自転車旅行

January 28, 2012

広島編(1)倉敷→鞆の浦 58.6km

【国道2号線】
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 倉敷市からは靹の浦を目指し、国道2号線を走っているのだが、朝からずっと福山雅治の曲「Hello」が頭のなかでエンドレスに鳴っている。
 もちろん道路にずっとある「福山」の標識のせいなんだが、この景気のよい音楽が妙にペダルを回すリズムとあっており、余計にスピードが出てしまう。
 まあ、福山を抜けるまでの辛抱か。

【参考:Hello】

【鞆の浦港】
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 靹の浦港に到着。
 鞆の浦は、瀬戸内海の海の交通の要所であり、万葉集の昔から歌に詠まれるほどの重要な港であり、この一帯は古くから栄えていた港町である。
 たしかに江戸時代からの建物が、港の周りには多く、風情ある景色をつくっている。

【鞆の浦 常夜燈】
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 これは鞆の浦港のシンボルである、常夜燈。
 建てられたのは安政六年という、由緒あるものである。

【鞆の浦港】
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 鞆町には、小高いところに歴史民俗資料館があり、ここは資料が豊富であり、鞆の浦の歴史がよく分かる。
 そして、ここからは鞆の浦港を一望することができる。

【ささやき橋】
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 歴史ふるき町靹の浦には、いくつも名所があり、その一つがこの「ささやき橋」。
 神話時代の恋人の会瀬に由来する、由緒ある橋なんだが、…なんとも小さな橋である。
 全長にして、せいぜい1mくらい。
 「こりゃ、ささやき橋じゃなくて、ささやか橋だな」と、観光客が橋を見て言ったが、うまいこと言うと思った。

【鴎風亭】
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 本日は靹の浦のホテル「鴎風亭」に宿泊。
 高級感ただよう居心地のよい部屋である。瀬戸内海を眺めながら、のんびりと過ごす。

【夕食】
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 夕食はホテルのレストランにて。
 メニューは創作系の会席で、かなり洋のテイストの入ったものであった。
 二食付きで一泊35000円という宿泊料だったので、料理の値段はどんなに頑張っても5000円クラスと思い、料理にはあんまり期待していなかったが、技を多彩に使い、飽きない料理がずっと出てきた。
 部屋や接客のレベルも高く、CPはたいへん良いと思われ、予約の難しい人気ホテルという理由もよく分かった。

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January 27, 2012

岡山編(6) 鷲羽山→倉敷市 33.8km

【ぶっかけうどん】
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 「うどん県」香川から瀬戸内海を渡って岡山に来ると、名物のうどんは讃岐うどんから他のものに変わる。
ホテルに貼ってあった案内をみると、倉敷名物「ぶっかけうどん」だそうだ。
 所変われば名物も変わる。それはそれでよいのだが、値段がなんと600円!
 香川で一玉100円の世界にすっかりなれていたので、海を渡ると、こんなに値段が違うことに驚いてしまう。香川でこんな値段でうどんが出されるようになったら、動乱が起きますぜ、まじに。

【鷲羽スカイライン】
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 鷲羽山からは、岡山の観光名所倉敷市へと向かう。
 海沿いに行くとあんまり面白くなさそうなので、山越えのスカイラインを選択したが、これがけっこうハードな道であり、かなりの高さを登ることになった。
 おかげで眺めはいい道であった。

【倉敷市へ】
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 スカイラインを通り、山を下って平坦な道を通り、倉敷市へと向かう。

【倉敷市】
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 倉敷市は町並みの保存が素晴らしく、街全体として保存していることは素晴らしい。
 他の観光地だと、眺めよい街並みは、通りに面したところだけということが多いが、倉敷は小さな路に入って行っても、古き家々が残っている。

【倉敷市】
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 倉敷市は、その町並みが美しい。
 しかしながら、その美しさゆえ、観光客がたくさんいるため、やや情緒不足ではある。
 けれども、その風情ある町の面積が広いので、ひょいと小さな通りに入ったとき、エアポケットにはまったように、人訪れること少なき静かな通りを見たりもする。
 この白い漆喰の蔵の並ぶ通りは、ユトリロの絵のようでもある

【菊寿司】
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 夕食は、宿近くにあった「菊寿司」という寿司店にて。
 岡山名物といえば、ママカリであろうが、これを肴に一杯かたむける。

