延岡

September 10, 2017

西郷どん帰郷の路@鹿川古道再生プロジェクト

【西郷軍敗走路@宮崎県内】
Rute

 西南戦争末期、西郷軍は延岡和田峠で決定的な敗戦を喫し、事ここまでと悟った西郷は、軍の解散令を出した。そこで多くの降伏兵が出て、西郷は残った兵たちを率い、延岡から鹿児島への逃避行を行った。
 主要道路にはもちろん政府軍が待ち構えているので、裏道、山道を通っての行程になる。行く所々で糧食、武器を略奪しながらの行軍であったため、地元の住民にとってははなはだ迷惑な集団であったとは思われるが、なにはともあれ西郷軍は険しい山々を辛酸辛苦の末に突破し、鹿児島城山への帰還に成功した。
 西郷軍は、戦略・戦術等の軍隊そのものの能力には著しく難があったが、サバイバル技術には優れたものがあったようで、彼らは能力の使い方を根本的に間違っていたのでは、と後世の者からは残念に思われている。

 その西郷軍の敗走に使ったルートをざっと上の図に示す。
 これらの道は、今も生活道に使われていたり、登山道に使われていたりもするが、西南戦争から150年近くがたった今、その半ばは廃道になっている。

 ところで近年の歴史ブームの余波からか、宮崎県の地方起こしで、この敗走路を復活させようという活動が数年前から起こり、たとえば日之影から岩戸までは、「天の古道」として復活した。
 それで、チーム大崩でも、大崩山山麓の西郷軍が通ったルート、「鹿川古道(上の地図で赤線の部分)」を整備して復活させようという話が持ち上がり、私もそれに参加してみた。

【西郷隆盛宿陣の跡】
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 上祝子集落に残る、西郷隆盛が泊まった農家の跡。
 ここをもう少し行ったところから、鹿川古道は始まる。

【鹿川古道】
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 鹿川古道は、この川を渡るところから始まる。
 鹿川古道は、かつて上祝子と鹿川が林業で栄えていたころ、人々の往来に使われていた道だったが、人々が去ってしまい、道が使われなくなった今、かつて掛けられていた橋は落ちたままとなっている。

【鹿川古道】
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 林道を少し歩いて、それから山のなかに入って行く。

【鹿川古道】
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 使われなくなった道は、樹々や草で覆われてしまう。
 地道に樹々を切り、草を刈って行く。

【鹿川古道】
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 先頭者が樹々を切ったあと、後続の者がそれらを脇に捨てていって、道が整備されていく。

【展望所】
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 鹿川古道は基本的には茂った林のなかの道なので展望がきかないが、ところどころ展望の利くところがある。
ここはその一つ。
 広ダキ、やかん落とし、大崩山山系の特徴である巨大な花崗岩のスラブを見ることができる。

【鹿川古道】
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 ここらは日当たりがよいせいか、カヤが生い茂って、自然に還ってしまっている。
 ここは刈り払い機にぞんぶんに活躍してもらって、道を切り開いて行く。

【鹿川古道】
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 使用前、使用後という感じで、道が復活している。
 もっともカヤはすぐにまた生えて来るので、人が入り続けないかぎり、この道もやがては自然に戻ってしまう。

【林道】
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 3kmほど進んで、機械用の燃料もなくなってきたので、本日の整備作業は終了。帰りは、古道は使わずに、快適な林道を歩くことにした。

 終点である鹿川越までは、あと半分くらいを残すのみ。あと一回作業を行えば、鹿川古道全行程が復旧できそうである。


【本日の鹿川古道作業区間】
Sisigawa

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September 09, 2017

落水林道@整備後

 大崩山のイベントで、上祝子から鹿川までの廃道を復旧させようというものがあり、天気予報では好天だったので参加してみることにした。
 このイベントの常で、前夜に宴会があるので、それにも当然参加してみることにして、その前には大崩山界隈を散策してみたい。(まだ暑いなか、大崩山に登る気はしないので。)
 それで、昨年に完成した落水林道がその後どうなっているかを見るため、ハイキングすることにした。

