敢えていうなら後半のいくつかのものはインド料理の傾向が強かったけど、他は和から洋まで扱い、食べていてさながら世界を旅している気分であった。

 どの料理も個性的で、鮮烈で、新鮮である。
 そしてその料理を供される空間が、激しい音楽が鳴り、料理人のパフォーマンスも強烈で、そしてMCも達者であり、まさに食の総合芸術。超一流のGaggan劇場であった。

 こんなにexicitingでentertainingでpleasantな店、私ははじめて経験した。
 いやあ、ほんと面白かった。この店を訪れるためだけでも、バンコクに行く価値がある。まさにアジアの珠玉の名店。


 そして、このメニューから、シェフのガガン氏は、日本料理にずいぶんとインスパイアされていると分かるのだけど、じつはガガン氏は2020年にバンコクの店を閉じて、それから福岡市でフレンチの「Goh」の福山剛氏とともに新たな店を出すそうである。
 となるとバンコクに行かずとも、この素晴らしい料理の体験が福岡市で出来るようになるわけで、「食の都」福岡にさらに食の魅力が増すことになりそうだ。

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バンコク(1) ワット・ポー、ワット・アルン

 バンコクのことをSNSに書くと、「癖になるほどいい国だけど、暑さで萎える」「12月がいいと言われけど、それでも暑かった」「タイならチェンマイがいいですよ」「自転車でまわると面白いです。暑いけど」などとレスポンスをもらった。
 なにはともあれ、バンコクは「暑い」そうだ。

 バンコクの観光名所は、旧市街の一地区にかたまっている。そこはバンコクの一般的ホテル街より6kmくらい離れている。普通に歩いて行ける距離なので、歩いて行くことにした。

【シーロム通り】
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 旧市街にはシーロム通りを一直線に歩けば着くので、まずはシーロム通りへと出る。
 巨大な歩道橋を渡ると、日タイ友好の標識が。おそらく日本の経済援助で建てられた歩道橋と思われる。

【ワット・フアラムポーン】
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 仏教の国、タイにはあらゆるところに寺院がある。そのどれもが派手な外観なので、どれも目立つ。
 ……しかし、歩いていると、ひじょうに暑く、汗が出てたまらない。
 バンコクにはなぜかセブンイレブンが豊富で、冷たい飲料水が容易に手に入るのは幸いであったが、適宜水分補給して歩かないと、熱中症になりそうな厳しい暑さである。

【ワット・ポー】
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 この暑さのなか歩くのもいやになり、途中でタクシーにでも乗ろうとも思ったが、歩いていないとじっくり見られない風景もあるので、とりあえず一度は歩ききることにして、ようやくワット・ポーの前に。

【ワット・ポー】
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 寺院の敷地内に入ると、いくつもの鋭い仏塔が立ち並んでいる。
 日本の仏教文化にはない、エキゾチックな風景。

【ワット・ポー】
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 回廊には、ずらりと黄金色の仏像が並ぶ。表情や、手のしぐさが、やはり日本のものとは異なっている。

【寝釈迦仏】
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 ワット・ポー名物の、巨大寝釈迦仏。この寝姿で、悟りを表しているそうであるが、あまりに大きすぎて全体像がよく分からない。

【ワット・アルン】
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 ワット・ポーをだいたい観たのち、対岸のワット・アルンへ。
 多くの陶器をまとった白く輝く大仏塔は高さ75mという巨大な塔である。

【ワット・アルン】
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 ワット・アルンは細部まで精巧な細工をほどこした、巨大な美術品であり、素晴らしいものであったが、写真で見てのとおり、入道雲まで湧いてくる天気であり、歩いていると暑くて体力が消耗するばかりであった。

 時刻的にはまだ他の名所に行ける余裕があったが、もうこれ以上、この暑さのなかを行動する気にはなれず、空調の利いたホテルに戻ることにした。
 帰りはもちろん歩く気はしない。地図を検討すると、ワット・アルンからはチャオプラヤー川のフェリーでタークシンまで行って、それから駅でモノレールを使うとホテルの近くまで行けるので、そういう交通機関の使いかたで戻った。

 バンコクの、まずはの感想。やっぱり暑い。


Bangkok


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May 03, 2018

タイスキ COCA @バンコク

 GW後半の4連休を利用して、近場のバンコクへと旅行。
 福岡発の直行便は、時間的に使い勝手が悪く、初日はホテルに着いたのが夕方。
 5時間強のフライトはそれなりに疲れるし、そのあたりでさっさと夕食を取って、ビール飲んでホテルで休むことにしよう。

 タイ料理といえば、種類はたいへん多かれど、いちおうは「タイスキ」がガイドブックの最初にあがる名物料理となっている。せっかくタイに来たからには、それを経験してみたい。
 それでタイスキの店を検索してみると、ホテル周囲に何軒があるので、まずは最も有名な老舗店らしい「COCA」へと行くことにした。

【屋台】
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 店までの道は、屋台が多く並び、どれもなかなか食指をそそる料理をつくっている。
 タイとは「信仰」と同時に、「食」の地でもあるのだ。

 そして「COCA」の前へと着いた。
 入ってから、「予約はしてませんけど、空いてる席はあるでしょうか?」と英語で聞くと、「チョット、マッテクダサーイ」と日本語で返ってきた。地元の人も多いけど、日本人もよく使う店のようだ。
 というか、だいたいどこの店の人もそうだったけど、どうして客商売の人たちって、東アジア人の人種を容易に見分けられるのだろう? 私にはチャイニーズもコリアンもジャパニーズも、言葉を発していないかぎり、とても見分けがつかないのだが。

 それはともかく、多くの人でにぎわっている店であったが、席はとれて、目当てのタイスキを頼む。

【タイスキ】
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 「タイスキ」とは「タイ風のすきやき」とのことで、すきやきをタイでアレンジした料理とのことであるが、出てきたものは、日本におけるすきやきの、どのヴァージョンとも異なっている。おそらくはこれを開発したタイ人が「すきやき」と思いこんでいたものが、すきやきとは全く違う別のもの、おそらくは「ちゃんこ鍋」のたぐいであったのだろう。
 ゆえに具材は、だいたい「ちゃんこ系」と同じもの。
 そしてこれらの具材を、慣れた店員のかたが、どんどんと鍋に入れて調理してくれる。

 スープは一種類あるいは二種類から選べ、「トムヤムスープ」と「肉骨系スープ」を選んだ。「トムヤムスープ」はおなじみのトムヤムクンのスープ。とてもスパイシーであり、いかにもタイ料理。肉骨系スープは、けっこうあっさり系。これに辛いタレを加えて味を調節する。

【シンハビール】
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 飲み物は、タイのシンハビール。
 コクはないけどキレはある、あっさりとした味わいのビールである。

 バンコクは熱帯に位置するだけあって、とにかく蒸し暑い国であり、これにスパイシーな料理と、爽やかな味のビールはとてもあい、どちらもその風土から生まれたものだということがよくわかった。

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