【シャコの握り】
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 この店の名物寿司はシャコの握りとのことでそれを頼んでみる。
 そして出て来たものは、生シャコの握りであった。しかも頭つきである。
 たぶんこの店でしか出ないようなspecial menuであった。
 …シャコは普通に茹でたほうが美味いとは思うのだが、しかしやはり地方の寿司店では、地方の食材と地方の手技を組み合わせた鮨を食ってみたいものであり、その意味ではこの鮨は頼んで正解であったと思う。

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January 26, 2012

岡山編(5) 丸亀→高松→鷲羽 59.4km

【国道11号線】
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 本日はほぼ一周した四国を脱出する日である。
 丸亀からは高松港まで瀬戸内海に沿って国道11号線を走った。四国では、香川県に入ると、うどん店が一挙に増える。そして国道11号線は幹線道路であるため、この道路に並ぶ店はドライブインなみに大箱で、だから看板も大きい。
 国道走ると、「うどん」「うどん」「うどん」「うどん」…いつまで行っても「うどん」の看板ばかりであり、さすが「うどん県」と感心してしまう。

 そのうち、ちょっと変わったうどん店の看板を見つけた。
 「ふとん」、である。
 ふとん? うどんでなく? …あ、そうか、太いうどんの店なのか、とか思い、やがてその店の横を通り過ぎたのだが、そこで「寝具」の品名が店の壁に書いているのを見て、「あ、ふとんって、ふとんのことなんだあ」と何だかわけの分らん感想をもってしまった。あまりにうどん店ばかりだと、文字の感覚がおかしくなってしまう。

【竹清のうどん】
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 高松港に行く前に、栗林公園近くのうどん店二軒に行ってみた。
 四国に上陸したとき、最初に讃岐うどん店をいくつか訪れたが、この二軒「竹清」と「さか枝」とで、香川では計9軒まわることが出来た。
 つるつる、もちもちの、歯ごたえある代表的讃岐うどんである。

【さか枝】
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 竹清と並び、有名うどん店の「さか枝」。
 このように平日でも、昼飯時には行列ができるのが、香川の讃岐うどん店の特徴である。ただし、店の回転が速いので、どんどんと客がはけていくのもまた、こういった店の特徴でもある。

 ところで、香川は讃岐うどんの本場であり、多くの観光客もそれを目的に訪れるわけだが、香川の讃岐うどんそのものに関しては、香川の独壇場というものでもない。今は、他県でも1、2軒は本格的な讃岐うどん店があり、うどんの味や質に関しては、それらの店は十分追い付いていると思う。
 しかし、他県の讃岐うどんと香川のそれが、圧倒的に違うのは値段である。
 他県と香川では倍どころか三倍以上も値段が違う。なにしろ、香川ではうどん一杯が100円程度だからだ。
 それでどうやって利益を出しているかといえば、独自のセルフ方式による人件費節約、トッピングでの利益、および薄利多売、等によるものだろうけど、ここまでCPが良いなら県民食になるのも当然といえる。

【高松港】
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 昼食で、しっかり本場の讃岐うどんを食ったのち、高松港に到着。
 ここからフェリーに乗って、岡山宇野港へと出発である。
 私は四国を時計回りにほぼ一周したわけだが、自転車で走ると、四国が一つの大きな山であることがよく分かった。
 そして四国は全体的に景色の変化に富んでいて、またお遍路さんのおかげで道の整備もよくされており、自転車での旅に向いたところであった。
 次回訪れるときは、ツーリングバイクでなく、ロードバイクで走ってみたいものだ。

【児島へ】
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 四国フェリーで、小雨のなか岡山県の児島へと。
 この児島は瀬戸大橋を介して、ほぼ丸亀市の正面にある。
 今朝丸亀市を出発したわけだから、高松を経由したことで、ルートラボの地図をみてもよく分かるように相当大回りしたことになる。
 それというのも、瀬戸大橋、鳴門大橋のせいで、香川県から岡山県に渡るフェリーが高松港→児島港にしかなくなったしまったため、こういう大回りをせねばならなくなったわけである。
 以前は四国中国間には数多くのフェリーが就航していたのだが、本州四国連絡橋のせいで、自転車乗りにとってはずいぶんと不便になってしまった。
 そして、自転車のことを抜きにしても、この連絡橋が地元民を本当に便利にしているのかどうか、けっこう疑問に感じるところがある。

