登山

April 29, 2018

春の大崩山

 GW前半は好天。
 それではアケボノツツジ咲き乱れる大崩山に登ってみよう。

【祝子川渡渉部】
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 例によって、ワク塚からの周回コースで登る。
 渡渉部から見える、白い岩峰群は、こういう澄んだ青空のもとがもっとも魅力的である。

【袖ダキ】
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 袖ダキに到着。ここから見るワク塚の姿は大崩山のシンボル。
 袖ダキの標高は1260mであるが、この高さではアケボノツツジはほぼ終わっていた。

【下ワク塚~上ワク塚】
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 大崩山登山のハイライトは、ワク塚の高度感あふれる稜線歩き。
 この高さで、アケボノツツジはほぼ満開を迎えており、そこらここらでピンクの花が咲き誇っていて、花酔いしそうな素晴らしい歩きとなる。

【ミツバツツジ】
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 上ワク塚の近くにはミツバツツジの群落があり、この花も、鮮やかな紅紫色が印象的な、アケノボツツジはまたちがう個性を持っていて美しい。

【リンドウの丘~小積ダキ】
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 坊主尾根へ下るコースでは、小積ダキの高さで、アケボノツツジが盛りであった。

【ヒカゲツツジ】
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 太陽のもとが似合っている華やかな花アケボノツツジとは異なり、日陰での清楚な佇まいが似合っているヒカゲツツジ。

 これらの花をめでながらの、ゆっくりとした登山を楽しんできた。
 今年はアケノボツツジの花のつきがよく、当たり年であり、この時期は大崩山には全国から人が訪れるのだが、みな満足することができたであろう。

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March 03, 2018

登山:仰烏帽子山@五木村

 3月になって気温も高くなり、九州では雪山の季節はほぼ終わりのようである。
 それで春の山を楽しもう、ということで、春を告げる花「福寿草」で有名な仰烏帽子山に登ってみることにした。

【登山道】
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 元井谷第二登山口から、なだらかな稜線を歩いて行く。
 本日は福寿草目当ての登山客が多く、山はにぎわっていた。
 前方に、福寿草の多いエリアである仏岩、それに仰烏帽子山が見えている。

【登山道】
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 仰烏帽子山はよく整備されており、標識に従って歩いて行けば、福寿草を見逃すことはない。

【福寿草】
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 今日は曇りだったので、日光によって花開く福寿草はあまり咲いていないかなあ、と少々心配していたが、この天気でも、福寿草は元気いっぱいに花を咲かせていた。
 この花の色は、艶々とした、輝く黄色であり、その名のとおり、福を発散させているかのような活気がある。
 一輪咲のもの、複数がよりそっているもの、群落のもの、それぞれに味と雰囲気があり、楽しませてもらった。

【仏岩】
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 てっぺんからの展望が良い、仏岩にも登ってみる。
 「登ると危険」と書いているが、登山禁止、というわけではない。
 ルートは険しく、あやしげなロープが垂れているが、それがガイドとなり、登る道ははっきりしている。

【仏岩】
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 仏岩からは周囲の展望が良好。
 そして、頂上には御地蔵さまが祀られている。
 その近くに、福寿草が一本あったけれど、もう花は散っていた。
 これが咲いていたなら、御地蔵さまといいツーショットになったのであるが。

【登山道】
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 仏岩からは山頂へと向かう。
 山頂近傍にはまだ雪が残っていた。
 そして、雨が降りだしてきた。
 天気予報では15時から雨とのことだったのだが、山岳地方はそれよりも早く雨が始まってしまったようだ。
 もう展望はきかないだろうから、山頂に行く意味もないのだが、でも近くまで来たので、ついでに登ってみた。

【仰烏帽子山山頂】
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 何はともあれ山頂到着。
 ここからは脊梁山地の数々の山が見られるはずだったが、雲と霧でよく見えず。
 そしてそれからは強くなる一方の雨のなか下山。

【元井谷登山口】
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 福寿草見物に来ていた人たちの多くは、山頂には寄らずに下山したようで、私が登山開始したときはほぼ満車状態であった駐車場は、すっからかんになっていた。