【祝子川】
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 大崩山の登山ベース「美人の湯」から、まずは舗装路をスタート。
 最初に祝子川を渡る橋から見る、大崩山の眺め。

【鋸山】
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 林道を登っていき、特徴ある鋸山の姿が見えると、落水林道の入り口も近くである。

【落水林道】
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 落水林道は、以前に林業用に使われていたので、きちんと残っているところは幅も広く、トレランなどに使いやすい道である。

【落水林道】
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 落水林道は、しかし使われなくなって久しく、道は多くの場所で崩壊していて、かつ崩落しているところもあり、「林道」と名はついているけど、ルートファインディングは難しいコースだと思う。
 トレラン目的で来た人とかは、最初はガイド付きで走ったほうがぜったい安心。

【落水林道】
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 昨年、道の馬酔木は全部刈ったはずだが、生命力の強い樹であり、このようにまた元気に生えてきていた。

【落水林道】
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 台風や、大雨で樹々は倒れるのであり、この林道もいくつも倒木のあるのを見つけた。
 やはり普段使われていない道は、荒れる一方なのではある。

【落石場】
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 落水林道を歩き、この平たい落石が被さっているところにくれば、林道もほぼ終点。


 散策を終え、落水林道の状況を、整備管理者のN館長に伝えたところ、自然を相手にする限り、これはこれでいいのであり、整備はずっと必要なので、エンドレスの努力を続けていきましょうとの、たくましい答えが返ってきました。

 まあ、とりあえず、道は使わないと荒れていく一方なので、大崩山が好きな人は登山もふくめ、この林道も散策なりサイクリングなりトレランなり、なにか使っていってほしいなあ、と思う次第であります。

【宴会料理】
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 夜の宴会は、大崩山で獲れた鹿料理に、自家栽培の野菜の数々、それに各自持ち寄りの料理、酒で、深夜まですすむのであった。

【落水林道】
 落水林道:「美人の湯」を起点終点で、総距離16.3km 獲得標高762m
Ochimizu


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December 24, 2016

クリスマス・イルミネーション@聖心ウルスラ学園

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 LEDの普及もあって、いまや日本全国の冬の風物詩となったイルミネーション。
 私の住んでいる所の周りにも、民家の小規模なものから、商店の中規模なもの、公共施設の大規模なものまでいろいろとあって、にぎやかでよろしい。
 ただ、冬のイルミネーションの元ネタって、クリスマスツリーの装飾からなのであって、幾多のイルミネーションのなかには、本道をいく宗教的で厳かなものも、あるなら見てみたい。

 延岡市にあるミッションスクールの聖心ウルスラ学園の正面玄関に、その元ネタに近いイルミネーションがあるという記事が地方誌に載っていたので、見にいってみた。

 今から2000年以上も前、ベツレヘムの馬小屋でイエスが生まれ、救世主の誕生を告げる神の声に従い、東方の三博士、そして羊飼いたちが訪れ祈りを捧げたという、聖書の記述を再現した模型像がイルミネーションによって輝いている。
 厳かであり、そして華やぎにも満ちている。
 これぞクリスマス・イルミネーションというべきものであり、いいものを見せてもらいました。

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November 20, 2016

秋の行縢山

 週末は土日とも、曇り時々雨というさえない天気であったが、ひどい雨が降るというわけでもないようだったので、近場の行縢山にさらさらと登ってみることにした。

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 延岡道路から見る行縢山は、雲のなかに隠れており、これはまったく展望がきかないと思ったが、まあ紅葉なら見られるであろうと楽観的に考え、登山開始。

 滝見橋から見る紅葉は、なかなかのもの。
 行縢山はあまり紅葉する樹々がないのだが、この程度まで紅葉しているなら、私は満足である。
 枯葉のしきつめられた登山道を登って行き、そして山頂着。
 やはり山頂からは下界の展望はきかなかったが、それでも周囲の紅葉は見ることができた。


