日向・門川

October 01, 2017

世界ジュニアサーフィン選手権@日向市お倉ヶ浜

 サーフィンの国際大会が日向市のお倉ヶ浜で9月末から9日間の日程で開かれている。
 宮崎では、日向から日南にかけては、日本有数のサーフィンの名所であって、それ目的に宮崎に移住する人も多いという、波乗りにとっての憧れの地らしい。
 その場で、世界中から人がやってくるビッグイヴェントが開催されたのである。

 マリーンスポーツに興味のない私としては、サーフィンといえば、名画「ビッグウェンズデー」の知識くらいしかないわけだが、(いったい何十年前の映画だよ、という突っ込みはさておき)、プロのトップアスリートの技が間近で生でみられる機会は滅多にないので、行ってみることにした。

【競技風景】
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 サーフィンって、波に乗り、波を飛び、波を切り裂く、波と闘う激しいスポーツなのであった。
 アクロバットな技などなかった「ビッグウェンズデー」のサーフィンとは、相当に違っていた。・・・月日の流れとともに、物事はいろいろと変わるのである。

【競技風景】
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 各国の選手が演技するたび、その国の応援団が旗を振って応援する。
 ブラジル、アルゼンチン等の南米の国が特に乗りが良かった。

 

 サーフィンのルールについては何も知らない私であったが、この競技はルール上、常に選手に指示と経過を伝えねばならないみたいで、ずっとスピーカーで沖の競技者に対して点数とか順番を伝えていたので、競技の流れがわかりやすかった。
 それに選手が繰り出す技の得点については、素晴らしい技が出ると、観衆が歓声を上げるし、それに見ているうちに「これは、いい得点出るな」ということが分かりだし、ルールを知らない者でも存分に楽しめた。

 ただサーフィンって、見ているうちに、結局は乗る波の良し悪しで、そのパフォーマンスも相当に影響されるのも分かり、採点競技としては、少々問題のあるスポーツではないかとの疑問も持ってしまった。
 寄せくる波は、すべてが違う波であり、そのなかにほんの一部ある素晴らしい波をとらえれば、納得の演技ができる可能性が高まるわけだけど、そういう波が制限時間内に来るとも限らぬし、しかも競技は4人一組でするので、せっかく素晴らしい波が来ても、乗れる波には優先順位があるので、個人によって好きな波が自由に選べるというわけではなかったわけだし。

 とはいえ、いい波が来たときのトップアスリート達の演技は、本当に見事なものであった。人間って、鍛えればこんなとんでもないこともできるんだなあ、という感嘆を与えてくれる、最高レベルのスポーツ大会でみられる「人間賛歌」そのものであった。


 日向という地は、全国レベルからすると交通や宿泊の便の悪い、こういう国際大会を開催するには地の利のない地であるが、その問題を克服して、このような大規模な大会を開いてくれて関係者の努力に感謝至極である。
 もちろん、この地で最高のパフォーマンスを演じ、サーフィンの魅力を何万人もの観客に教えてくれた選手たちにも。

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April 05, 2016

日向の桜@日向岬

 4月になって桜が咲きだしたが、天気が雨続きとなり、桜はあっという間に散りそうだ。
 貴重な晴れ間を使って、日向の桜の名所を訪れてみた。

【櫛の山公園】
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 仏舎利塔で有名な櫛の山公園。
 桜の薄ピンクと仏舎利塔の白がいい取り合わせ。

【米の山】
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 続いて米の山に上ってみると、桜は盛りを過ぎて、たくさんの花びらが地に落ちていた。これはこれできれいである。

【米の山斜面】
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 米の山の日向灘への斜面には、桜がずらりと植えられている。
 あまり花のつきは良くなかった。

【馬ヶ背】
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 米の山からは日向一の奇景「馬の背」前へ。
 ここに一本ヤマザクラが咲いていた。