 午後からの雨は余計であったが、第一目的の福寿草は十分に堪能できた、いい登山であった。


Map

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February 24, 2018

登山:雪の向坂山@五ヶ瀬

 2月も終わりに近づき、そろそろ九州の雪山シーズンは終わりそうである。
 雪山シーズンが終わる前に、ひとつやらないといけないことがあった。
 先日、広島の吉和冠山に登ったとき、大量に積もった雪に私は難儀したけど、ワカンとスノーシューを装着した山岳会のパーティは、ブルドーザーのごとく、雪を踏み固めてぐんぐんと進んでいき、私は感心したのであった。
 それで、その感覚を味わいたく、とりあえずはスノーシューを通販で購入した。

 スノーシューは手にいれたが、どこの山で使うべきか?
 九州の山で、アプローチが良くて、スノーシューを使うほどの雪の量がある山って、私には五ヶ瀬の向坂山近辺しか思いつかなかったので、晴天の土曜日、向坂山にでかけることにした。

【五ヶ瀬スキー場】
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 2月の第四週はあまり雪が降ってなかったらしく、標高1300mの五ヶ瀬スキー場は、雪はとぼしい。
 でも標高1500mを越えたあたりの山肌には、雪は豊富にありそうなので、それを期待して登っていこう。

【林道入り口】
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 向坂山の登山口は、スキー場ゲレンデの一番上にあるので、リフトを使っていけばいちばん手っ取り早い。
 しかし、山登りに来ているのに、そういうわけにもいかないので、リフト乗り場横の林道から登っていく。

【白岩林道】
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 林道は傾斜も緩く、雪もたいして積もっていないので、アイゼンなしでいいだろうと思っていたけど、日の当たり具合で、ツルツルに凍っており、結局アイゼン歩行。

【林道】
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 リフトの下をくぐると、そろそろゲレンデが近い。

【スキー場ゲレンデ】
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 スキーヤー、ボーダーの集うゲレンデに到着。
 登山口はこのゲレンデの上にあるので、ひとの邪魔にならないように、ゲレンデの左端を登って行く。

【スキー場ゲレンデ】
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 リフトから下りて、滑る順番を待つ人達。
 今日は天気がよく、楽しい滑りが楽しめそうである。

【登山口】
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 私は滑るわけにはいかないので、登山口から雪道に入って行く。
 予想通りのいい雪の積もり具合であり、ここからスノーシューを装着。

【登山道】
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 向坂山までの登山道には、昨日歩いたものらしい、スノーシューによるトレースがあった。

【向坂山山頂】
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 登山口からはあっさりと山頂に到着。
 先行者のトレースはここまでであった。

【登山道】
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 向坂山山頂からは、扇山へつながる霧立越というなだらかな稜線ルートが始まる。
 誰も通ったあとのない、白い雪の上を歩いていく。

【登山道】
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 人は誰も歩いていないが、獣の足跡は残っている。
 餌を求めての稜線歩きなのだろうけど、たぶんこの雪の稜線に餌はない。

【白岩峠】
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 向坂山から白岩峠までは、途中にけっこう急峻な下りがあった。
 スノーシューは登るには便利だけど、下りは踵の踏ん張りが効かない構造になっており、さほど雪にスノーシューが沈まないと制動が難しい。
 慣れていないものだから、スキーの横滑りの要領で降りていったら、足が微妙にねじれるので、踵付近がだんだんと痛くなってきた。

【登山道】
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 白岩峠からは、白岩山に向けてしばし登ったが、最初の小ピークでそこからのアップダウンをスノーシューで進むのが億劫になり、そこで引き返して下山することにした。

 白岩峠からの下りの道は、雪が稜線よりも豊富でかつ、まだ固くなっていなかったので、スノーシューの本領を発揮しての快適な雪道歩きとなった。

 スノーシュー、使いこなすにはまだまだ山行の数が必要だろうけど、もうそろそろ雪山シーズンは終了なのが今となっては残念。

Kousakayama


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February 17, 2018

雪の久住登山

 オリンピックが始まり、金曜日はフィギアスケートSPで羽生選手の渾身の演技を見て感嘆し、翌土曜日はフィギア本番のFPを見ながらゆったり過ごそうと思った。その次の日には、100km走るサイクリング大会にエントリしていることもあるし。