 延岡道ができてから、行縢山のアプローチはとても楽になった。
 気軽に行ける位置にこういういい山があるのは、ありがたいことである。

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May 07, 2016

だき山@大崩山山系

 「だき山」は大崩山を中心として、それから派生する数々の尾根上にある山の一つであり、アケボノツツジの名所として知られている。
 GWがアケボノツツジの盛りの時期なので、私は毎年その開花を見に宮崎の山に登っていたけど、今回はGWが長かったので山陰に遠征に行ったので、アケボノツツジをまだ見ていない。
 それでGWの最後の休日、アケボノツツジを見るためにどこに行こうかと思って、いろいろ思案したが、先日に大雨が降っていずこも荒れて渡渉も大変であろうから、以前から気になっていて、そして渡渉の心配のない、だき山に登ってみることにした。

【上鹿川 神楽館】
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 槙峰から入る県道214号線を行き、廃校がずらずら並ぶ寂しい風景を過ぎたのち、上鹿川の神楽館がある。このすぐ近くに、だき山の登山口がある。

【だき山登山口】
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 登山口からは、しばし荒れた林道が続く。本来の登山道の入り口までたいした距離はないので、無理に林道を車で行く必要はない。
 ここから見える、尖った形のいい山は、たぶん人形岳。今回の行程では登らない。

【登山道】
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 登山口に入ってからは杉林のなかを行く。

【登山道】
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 登山道はしばらくすると勾配を増し、山頂近くまではずっと急傾斜である。

【登山道】
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 やがて、この山系の名物のアケボノツツジの群落にたどり着くが、残念ながら既に旬は過ぎ、このあたりではもう花は散っていた。

【登山道】
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 だき山は山頂までは険しい道が続くけど、このように難所では、ロープあるいは梯子が掛けられているので、それほど心配なく登ることができる。

【登山道】
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 アケボノツツジは旬は過ぎていたけど、ミツバツツジは咲き頃が各々違い、また花がもつので、いたるところでその美しい姿を楽しめた。

【登山道】
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 尾根を過ぎ、稜線を歩くと、双耳峰であるだき山の二つの峰の分岐点に達する。
 このあたりはアケボノツツジの群落地帯であり、そしてまだ散っていないアケボノツツジを見ることができた。

【アケボノツツジ】
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 だき山登山道では、道に落ちたアケボノツツジの花びらを見ることはあったが、きちんと咲いているものは、ここで初めて見た。
 満開の時期は去っているけど、とにかく今年のアケボノツツジ見物のミッションは達成することができた。

【だき山山頂】
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 そしてだき山本峰に到着。
 それなりに行程は厳しい山なのであるが、山頂の展望はきかず、あまり登頂の達成感がないのが、少々残念。

【登山道:だき山から国見山への縦走路】
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 だき山からは、国見山経由で鹿川キャンプ場へ下山することにする。
 だき山から国見山への縦走路は、以前はスズタケが生い茂る道であり、藪こぎ必至の難路だったそうだが、今はスズタケは枯れ果て、そして樹木も枯れて白骨樹林と化した、やけに見晴らしのよい稜線になっている。
 これはもちろん鹿の食害以外考えられないわけだが、祖母傾から大崩にかけて、本当に野生動物の食害が深刻な状況になっていることが実感できる。
 ただ、こういう状況でも、ヒメシャラやアセビは、元気そのものに茂っており、・・・強い、というか逞しいというか、たぶん鹿も食わないような、不味い樹なんでしょうな。
 この稜線の登山道はあまり使われてないらしく、踏み跡がはっきりしないところもあるが、何しろ樹も草も枯れていて見晴らしがよいので、前方に見える鬼の目山を目指して歩いていけば道に迷うことはない。