【鷲羽山から】
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 児島からは鷲羽山に登ってみた。
 ここは瀬戸大橋の絶好のビューポイントである。瀬戸大橋は、優美さと機能美をあわせ持つ、橋の傑作である。 日本の技術の高さを象徴する建造物であろう。

 …しかし、交通量少なすぎ。
 この橋の造った手間と費用を考えると、哀しくなるほどに少ない交通量である。

【ホテルから】
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 本日は、その鷲羽山のふもとにあるホテルで一泊。
 建築物としては比類なき、瀬戸大橋を眺めながらくつろぐことにしよう。

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January 25, 2012

香川編(4) 新居浜市→四国中央市→丸亀市 77.0km

【朝食】
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 リーガロイヤルで、バイキング形式で優雅な朝食を。
 …って、あんまり写真では優雅には見えないが、シティホテルの朝食らしい良質なベーコン、ハムに、それにパンであり、美味なり。

【新居浜市】
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 ホテルから眺める新居浜市の風景。
 四国有数の工業都市である新居浜市は、工場群の高い煙突から威勢よく煙が立ち上っている。

【国道13号線】
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 新居浜市からは東に向かい、瀬戸内海に沿っての走行。
 愛媛の東部は山が海まで迫っている地形であり、いくつも坂を越えてのきつい道である。
 そしていちばんの大物の坂を越えると、そこからは四国中央市だ。

【四国中央市】
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 峠から、四国中央市を一望できる。
 「中央」という名前がつくだけあって、ここはほぼ四国の中央地点。そうなると、瀬戸内海も奥のほうである。それゆえ海の色も、今治までのマリンブルーと異なる、グリーンがかった色になる。
 栄養分が多そうな海であり、魚もたくさん獲れそうだ。

【国道11号線】
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 四国中央市を越えると、また道は海にせまった山を縫うような形になり、そこを走って行く。そうして、小さめの峠を越えると讃岐平野が広がり、本日の目的地丸亀市である。

【讃岐富士】
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 島一つが巨大な山となっているような四国で、唯一の広大な平地が讃岐平野。
 だから四国で香川県だけが、妙に平っぺたい印象を受ける。
 この讃岐平野に、ヘソのようにでんと据えられているのが讃岐富士(飯野山)。円錐型の形のいい山である。

【丸亀城】
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 地方都市の名所には、必ずといって「城」あるいは「城跡」というものがあり、私もこの旅行でけっこうな数を訪れた。それらは特殊なもの以外はどれも同じような形で、さすがにもう飽きてきた。丸亀城も、まあ普通の城である。

【城壁から】
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 さきほど、城にはもう飽きたと書いたが、そこからの眺めは別である。
 城は、その地方で一番偉い人が住んでいただけあって、抜群のロケーションに建てられるのが原則なので、眺めは良いことが多い。
 そして、丸亀城の眺めは、それらのものなかでもトップクラスに良いと思う。
 海沿いの平地の高台にあるため360度の広大な眺めが楽しめる。瀬戸内海、瀬戸大橋、讃岐富士、讃岐平野、四国山地、などなどがぐるりと一望できる。
 丸亀市に来たら、この城は必ず訪れるべき。

【丸亀市商店街】
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 本日宿泊の丸亀市での風景。
 駅前商店街はいずこも過疎化が問題になっているが、丸亀市の丸亀駅前の商店街はまたすさまじい寂れ方であった。
 午後7時半の時点で開いている店が理髪店一軒のみ。商店街の通りは、本格的シャッター通りとなっている。

 丸亀市といえば高松市と並ぶ香川の雄である。それがこんな有り様とは…
 (高松の商店街はそこそこ栄えていたけど)

 地元の人の話によれば、丸亀市の商店街は元々寂れていたけど、近郊に大型商業施設ができて、それが決定打になってしまい、ここまで閑散としてしまったとのこと。
 イオン、ゆめタウン等々、全国津々浦々で生じている現象ではあるが、ここまで極端なものは初めて見た。