【御鉾ヶ浦公園】
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 馬の背から細島港に下りていったところが、御鉾ヶ浦公園。
 ここにも幾種類もの桜が植えられている。


 日向岬界隈は、一周すると見所が多く、そして春の時期はたくさんの桜も見られる、サイクリングに絶好の場所である。

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April 04, 2015

花見ポタリング@日豊グリ-ンライン

 4月第一週、桜の花の盛りは過ぎ、楽しめるのもここ数日となりそう。
 それで週末の本日、午後から花見会の予定だったのだが、どうやら雨が降りそうだとのことで、中止が決定。
昼から酒飲むぞ~のモードに入っていたので、拍子抜けである。

 それでも空の具合はよくないが、雨は降りそうで降らなそうな状況であり、せっかくの桜、見ないと損なので、近場を自転車で回ってみることにした。

 サイクリングで行くに適した桜の名所といえば、やはり日豊グリーンラインの途中にあるループ公園であろう。グリーンラインは高低の変化に富んでおり、また景色もよい道である。その道を走り、ループ公園へ着。

【ループ公園】
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 ちょっとした高台にあり、日向灘を望め、そしてまわりには桜がたくさん咲いている、たいへん花見をするに気持ちのよいところなのだが、まったく人はいなかった。
 桜はもう盛りを過ぎており、風に花びらが散って行く、桜吹雪が美しかった。

【グリーンライン】
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 グリーンラインの桜並木も花の時期は過ぎ、花びらが絨毯のようになっている。

【鵜毛トンネル】
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 グリーンラインからは日向市街のほうへ抜けた。
 鵜毛トンネルのあたりも桜が多く植えられており、「トンネルを抜けると、そこは桜の花びらの道であった」というふうな風景になっていた。

 日向市街地に下りて、そこから海のほうへ向かえば、仏舎利塔、米の山、とまだまだ桜の名所があるのであるが、雲が厚くなり、いよいよ雨が降りそうな気配になってきたので、そのまま帰宅となった。

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March 07, 2015

梅見ポタリング@三ヶ瀬川沿い県道225号線ルート

 金曜から土曜日にかけて寒波が九州到来ということで、雪が降ることを期待していたけど、寒波は北九州にしか届かず、宮崎は山間部は雨で、平地は曇りという天気。
 九重のライブカメラを見ても雪は積もっていず、土曜は雪山は期待できない。

 それで、久々に自転車に乗ろうと思った。
 というのは、3月15日に佐伯~蒲江間の東九州道の開通に合わせ、そこを自転車で走るイベントがあり、それに参加申し込みをしていたので、そろそろ足慣らしをする必要があったのである。

 天気が微妙ゆえ、いつ雨が降ってもおかしくないので、近場を散策する感じで行こう。
 そうなると、県道225号線を使っての三ヶ瀬川沿いの道は、今は梅がたくさん咲いているだろうから、梅見ポタリングを楽しめるだろうから、そこに行くことにした。

【梅1】
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 225号線は車も少なく、自転車が走りやすい道だ。
 このように、梅も所々咲いている。

【梅2】
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 梅は紅梅、白梅とも植えられており、それらの姿を楽しみながら走っていける。

【梅3】
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 先の写真の白梅は近づくと、満開であることが分かった。
 そして満開がゆえの濃厚な梅の香りが圧倒的。

【県道225号線】
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 道はだんだんと細くなるけど、大丈夫と通行者に知らせるように、ここは県道ですよとの標識が堂々と掲げられている。

【県道225号線】
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 やがて道は離合も困難な、林道になっていく。
 落石中の看板通り、道には石がいくらでも落ちている。
 昼だとたいしたことはないが、見通しのきかない夜とかは絶対に自転車で走りたくない道だ。

【県道225号線】
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 人里離れたところでも、渓流沿いに梅は咲いている。
 それにしても、道にはいくらでも落石があり、だからきちんと看板がある。