【分岐路】
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 そうやっていくつものピークのアップダウンを行くうち、この標識に到達。
 え? 国見山過ぎたの? 
 国見山はそれなりに有名な山なので、この縦走路中に、そこへの標識があったはずなのだが、見落としていた。
 地図で確認すると、この写真の左端に写っている山がどうやら国見山らしいということが分かった。引き返せば20分くらいで登れそうだ。
 もっとも今回の登山の目的は国見山に登ることでもなく、そして、頂上まで樹が生い茂っているあの山に登っても、展望が効いているわけもなく、もうそのまま下山することにした。

【鬼の目杉】
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 下山コースの名物は、天然杉である「鬼の目杉」。
 ここに寄ろうと近づいたが、植生保護のため周囲に柵がめぐらされており、立ち入り禁止であった。

【登山道】
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 鬼の目杉の分岐からは、登山道は鹿川に沿っての道。ときおり広い一枚のナメ岩があったりして、渓流の美しさを楽しめる。

【鉾岳】
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 この山域が最も目立つのが、巨大なスラブを天に突き立てた鉾岳。
 登山道からはその雄姿を間近に見ることができる。

【登山道】
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 GW終盤の休日というのに、今日は誰とも出会わない静かな山行であったが、鉾岳の基部あたりで団体さんと遭遇。
 おそらくは今から鉾岳を登るの人達であろうが、もう14時近いのに、ずいぶんと妙な時間に行動している。

【鉾岳】
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 鹿川キャンプ場を通り過ぎ、振り返れば、三角錐の鉾岳の全貌を見ることができる。
 さて、あとはこの舗装路を歩き、神楽館に戻るのみ。


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 本日の登山コース
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April 29, 2016

熊本震災チャリティーサイクリング

 熊本震災に対して、サイクリング会を開き、「走った距離×10円」を義捐金にしようというイベントがGWの初日に開かれた。
 イベントの主催者は、宮崎県北のイベントプランナーの第一人者ミッチーであり、その設定コースが楽しそうなことと、当日の予報が好天であることから私も県北のサイクリストの一人として参加することにした。

 そして、当日集ったメンバーなんだが、・・・AileにTTMと、宮崎市、大分市のトップグループの人が多く参加していた。チャリティライドという性格から、てっきり、のんびりサイクリングと予想していたのだが、妙にレベルの高い集団になっていた。

 まあ、レースじゃないんだからと、当初の予定通り、お気楽ライドを楽しむことにする。

【日之影役所スタート】
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 なにはともあれ、日之影役所からスタート。
 予報どおり素晴らしい好天だ。

【旧218号線】
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 走ることしばらくして、いきなり旧国道218号線が槙峰駅のところで通行止め。
 地震の影響は、県北にも現れているのである。

【218号線へ】
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 槙峰駅からは、218号線へと登っていく。ここから上水流へ行き、それから北方方面へ。

【味さと】
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 適度にアップダウンのある道を行き、昼食休憩は「味さと」で。
 自然食レストランであり、山菜たっぷりの料理で腹を満たします。

【宇納間へ】
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 味さとからは388号線に下る。川沿いのこの道は、フラットであり気持ちよくスピードの出せる道である。

【六峰街道へ】
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 宇納間地蔵からは、六峰街道への登りになる。
 だんだんと道の傾斜が増していくにつれ、集団が活性化され、坂がきつくなっているのに、スピードがどんどん出ている。
 とてもついていけるものではなく、あっさりと脱落。
 あじさいロードの入り口あたりで、先行者がまっすぐ進むのを見て、てっきりあじさいルートを行くものだと思っていた私は不安になり、後続のサポートカーを待って、予定コースを確認し、それから再スタート。

【六峰街道】
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 700mくらいの登りを経て、ようやく六峰街道に到着。
 集団はとっくに着いており、くつろいでいた。
 宮崎市から初めてここを訪れた人と雑談。私が、「六峰街道は、道も良く、眺めもよく、そして車の通行量が少ない。自転車にとって天国のようなところです」と言ったら、「地獄です」と返されてしまった。まあ、あのペースで登ったら、そう感じるでしょうなあ。