【骨付鶏@一鶴】
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 丸亀市は香川県にあり、高松市の近くであることから、讃岐うどんが名物と思われるだろうけど、「骨付鶏」が第一の名物。全国へ広めるべく、町起こしの材料ともなっている。
 その骨付鶏、名前は聞けど、食べたことがないので地元の老舗店「一鶴」に行ってみた。
 そして出て来た骨付鶏。これって、要するに骨付きの鶏腿肉で、それ自体は珍しいものでもないのだが、過剰に味付けを行い、独自の鶏料理になっている。人によっては、塩ょっぱすぎる、ニンニクの香りが邪魔だ、とか思う人もいるかもしれないが、このジャンキーなテイストとパリっと焼いた腿肉は、ビールのツマミとしてはたいへんよく合っている。それで、ビールをぐいぐいと飲みながら、丸亀名物を堪能するのであった。

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愛媛編(4) 松山市→今治市→新居浜市 85.8km

【松山市】
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 松山市、ホテルの高いところで朝食。
 近頃、外は寒さを増していき、とくに朝の冷え込みは厳しく、自転車で走るのが億劫になる。自転車にとって寒さは大敵なのである。
 そして、地球温暖化がいわれているのに、本年度は記録的に寒い冬となり、自転車旅行の身としてはついていなかった。

【海岸線】
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 松山市からはいったん海岸線に出て、それからはずっと海に沿っての走行。
 この季節、風は西から吹くのであり、ひさしぶりに追い風のなかの走行であり楽であった。

【海岸風景】
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 今治市に出て、大井浜では洋上に変な形の巨大な建造物が浮かんでいた。沖に小さく見えているのがそれである。すぐ近くに新來島ドックがあるから、そこでの建造中の巨大船というのが正解なんだろうけど、なんでドックの中でなく洋上で造っているのであろう? 不思議だ。

 今治市からはしまなみ海道を使えば、自転車で本州の尾道に抜けることができる。しまなみ海道は自転車乗りにとっても人気の道なので、そこを通りたくもあるが、四国一周にはまだ200kmほど残っているので、今治市は通りぬけることにして、さらに東へと向かう。

【リーガロイヤルホテル】
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 午後からはついに小雪が舞いだした。とりあえず、今日は新居浜市に宿を取ることにする。宿を検索すると「リーガロイヤル」がある。このホテルって、政令都市クラスのところくらいでしか見ないホテルなので、「何故新居浜にリーガロイヤルが?」と不思議に思い、本物かどうか実際に見てみようとネット予約。
 着いてみれば、「なんちゃってリーガロイヤル」でなく、本物のリーガロイヤルであった。

 ここでサプライズ。
 予約は当然シングルなのであったが、ネットの手違いでじつは既にシングルは満室だったそうだ。ところが、空きのある部屋がスゥイートしかなく、私にスゥイートが用意されていた。これに関しては私の落ち度でないため、料金はシングルのまま。
 をいをい、という感じだが一応得をしたわけだ。しかし独り身には無駄に広い。バス・トイレも笑ってしまうくらいゴージャスである。

 ちなみに、「何故新居浜市にリーガロイヤルが?」の解答だが、サービスの人もよく聞かれるそうだ。
 答えとしては、まず第一に、新居浜はみなが思っているほど田舎ではなく、けっこう栄えている都市であること。そして第二は、新居浜市は大企業住友の城下町なのであり、リーガロイヤルは住友の関連企業なので、それゆえここに建てられたとのこと。

【ファミレスにて】
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 ホテルのスウィートは冷蔵庫のなかのものはアルコール類を含め、全て飲み放題となっていた。
 これはルームサービス頼んで、ビールを全部飲んでみるのも手だが、私はそれほど図々しくもないので、ホテル近くのファミレスへと夕食に行った。
 ビールのツマミにオニオンフライを頼んだが、…やっぱり、一人には多すぎるなあ。一人身にはファミレスは使いにくい。

【外の風景】
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 夜になっても雪は降り続く。
 電飾で輝く樹々と白い雪は、いい取り合わせで、きれいなのであるが、寒いのには困る。この寒波が一過性のもので、今年は暖冬だったらいいのになあと思ったけど、結局今年は記録的な寒い冬となり、この後寒さは増す一方となったのであった。

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January 24, 2012

愛媛編(3) 八幡浜市→松山市 69.3km

 四国は暖かいところと勝手に思っていたが、1月になり寒い日が続いており、今朝から小雪が降っている。
 雪の降るなかを自転車で走るのは辛いのだが、走らねば進まない。きっちりと防寒対策をして出発。

【八幡浜市】
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 八幡浜市は天然の良港であり、周囲を山に囲まれた地形になっているので、ここを出るためには山を越えねばならない。
 ただし、四国は北と南では地形が異なっており、愛媛~香川は高知と比べて地形がなだらかなので、山越えもそんなに厳しくはない。