【山中峠】
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 この狭い林道を登り詰めたところが山中峠。
 200mほどの高さの峠であるが、山深く、深山幽谷の雰囲気がある。
 この奥山感を用意に味わえるのが、宮崎のいいところである。

【県道225線】
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 山中峠を降りれば、やはり梅がお出迎え。
 梅は人が住んでいるところのほうが、樹は多い。

 このあとは、道の駅東郷に出て、それから国道327号線を走って元に戻った。
 そのルートではあまり梅を見ることはなかった。

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 本日の走行ルート

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December 23, 2014

ミニベロ DAHON Mu Elite インプレッション

 自転車を輪行袋に収納して、それとともに鉄道や飛行機を使って移動し、駅や飛行場を起点として自転車旅行する「輪行」は、自転車の行動範囲をおおいに広げることができる。
 ただし自転車というものは分解収納してもけっこうな大きさがあり、純粋にそれを荷物と考えるなら大荷物であり、その大荷物を運搬する手間が、輪行のモチベーションの妨げになっている。

 そこで輪行のために、容易に運びやすい荷物になれるよう特化したミニベロという種類の自転車があり、来年くらいからは、自転車旅行の幅を広げようと思っていた私は、ミニベロを手にいれることにした。

 どれにしようかと思ったが、ミニベロは、ロードバイクとかとは違ってそんなに種類があるわけではない。
 そしてミニベロの分野では大元みたいなDAHON社で、ロングライドが出来るスポーツタイプのミニベロは「Mu Elite」しかなかったので、選ぶのは簡単ではあった。

【Mu Elite】
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 で、そのMu Eliteを田中サイクルに発注し、12月中旬に到着。
 なかなか恰好よく、そして折りたためば、じつにコンパクトになる。

 ただし到着したはいいけど、この寒さのなか自転車に乗る気はせず、Mu Eliteは3月くらいまでは折りたたんだまま冬眠だなと思っていた。
 しかし12月23日の祝日、見事な好天であり、そして寒くなく、いわゆる自転車日和になっていた。
 これはMu Eliteに乗らなくては!
 というわけで、遠見山にGo.

【国道10号線】
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 海沿いの国道10号線をまずは走る。
 向いに見える鉄塔のある山が遠見山。

【遠見山へ】
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 ここからが遠見山への登り。

【遠見山へ】
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 遠見山の本格的な登りへの入り口。
 ここから15%以上の坂が続く。

【遠見山展望台】
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 300mの高さを登って、ゴール。
 天気もよく、四方の眺めがよろしい。

【土々呂へ】
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 山頂からは土々呂方面へ下って行く。

【太田】
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 海面の高さまで下ったところをゴールとする。
 ここから引き返して、登って行く。

【遠見山】
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 もう一度遠見山へと戻って、それから帰宅。


 さて、Mu Elite。
 乗った感じは、ロードバイクそのものであった。
 はたから見ると、小径タイヤの変な自転車であろうけど、乗ってる自分からはバイクの姿は見えず、踏み込んで進む感触はロードバイク同然だったので、ロードバイク並みの疾走感を味わえた。また自転車との一体感もよいので、100kmくらい走っても、あまり疲れないであろうと思われた。

 あとはこの自転車の特徴のブルホーンとバーコンであるが、ブルホーンは違和感なく握れ、使い勝手はよい。
 問題はバーコンだな。

【バーコン(バーエンドコントローラー)】
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 バーコンは構造上握ってシフトする必要があり、こまめなシフトチェンジがしにくくストレスを感じた。これは指一本で自在にシフトできる手元変換システムのほうがずっとよい。ただ、ミニベロという分野は、ブルホーン+バーコンの単純+軽量化されたスタイルが適しているとは思う。STIだと、あまりに頭でっかちな気もするし。
 しかし、STIのほうが楽なのはわかりきっているし…。
 しばしバーコンを試して、やっぱり気に入らなければSTIに変えてみるか。