 しかし天気予報によると九重方面は土曜日は快晴とのこと。金曜日にこの山域は雪が降ったので、雪山登山としてはベストコンディションである。これは登らないわけにはいかないので、オリンピック観戦は断念して、久住へ登山することにした。

【牧ノ戸登山口】
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 標高1330mの牧ノ戸登山口。予想に反して、雪の量は少なく、あまり降らなかったようだ。そしてその雪のすぐ下には固まった氷があり、登山口からアイゼンを装着して登山開始。

【登山道】
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 予報通りに、空は晴れ渡っている。

【西千里浜】
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 西千里浜に出ると、久住山と星生崎の並び立つツーショットが見られる。

【星生山】
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 西千里浜からはまずは星生山に登ってみた。
 稜線上に出ると、風はとても強い。
 本日は、冬型の気圧配置で、北海道から東北にかけて台風なみの暴風が吹き荒れていたとのことであったが、この高さだと、九州でもたいへんな強風が吹いていた。
 おかげで気温は高めだったのに、体感温度が低くなり、岩陰に退散してダウンを着こむことになった。

【西千里浜】
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 星生山からみおろす西千里浜。雪と氷の混じった風景である。
 遠くには祖母山が見える。

【登山道】
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 星生山を下りて、それから久住分れへ向かう。凍った雪道で、アイゼンを利かして登って行く。

【久住分れ】
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 この登山道では、高度をあげていくうち久住分れの標識が見えてくるはずなので、いつまでたっても見えないので変に思っていたが、着いてみると、標識が倒れていた。
 初めて見る光景。
 なにが原因だったのだろう?

【ロボット岩】
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 久住山には久しく登っていなかったので、頂上手前のロボット岩を久々に見る。
 なんだか懐かしい。

【久住山】
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 久住山頂。
 晴天のもと、九重の山々を望む。
 九重の山で最も雪が多く積もるのは、星生山から硫黄山にかけての山麓だけど、本日もそのとおり。
 ここに登山道があれば楽しいのだろうけど、噴火と植生保護のため、ずっと通行禁止が続いている。

【登山道】
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 久住山からは稲星山へと向かった。久住山も風が強かったけど、稲星山の稜線に出ると、台風なみの暴風が吹き荒れていた。
 まともに立って歩けない状況となり、身をかがめて、一歩ずつ慎重に歩を進めて行った。

【稲星山】
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 山頂に近付くと更に風は強くなり、この周囲では風に雪が吹き飛ばされ、まったく積もっていなかった。

【稲星山】
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 たいへんな苦労をして登った稲星山。
 山頂は当然最も風が強く、さっさと退散して、中岳へ向けて下って行った。

【登山道】
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 中岳方面への登りは、中岳が風除けになっているので、風は弱く、そして雪も多く残っていた。

【中岳】
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 中岳、ここからの展望も素晴らしい。
 星生山からと比べ、さらに大船山が近付いて見える。やはり雪、および霧氷はなく、本日大船山でなく、こちらに登って正解であった。

【御池】
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 この時期の久住の名物、凍れる御池を山頂から見下ろす。
 中岳からはここを経由して下山しよう。

【御池】
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 強風の影響からか、御池の上には雪はなく、水平な氷のみが張っている。見事なまでにツルツルであり、ソリやスケートで遊べたなら楽しかったであろう。
 そして本日の青い空を映し、氷も青く染まり、いつになく美しかった。

【西千里浜】
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 午前中は雪と氷が広がっていた西千里浜は、午後には雪は溶けており、本日の暖かさと日光を示していた。

 雪と霧氷に関しては少々期待はずれだったけど、冬特有の空の濃い青さが印象的な登山であった。

 そして帰宅して、テレビを見ると、男子フィギアスケートは日本勢が素晴らしい演技をみせて、ワンツーフィニッシュであった。
 ライブで見たかったけど、まあしょうがない。こういう日はやっぱり山に登らないと。