【山越えの道】
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 八幡浜市からは378号線を道なりに走行。
 愛媛ではこのような海沿いの斜面のところは蜜柑畑となっているのが約束事である。

【トトロ】
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 走行中、海岸線で見かけた微笑ましいオブジェ。
 地元の小学生がつくってみたものらしく、造りは雑なところがあるが、それがかえっていい味を出している。
 ディズニーとかは著作権にやたらうるさいようだが、ジブリはそういうものには鷹揚なようで、ジブリキャラクター、なかんづくトトロは全国各地、いろんなところに出没している。

【378号線】
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 山を越えれば、378号線は基本的にはフラットルート。
 この区間では風は南西から吹いていて追い風である。たいへん楽をさせてもらった。

【ふたみシーサイト公園】
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 走行中、海岸の見晴らしのよい公園があったので、ここで休憩。
 園内には小さなモアイ像もある。
 観光地でよく見かけるモアイ像の群は普通はみんな同じ方向を見て並んでいるけど、ここのは各々が微妙に向きを変えており、妙な不均衡さがあって面白い。

【松山市】
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 海沿いのフラットな道を走り、松山市の手前で小さな山を越えて、松山市へ到着。
 小高い丘に松山城が見える。
 松山市といえば道後温泉であるが、寒い中行って帰るのも面倒くさく、そしてホテル内の大浴場は奥道後温泉の湯を引いているとのことで、ここで温泉を楽しみ、冷え切った身体をあたためた。

 松山市での夕食は、「寿司すみもと」にした。
 この自転車旅行は、「全国有名寿司店食べ歩き(走り)」というテーマもあり、各県訪れるたびに有名どころは大体探訪したのだが、四国では全国レベルで名の知れた寿司店って「すみもと」くらいしかなく、今回が四国に来て初めてそのテーマの実行となる。

【寿司 すみもと】
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 店主は東京で鮨の修行をして、そしてツマミ系統は大坂で修行して、腕をみがいた。
 そして、地元で美味い寿司屋をやるぞとの意気込みで帰ってきた職人。
 ツマミ、寿司とも微妙なツッコミどころはあるのだが、そのへんについて聞いてみると(6時から7時半までは貸し切り状態だったもので)、それぞれに独自の工夫があることを知り、なかなか面白かった。
 私が現在自転車で全国の寿司店を巡っている途中で、どこそこの寿司店に寄りましたとかの話をすると、あそこの店主は私の兄弟子だったのですがどうでしたかとかの突っ込みもあり、この世界は狭いなあと改めて実感。

 食事の内容は、ツマミは、太刀魚南蛮漬け、蒸し鮑、鮑肝、子持ち昆布、造り(鯛、平目、鯵)。握りは平目こぶ締め、鯛、コハダ、赤身ヅケ、中トロ、大トロ、車海老、鯖こぶ締め、ウニ、椎茸(名物)、煮ハマ、キスこぶ締め、穴子、厚焼き卵、赤貝とかんぴょう巻きで〆。
 ひさしぶりに真っ当で本格的な鮨を食べられ、満足いたしました。

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January 23, 2012

愛媛編(2) 宇和島→八幡浜 52.3km

 宇和島は旧城下町。いちばん見晴らしのよい所に宇和島城があるので、行ってみた。

【宇和島城】
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 宇和島藩は7万石の中程度の藩であったが、幕末に伊達宗城という名君が現われ藩政を執ったため、幕末において重要な役割を果たしている。宇和島藩は幕末の時点で近代化を独自に進め、蒸気船をも自力で造っているのだからたいしたものである。
 こんな小さな城の藩が、そこまでの技術力を持っていたというところに、今に伝わる日本の技術力の底力を感じる。

【天守閣から】
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 日本全国、城の数は多かれど、明治維新のときの廃城令により多くの城が廃され、江戸時代のものがそのまま残っている城は珍しい。
 宇和島城は、その残ったものの一つで、重要文化財である。
 高台にある城で眺めは良く、宇和島市を一望できるが、…吹きっさらしなので寒い寒い。

【ほづみ亭】
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 宇和島に来たら、「ほづみ亭」で鯛飯は食うべきであるとのadviceをFace Bookで受けていたので、昼食は「ほづみ亭」で取ることにした。