 あ、それと小さなミニベロだから、軽いと思っていたら、案外と重かった。
 これは意外であった。

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 DAHON  Mu Elite DAHON社サイト

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August 29, 2014

まずは光源。 @深夜の地震

Quake_4

 夜寝ていたら、突然突き上げるような揺れと、それとほぼ同時に横揺れが来て、当然ながら目が覚めた。
 日向灘は地震の巣みたいなところなので、地震じたいはさほど珍しいものではないが、ここまで激しい地震は初めて経験する。

 2011年の東北大震災以来、我々は地震→津波の思考がルーチン化されており、海沿いに住んでいる者は、激しい揺れのあとは、まずは津波の危険の情報を仕入れねばならない。
 私は枕元の読書灯のスイッチを入れて、それからTVのスイッチを入れ、スマホも見てみた。スマホでは公的な地震の情報よりも、SNSでの「揺れた~!」「怖い!」「これ震度いくつ?」とかの地震実況報告が深夜というのに次々と入り、現代人の「まずはスマホor PC」という行動がよく分かったりした。

 さて、ここで問題になるのが、最初の光源である。
 深夜の地震ゆえ起きたときは当然真っ暗なわけであるが、けれど手元の光源がスムーズに点けば、とりあえずは行動が進む。
 今回私は何も考えずに、反射的に行動して、読書灯が点いたから良かったが、…先の東北大震災では地震と同時に広範囲に停電になって、コンセントを使う器具は全て使えなくなってしまった。
 それゆえ、今度の地震が大震災なみに強烈だったら、読書灯を点けようとしても点かず、暗闇のなか私はパニックに陥っていた可能性もあったのである。

 ただし、じつはその可能性はなかった。
 私は読書灯は、コンセントなくとも電池で点くものを使っていて、たとえ停電してもきちんと点いてくれていたはずだから。

【読書灯 GENTOS LUMITZ LED
Led

 この読書灯は本来はアウトドア用のものである。折りたためばガラケーなみの大きさで持ち運びが便利であり、また光量も適度にあるため、テントや車中泊で使うために通販で購入したものだけど、その機動性よりも光の柔らかさが気に入り、家のなかでも使っている。
 これは普段はコンセントから電源を取っているが、停電になったら回路が電池にほうにつながり自立して光を発するわけであり、今回停電になったとしても十分に役に立ったわけだ。
 私はGENTOS社の回し者ではないが、災害時のことなど考えると、これはけっこう優れものではないかと改めて思い、webに載せた次第。もっとも、GENTOS社のHPを見ると、この製品もう販売は終了になっていた。
 たぶんもっといい商品が開発されたのでしょうな。


 地震のほうは、TVにてすぐに津波の心配もないとの報道が出て、ひと安心できた。
 それでもその後、小規模な地震が何度もあり、日向灘の断層の不安定さを改めて知ると同時に、結局は災害対応体制でずっと起きていることになった。


 ところで先日広島で痛ましい大水害が起き、そこで災害警区域の指定が問題になっていた。
 これに指定されると、災害時に備えて、速やかに対応できて避難できるような準備が義務付られることになるそうだ。それはたいへん良いことと思うけど、ただし日本という国土では、全国土がじつは災害警戒区域だと思う。
 私の住むところは災害警戒区域ではないけど、しかし一歩間違えば、激甚な自然災害を蒙る可能性は常にあるわけで、指定されようがなかろうが、その備えは必要と、あの揺れを感じて強く思った。

 まず、とりあえずは光源の確保から始めましょう。

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January 05, 2014

宇納間地蔵尊@初詣サイクリング

 年末までは冷え込みが厳しかったけど、年が明けてからは温暖な気候となっており、体感的には11月程度である。
 それで初詣を兼ねて、サイクリングすることにした。

 宮崎県北のサイクリストにとって最も使われる道路国道388号線、その折り返し地点としてよく使われる宇納間地蔵尊へと行くことにする。

【宇納間地蔵尊山門前】
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 サイクリングではこの山門前が終点なのであるが、今回は初詣が目的なので、自転車を止めて、この長い階段を登って行く。