 ところで、皆がくつろいでいるとき、目の前をふつうの格好をした人が乗るママチャリが一台通り過ぎて行った。このあたりには人家などないから、ママチャリで六峰街道まで登ってきたのである。皆、「わ~、変態がいる」と驚いていた。
 変態が変態に驚くの図であった。

【日之影へ】
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 六峰街道から日之影までは、ずっと下りである。
 脊梁山地の雄大な風景を楽しみながらの、ようやく当初の予定とおりの、お気楽サイクリングの時間となった。

 そうして日之影に着いてから、自己申告の距離で、義捐金を寄付し、解散。


 その後の報告では、義捐金は宮崎五ヶ瀬の避難所に避難している人たちへの支援物資の購入費となり、それらは速やかにきちんと届けられ、じつにうまく運営されたチャリティーライドとなったのでありました。

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 チャリティーサイクリングコース

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April 03, 2016

宮崎県北の山の幸、海の幸@大崩山「美人の湯」

 定期的に行われている大崩山落水林道整備の前夜は大崩山登山口の温泉施設「美人の湯」で宴会。
 「美人の湯」館長はハンターであり、この界隈で捕えた鹿、猪が出てくる。また山菜の季節でもあり、そういった山の幸を楽しもう。

【タラの芽の天麩羅】
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 ほろ苦くも、独特の旨みのあるタラの芽は、ビールのつまみに最適。

【椎茸煮漬け】
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 近くの農家では椎茸の栽培もおこなわれており、肉厚のとれたて椎茸を煮漬けで。

【鹿のリブステーキ】
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 「美人の湯宴会」のスペシャリテになりつつある、鹿のリブステーキみりん漬け。
 ニホンジカは旨みが弱いので、みりん漬けでその弱さを補い、なかなかいい感じの郷土料理っぽい味になっている。

【猪の焼肉】
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 猪は、皮目の脂が最も美味いのであり、皮ごとジュージューとプレートで焼く。適度に薄切りされているので、少々固い肉も、コリコリした食感を楽しみながら食べることができる。

【鰤】
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 山の幸ばかりなのもなんなので、ということで門川漁港で本日揚がった天然鰤の差し入れ。これを刺身で食べよう。赤身のところも美味しいけど、腹身の脂もまた美味。

 その他、北浦名物「あげみ」、道の駅「はゆま」のジャコパン、エソのなめろう、宮崎牛、等々地方の名物が差し入れられ、たらふく食って、さんざん飲んで、明日の林道整備にむけて滋養をつけるのであった。

【雨の大崩山】
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 ・・・しかしながら夜も更けてから雨が降り出し、翌朝になってもやまず、そして整備対象の大崩山は雲のなか。
 雨の悪路では、荒れた林道にただりつくのも大変というわけで、林道整備は中止。
 整備計画、残すところはあと2kmくらいなのだが、それからなかなか進みません。

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April 02, 2016

宮崎県北の桜を訪ねてみよう

 今年は桜の開花が遅く、4月になってもまだ満開の報は聞かれない。
 それでも、4月最初の週末で、あちこちで桜が5分から7分咲きとの情報はあるので、それらをサイクリングがてら訪ねてみることにしよう。

【愛宕山】
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 延岡の桜の名所の第一は、やはり愛宕山。
 延岡市内、そして日向灘を一望できるロケーションに、桜が色彩りをそえて、延岡の春の風景を形つくっている。

【愛宕大通り】
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 愛宕山を下ると、春日神社の鳥居の下の愛宕大通りはずらりと桜の木が並んでいる。旬の時期はみごとな花のトンネルになるのだが、まだ3分から5分咲きといったところであった。

【岡富公園墓地】
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 愛宕山からは五ヶ瀬川をはさんで真向かいに位置する、岡富公園墓地。
 場所が場所だけに、宴会ムードにはならない地なのだが、それゆえに桜の華やかさを純粋にめでることができる。

【荒平山公園】
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 ここは桜の植樹の規模では、県北随一の規模を誇る。
 山の斜面全体に約2000本の桜が植えられ、春には山全体が桜の色に染まる。