【鯛飯】
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 宇和島の郷土料理店「ほづみ亭」の名物は、郷土食の「鯛飯」である。
 鯛飯というものは、普通は鯛の炊き込み御飯のことなんだろうけど、宇和島では海鮮丼のようなものになる。
 写真の通り、鯛の刺身がヅケ汁に入っており、それに卵をかき混ぜて、熱々の御飯にかけて食べるというもの。
 新鮮な鯛のツルツルした滑らかな食感がよろしい。いい鯛がふんだんに手に入る宇和島ならではの美味しい名物料理であった。

【国道56号線】
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 宇和島からは八幡浜を目指し、国道56号線を道なりに走り、途中で376号線に入り海岸線沿いに走った。

【国道378号線】
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 国内有数の蜜柑の産地である愛媛では、当然蜜柑が大規模に栽培されている。
 蜜柑は潮風を受けたほうが品質が良くなるため、海岸線に出ると、蜜柑畑ばかりとなる。

【県道45号宇和島名浜線】
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 このまま海岸線沿いに走行するつもりであったが、この道路は非常にくねくねしており、予想以上に距離がありそうである。この道を使うと、八幡浜に着く頃には日が暮れる可能性があったため、山を一つ越えてのショートコースカットに変更した。

 その山越えの部分が県道45号宇和名浜線なのであるが、…この道路、巨大な蜜柑畑の一部のような道路で、蜜柑畑を支える城壁のような形になっていた。

 蜜柑は潮風をたっぷり浴びて育ったものが高品質となるため、どういうところが最も栽培に適しているかというと、海に面した急斜面となる。そういうところでは、一本一本にきちんと潮風が当たるため、蜜柑の糖度が増すのだ。
 ただ、それには段々形式に強固に整備された急斜面を構築する必要があり、その構築物の一部として高い基礎を持つ道路が九十九折りに走り、蜜柑畑のなかに「万里の長城」とでもいうべき、威風堂々たる姿になっている。

 写真では、その本質的な姿をまったく伝えられていないが、これは是非とも実物を見るべき光景。
今回の自転車旅行で、じつはこの「蜜柑畑の万里の長城」が、日本全国中最も私に印象深かった光景である。

【八幡浜市】
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 300mほどの高さを登り、それからはだんだんと下って行くようなルートで、八幡浜市に到着。八幡浜市は、四国で一番の水産物の水揚げを誇る漁業の町である。

【ちゃんぽん@ロンドン】
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 八幡浜市の食の名物はなにかといえば、チャンポンである。八幡浜市はチャンポンの町としてよく宣伝されており、ホテルのフロントにも、町なかに数多くあるチャンポン店の案内図があった。
 それらのなかで一番の有名店であり、老舗店でもある「ロンドン」に行って、チャンポンを食べてみた。(ロンドンって、チャンポン専門店かと思っていたら、定食屋であったのは意外であったけど)
 そのチャンポン、八幡浜市は漁業の町なので、海鮮物たっぷりのチャンポンを予想していたら、豚肉と野菜たっぷりのチャンポンであった。出汁はあっさりした鶏ガラ出汁であり、大量の野菜とあいまい、優しい感じの料理であった。これもチャンポンで有名な長崎市のチャンポンとは、またずいぶんと違うものであった。

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January 22, 2012

愛媛編(1)竜串→宿毛→宇和島  101.2km

 竜串からはしばらくは海岸線に沿っての走行。
 地形が入り組んでいて、アップダウンもけっこうあり、体力を要するルートが続く。

【叶岬】
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 走るうち、形のよい岬が見えてきた。
 これが足摺岬に続く、岬の名所の叶岬である。
 ここからは海岸線を離れ内陸部に入るが、高知特有の地形で内陸部はすぐ山なので、やはり険しい道が続く。
 宿毛あたりでようやく道は平坦になるが、宿毛からまた海岸線に道は入り、ここもまたアップダウンが激しい。

【スルメ】
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 その厳しい海岸線には、このようなスルメの大群がいくつもあり、心を和ませてはくれる。
 こういう潮風に干されたスルメは、さぞ美味しいであろうな。

【県境】
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 国道56号線を走るうち、ようやく県境に達した。
 このトンネルの向こうは愛媛である。
 これでようやく高知県から出ることになる。高知県は大きかったなあ。四国は香川・徳島・高知と走ってきたが、高知は別格に大きかった。四国の半分は高知が占めていると思うくらい。
 じっさい、四国って県のバランスがどうもおかしい。