【宇納間地蔵尊】
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 宇納間地蔵尊は、鉄城山山頂にあり、ここまで365段の階段を登る必要がある。
 自転車で来たゆえSPDシューズで登ったので、石段にカツカツと金具が当たる音がして、この静かな空間に余分なものを持ちこんでいるようで、他の参拝客に少々心苦しい思いになる。

【展望所】
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 山頂の地蔵尊は木が生い茂っているので眺めはよくない。少々下った展望所からは、北郷の街を見下ろすことができる。こじんまりした、山間の街である。

【和田峠】
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 宇納間地蔵尊からは和田峠を越えるコースが気持ちよい。車も少なく、道も広々している。ここを経由して国道327号線を走り、東郷から山中峠を越えるか、塩見から広域農道を使うかすれば、登高距離もかせげて、いい練習コースとなる。

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January 04, 2014

地鶏:焼肉さかえ@宮崎県門川町

 雪の大崩山、中ワク塚までの往復なので、さほど疲れるはずはないのだが、予想外に雪が重く、進む足一歩一歩が負担が重く、下山した頃には今までにない疲れをずっしり感じた。
 車に乗って、いったん「美人の湯」に寄り、支配人に大崩山の現況などを報告し、それから温泉に入り筋肉の凝りをほぐす。

 こう疲労のたまった身には、元気のつける食事をして、体力を回復せねばならない。

 それで、門川町の名物店「焼肉さかえ」で、良質の蛋白質の補給と、それに生ビールで水分の補給をしに行った。

 ここで、少し宮崎の地鶏の説明を。
 宮崎名物といえば東国原知事のときに話題にもなった「地鶏の炭火焼」であるが、宮崎で地鶏といえば普通は卵を産まなくなった親鳥のことを指す。すなわち一般的に用いられる、名古屋コーチンとか比内鶏のような、特殊な育て方をした「地鶏」ではない。
 もちろん親鳥もしっかりした食材であり、特にそのコリコリした歯ごたえは魅力的である。宮崎では、この親鳥に、旨みと香りを添加すべく、ラードなど油をかけながら盛大に炭火で焼くことにより独自の料理に昇華させている。
 これはこれで立派な郷土料理だ。

 ただし、鶏の飼育に技術を蓄積した宮崎には、当然本格的な地鶏も飼育されていて、たとえば「地鶏頭(じとっこ)」は、全国的なブランド鶏である。この地鶏頭以外にも、美味しい地鶏はいろいろとあり、その一つに門川町の「天下鶏」がある。

【天下鶏】
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 「焼肉さかえ」は「天下鶏」が名物であるが、この天下鶏は「さかえ」が自分たちで育てた地鶏なのである。すなわち、飼育、製造工程、料理まで全て関わっているという、本格的な地鶏料理店なのである。

【地鶏焼き】
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 この店、地鶏が名物といっても、焼肉店だけあって、牛、豚等も当然出る。それらは、評価が高く、それを目的に来る客も多い。
 そういった肉やホルモンは、客各自が自分らの好みで焼くことになるが、この店が育てた「天下鶏」は、店の料理人が自ら、いい具合に焼いてくれる。

【地鶏焼き】
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 そうしてほどよい加減に焼けた地鶏。
 いわゆる宮崎の地鶏の炭火焼と違って、焦げさせるようなことはしない。
 刺身でも食べられる鮮度ゆえ、半生くらいが最も美味しく食べられる。

 宮崎に来たなら、個性豊かな「地鶏の炭火焼」もいいと思うけど、こういうじっくりと育て、旨みの凝集した、それこそ宮崎の自然の豊かさを感じるような地鶏焼きも是非体験してもらいたいものだ。