【蔵野】
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 荒平山からは、旧218号線への分岐を進む。
 この分岐点に、人を迎えるかごとくに桜の樹々がある。

【早日渡駅】
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 廃線となった高千穂鉄道は、それぞれの駅に桜が植えられ、列車が通らなくなった今も、それぞれの駅で春には桜が咲いている。
 その駅のなかでも、もっとも桜が植えられているのが早日渡駅。
 国道は新道が通り、鉄道も廃線となり、寂れるいっぽうのこの地でも、桜は季節ごとに花を咲かせ、人の営みと離れた華やぎをみせている。


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 本日の走行ルート


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January 10, 2016

サイクリング:田中サイクル三社参り

 連休中日は新年恒例の田中サイクルによる三社参り。
 暖冬のおかげで、1月というのにさして寒くはなく、適度な気温である。

【春日神社】
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【今宮八幡宮】
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【山下神社】
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 まずは春日神社に参り、それから山下新商店街を抜け、激坂を登って今宮八幡宮。祝子川に沿って走ってグリーンラインへ入り山下神社。
 けっこう起伏の多いタフなコースであった。

【餅付き】
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 田中サイクルに戻って、これも恒例の餅付き。大量の餅がつかれ、そしてどんどんそのまま、あるいは焼かれて、みなの胃袋に収まっていき、残りはお土産。

【宴会】
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 餅付きの勢いのまま、宴会は店のなかで続けられ、さらにはカラオケ大会まで行われ、結局8時間近くえんえんと飲むことになった。
 よく走り、よく遊び、そしてよく飲む。これぞ田中サイクルである。

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January 09, 2016

冬の大崩山

 平成28年度最初の登山は大崩山。
 今シーズンは暖冬のせいで、雪は乏しいようだが、水の豊かな山なので、そこそこ凍った風景が楽しめるであろう。

【大崩山】
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 大崩山を遠望する。
 稜線沿いはうっすらと白く、霧氷はあるようだ。

【登山口】
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 登山口に着くと、車は一台もとまっていない。
 もともと、アケボノツツジのシーズン以外は閑散とした山であるが、冬になるとさらに人気がなくなるみたい。

【小積ダキ】
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 渡渉部から眺める小積ダキとワク塚。
 冬の空は青く澄んでおり、空に突き刺さる白い岩塔郡が、ひときわ鮮やかに見える。

【袖ダキ】
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 当たり前のことながら人にはまったく会わないまま登山を続け、袖ダキ展望台へ。
 ここから眺めるワク塚の姿は、まさに絶品。

【登山道】
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 袖ダキから下ワク塚に到る登山道は、雪の季節には雪がふきだまって、けっこうな雪道になるのだが、今年はこのように雪はなし。

【りんどうの丘の水場】
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 下ワク、中ワク、上ワクと通り、それからりんどうの丘経由で坊主尾根へ。
 りんどうの丘の水場は冬期は崖が凍り難所と化す。今回も凍っていたけど、大きな樹が倒れて足場になっており、滑っても沢へ転落する恐れがなくなり、ずいぶんと楽になっていた。

【登山道】
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 小積ダキの手間にある展望所。岩が凍っており、とても岩の上に乗る気はしない。

【象岩トラバース】
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 パノラマコース冬期最大の難所。岩と鎖が凍っていたら、フル装備でないととても通過できないところだが、ほとんど凍ってなく、ここは容易に通過することができた。

 このあと小積ダキに寄って坊主尾根を下山。
 途中で大きな荷物をかついだ2人組が上がってきた。時間的にテント泊であろう。たぶん明日小積ダキ登攀だろうなとたずねてみたら、やはりそうであった。冬期の岩登りって大変だろうけど、やる人はいつでもよるようだ。


 冬の大崩山。雪はなかったけど、冬特有の大気の澄みかたと、そして樹々が葉を落としているせいで、風景がどこも鮮やかに見えて、独自の魅力を楽しむことができた。

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