 愛媛をずっと走り、本日の宿泊地宇和島に到着。
 久々に走行距離は100kmを越え、さらに相当な高さも登ったので、かなり疲れてしまった。四国の自転車行では、今回のルートが最もハードであった。

【江戸風 男鮨】
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 夕食は宇和島では有名な寿司店らしい「江戸風男鮨」にて。
 ここは江戸風と名前がついているが、白身魚の熟成が売りであった。近くに良港のある宇和島では、鮮度のよい魚が手に入るのだが、それを敢えて寝かすことにより旨みを増させ、新鮮な魚に慣れた地元の人に新たな魚の魅力を提供しているみたい。
 じっさいに、素材もなかなかよくて、それに熟成の手間をかけることにより、店主独自の鮨となっていました。

 ここの店主と話をしていて、宇和島の名所などを教えてもらううち、私が「宇和島の有名な人物って、伊達宗城しか私は知らないんですけど、誰か他にいますか」とたずねると、「ここではないけど、近くの八幡浜市が二宮忠八の出身地です」とのこと。航空機設計の先駆者である二宮忠八氏とは、ずいぶんマニアックな人が有名人になっているんだなあ。
 さらに店主は、「あ、そうだ。今はもっと有名な人がいます。宇和島徳州会病院の万波医師です。なにしろ、あの人の手術を受けるために、全国からたくさんの人が宇和島を訪れていますから」とのことであった。

 どの地方も、時代の流れにより、いろいろな姿をみせているのである。

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January 21, 2012

高知編(6)四万川中村→足摺岬→竜串 89.8km

 四国には「是非見るべき名所」が二つあり、一つは祖谷渓、もう一つは足摺岬である。本日はその足摺岬を通るコースである。

【雨中のお遍路さん】
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 土佐山を出てから、このところずっと雨である。
 雨の中考えた疑問「お遍路さんは雨のときはどういう格好をしているのだろう?」の解答が前を歩いておりました。
 笠と雨合羽なんですね。さすがにクラシックな蓑姿ではありません。

【足摺岬へ】
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 足摺岬は足摺半島の突端にある。
 半島というものがたいていそうであるように、この足摺岬もアップダウンの多い道である。その疲れる道を越えて、足摺岬へと到着。

【足摺岬】
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 雨のなかの足摺岬。
 太平洋をにらんで立つ銅像は、幕末に活躍したジョン万次郎のもの。
 幕末のなか、ジョン万次郎ほど数奇な人生を歩んだ人もいなかったろうが、これほど優秀な人物を時代が使いきれなかったのは、あの頃の歴史書を読んでいて、いつも残念な思いをする。

【足摺岬燈台】
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 四国のもう一つの有名な岬、室戸岬が地形が緩やかで、あんまり岬っぽくないのに比べ、足摺岬は巨大な断崖絶壁が、太平洋に屹立しており、「いかにも岬!」という感じの、じつに立派な岬だ。

【足摺岬】
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 足摺岬は燈台を載せた岬以外の岬も伸びており、幾重にも岬が連なる形をしている。
 「天狗の鼻」という展望所から眺めると、その全貌がよく分かる。

【竜串 見残し海岸】
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 足摺半島を周回し、土佐清水市を抜け、竜串へと到着。
 竜串は名勝地であり、地層構成が複雑になっており、それが海水に浸食されたため、変化に富んだ風景をつくっている。
 見どころ多い海岸であるが、弘法大師が四国を旅したとき、ここに寄り損ねたので、それを悔やんだため「見残し海岸」という名前が付けられている。

【竜串 味彩の宿「ホテル南国」】
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 本日の宿泊は、竜串の「ホテル南国」。
 このホテルは「サラリーマン転覆隊お遍路編」で知った。ママチャリでお遍路をしているときに、彼らはこのホテルに泊まったのであるが、宿を出発したその日に竜巻が直撃し、建物が半壊したというエピソードが載っていた。一日ずれていたら、えらい目にあっていたところであった。そして、その後修復工事を行い再開したという復興の話も載っており、そういう物語のあるホテルを訪れてみたかったのである。