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 「焼肉さかえ」のHP

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January 03, 2014

日向市界隈三社参り

 正月なので初詣、三社参りに行こう。
 昨年は延岡で三社参り(春日神社、今宮八幡宮、小山神社)をしたので、本年は日向市界隈を自転車で回ることにする。

 三社を選ぶとすると、大御神社、門川神社は当然として、あと一社は、日向の祭りで全国的知名度を誇る「ひょっとこ踊り」の五十猛神社であろうと思い、それらおよびその周囲の神社を参拝することにした。

【尾末神社】
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 門川漁港のすぐ横にある、尾末神社。
 菅原道真公を祀る神社である。
 豊漁祈願のため、秋の祭りにはだんじりが町内を活気よく練り歩く。

【門川神社】
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 門川町の小高い丘に建つ、鎮守の神社。
 この神社から門川湾と門川町を見渡すことができる。

【中山神社】
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 中山神社は、全国の数多くある大国主命を祀った神社。出雲大社の関連神社である。年末に出雲大社を参拝したので、その流れでこの神社も初詣。

【五十猛神社】
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 五十猛神は、船と樹木の神であり、林業を盛んとするところによく祀られている。
 日向も、ちょうどそういう土地である。
 日向の五十猛神社は例大祭の「ひょっとこ踊り」で有名。このユーモラスな踊りで、厄を払うという、楽しい祭りである。

【大御神社】
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 日向のお伊勢さん、大御神社。
 神武天皇東征のさいはこの地を出発したわけで、歴史的にたいへん由緒ある神社であり、境内には「さざれ石」というのもある。
 県北の初詣は、どの神社も閑散としていが、この神社のみは賑わっていた。

【鵜戸神社】
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 大御神社の境内社である鵜戸神社も参拝。
 潮で穿たれた巨大な洞窟のなかに社がある。
 この洞窟を中から海のほうを眺めると、洞窟の入り口が昇り竜に見えるとのことで、たしかにそう見えぬこともなかった。

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October 16, 2013

秋の虹

 超大型の台風26号は九州から遥か遠くを通っていたはずだが、さすがに超大型だけあって、風はこの地へも吹き付け、強い風が夜通し吹き荒れていた。
 朝を迎えると、肌寒いほどの涼しさであり、空気も澄んでいて、この台風が過ぎ去るとともに、季節は完全に秋になったようである。

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 外には、朝日の光を受けて、大きな虹がかかっている。
 これほど大きく、美しい虹はひさしぶりに見た。

 気持ちよい朝の空気のなか、虹を眺めながら自転車でまわりを散策することにした。

【遠見山林道】
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 虹を見るため、見晴らしの良いところに行ってみよう。
 このあたりで、最も小高いところの遠見山を目指す。
 遠見山への道は、昨夜の風で、樹々の葉や枝が散乱していた。

【遠見山山頂から】
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 遠見山は標高308m。
 ここからは、さえぎるものない、広々とした風景を楽しむことが出来る。
 眼下には門川湾と門川町が見える。
 それをまたいで、天空に大きな虹が立っている。

【虹】
Arc_en_ciel

 この虹はあまりに大きすぎたので、二枚写真をつなげて、パノラマで全体像を。
 南は門川町から、北は延岡市から立ち上がって、大きな孤を描いている。

 台風26号の、この地への巨大な置き土産であった。


【Résumé(まとめ)】
 Le 26e typhon typhon a accompagné de vents forts à Kyushu. Un vent trés fort soufflait tout la nuit.   Quand matinée a venu, le typhon avait quitté. L'air est clair, la température est fraîche. En passant ce typhoon , la saison semblait changer au automne complètement.
 Quand j’ai sorti dehort, grand arc en ciel est apparu.
 En regardant le ciel, j'ai couru en vélo.
 Je suis allé à la montagne appelé Tomiyama. Il a 308m altitude, j'ai pu voir les vastes vues.
 Arc en ciel si trés grand, il était beau.
 C'était un gros souvenir du 26e typhon.

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