 ホテル南国では、一泊二食つきで12000円のプランにしたけれど、味彩の宿というだけあって、夕食の量と質が半端なものではなかった。

【最初のセッティング】
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 夕食の時間に食堂に行くと、テーブルに最初にあったのが、
 ・五目鍋の具(タイ、豚、鶏、タラコ、野菜、豆腐)
 ・造り(アジ、タイ、ヒラメ、ヨコワ、ヒオウギガイ)
 ・鰹のたたき
 ・ちゃんばら貝
 ・トコブシ煮
 ・ナマコ酢の物
 と、たいそうな量であった。
 ついでなので、いくつかの皿を、それだけの写真で紹介。

【刺身】
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【鍋の具】
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【ちゃんばら貝】
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 民宿などによくある、最初にどっと出てそれで終わりのパターンかなと思ったら、なんのなんの、これからもいろいろと料理が出て来た。

【アラカブの煮漬け】
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【川海老とウツボの唐揚げ】
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【ヒオウギ貝の焼き物】
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【寿司五貫】
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 海鮮もの、フルコースである。
 さらに〆として、このあとに白御飯と味噌汁が出てくるはずだったが、さすがにもう結構と、降参いたしました。
 いやはや、高知というと、料理がいっぱい出て来る皿鉢料理なんてのが有名であったが、そのご馳走攻撃的な乗りを十分に感じとれました。

 このホテルの料理は二代目がつくっていたけど、素材もいいし、料理の流れもいいし、観光に加え、料理目的でも訪れる価値のある宿でありましょう。

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 味彩の宿「ホテル南国


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January 20, 2012

高知編(5)土佐久礼→四川万中村 69.7km

【国道56号線】
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 四国南側の幹線道路国道56号線は土佐久札から海岸線より離れ、山に入っていく。本日も天候はよくなく、小雨が降っている。

【七子峠へ】
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 道はずっとゆるい登りであったが、だんだんと勾配を増していく。この登りはいつまで続くのだろうと思っていたら、「七子峠まであと3km」との標識あり。
 登り始めから数えて、この峠へは約5kmの距離をかけて登っていく、けっこう大きな峠である。

【七子峠へ】
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 峠への道は当然ながらずっと登り道であり、雨が降ってるなか体力を消耗させてくれる。

【七子峠】
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 どんな峠であっても、ペダルを回すうち必ず着くわけで、なんとか到着。
 ここから下りと思いきや、ちょっとした高原みたいな地形であり、平坦な道が続いた。

【鹿島ヶ浦】
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 道はようやく下りになり、下り切ったところで、ポンと海岸線に出た。
 鹿島ケ浦という湾で、なかなか風光明媚なところだ。
 これからしばらく眺めのよい海岸線に沿って走るが、それからまた山に入っての走行になる。

【また山道】
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 山道は下りが滑りやすいのでいやなのだが、さいわい午後からは雨は上がり、道路も乾いてくれた。
 本日は、四万十市というところに泊。
 「四万十市」というと分かりにくいけど、四国の旧中村市といえば分かりやすい。有名人がけっこう出ている都市だし。(幸徳秋水とか、中島丈博氏とか、森雛二氏とか)

【鰻白焼き】
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 四万十市はその名前のとおり、四万十川のほとりにある街で、鰻、ゴリ、川海老、鮎なんかが名物だ。
 今の季節は鮎はいないので、鰻を食おう。
 宿近くの居酒屋に行き、まずは鰻の白焼きを肴にビールを飲む。

【ちゃんばら貝】
Chanbara

 これは高知の名物、ちゃんばら貝。
 貝の蓋が刀みたいな形をしているから、そういう名前がついているそうだが、コリコリした食感がよく、ビールのつまみとしてもgood。

【川海老】
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 四万十川の川海老を唐揚げで。
 これもじつにビールによくあうつまみである。
 ひたすらビールを飲んだ夜であった。

【四万十川佐田沈下橋】
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 翌朝は、四万十川名物の佐田沈下橋を見に行った。
 正面から見ると、「沈下橋」らしい侘しさのようなものがある。

 沈下橋は低予算で簡易的に造られる橋で、大雨のときは水没することが特徴である。
 全国に200くらいあるそうだが、そのなかでこの佐田沈下橋が最も有名。おそらく沈下橋にしては、規模が大きいからであろう。

【側面像】
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 この佐田沈下橋、横のほうから見ると、橋脚はけっこう高くずいぶん立派に見える。
 これが沈下するときって、よほどの大水害レベルが起きたときじゃないの?と不思議にも思った。

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