Kujuu1802

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February 11, 2018

登山:吉和冠山@広島

 寒気団がいったん退いた土曜日と異なり、また戻って来た日曜は、広島市でも朝から小雪が降っている。これは山のほうは、もっと雪が期待できるであろう。
 それで予定通りに吉和冠山に向けて出発。

【県道30号線】
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 広島市から廿日市経由で下道を行く。この時点でいい雪の積もり具合である。

【潮原温泉】
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 吉和冠山の登山口駐車場にあたる潮原温泉に到着。
 雪は順調に降っている。雨だとたまったものではないが、雪ならおおいにけっこうである。
 そして駐車場には宇部市のバスが止まり、そこからぞろぞろと登山者が降りて、そして山へと向かっている。総勢20名は越えている。
 これだけの団体が登るなら、いいトレースが出来ているだろうなと、すこし安心する。

【林道】
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 団体が過ぎたあとの雪道は、高速道路なみの高規格トレースが出来ており、踏み固められた道はとても歩きやすい。

【登山道】
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 林道はやがて川を渡る橋から登山道となる。ここが登山口である。

【登山道】
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 やがてさきほどのグループに追い付いてきた。
 宇部山岳会の人達であって、いくつかのグループに分かれての登山。この先にあった広場で休憩しているところを私が抜いたが、まだトレースは先にあった。
 この登山会の先発隊がラッセルして道を開いているとのことであり、それをつけていけばいいよとのアドバイスをいただいた。

【登山道】
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 吉和冠山までの道は、半分ほどは川沿いの道であり、いくつかの丸太橋を越える。

【登山道】
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 本日の天気予報は、「雪ときどき晴れ」という微妙なものであったが、その予報通りときおり雲の切れ間から太陽がのぞき、そうなると陽光が雪原に射して、きれいであった。

【登山道】
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 クルソン仏岩出会を越えたあたりの、ゆるやかな尾根筋で、山岳会の先発隊のラッセル部隊に追い付いた。
 すぐ後につくのも妙なので、つかずはなれずの距離でついていった。
 そのうち、先発隊は進むのを止め戻って来た。
 なんでも後続隊が昼食にしたいと言うので、いったん下方の広場に戻ってそこで食事にするとのことであった。

【登山道】
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 というわけで私の前に、ふかふかの新雪が広がった。
 今まではただトレースを追ってきただけなので、改めて現在地をGPSと地図で確認する。
 そうするとあと200mくらい尾根筋を歩き、そしてそのあたりで吉和冠山の山頂への傾斜にとりついて、あとはひたすら100mほどの高さの急登をのぼっていけばいいということが分かった。
 雪舞うなか樹のあいま、前方にぼんやり見える小高い山が吉和冠山の山頂であろうから、山頂まではさほど時間はかからなそうである。(あとで大間違いと判明)

 とりあえず行程を頭に入れたのち、ラッセルしていく。雪の積もりぐあいは、膝ラッセルというところ。気持ちよくトレースを伸ばしていくうち、後ろからなにやらドタバタといった感じで登山者が現れて来た。それは先の先発隊のうちの2名であり、どうやら予定が変更となって、山頂で昼食をとることにしたようであった。
 2名は私にあっさりと追いついたけど、無理に追い抜くわけにもいかないだろうから、私を先頭にそのまま進んでいった。

 やがてそろそろ取りつき点であろうあたりに来た。いちおうGPSで確認しようと、GPSを出そうとしていたところ、私たちが先に行きましょうかと後続の提案があり、それに私はついていくことにした。先発隊はそのまま直進し、やがて山頂への最短距離の傾斜へと取りついた。

 私もラッセル部隊の一員となり、3人でラッセルを回していったけど、この急登部は雪が深く、私はツボ足だったので、やがては腰の高さまで埋るようになった。そうなると前方の雪を崩しながらそれを踏み固めてのラッセルとなり、時間がかかる。
 先発隊はワカン装着だったので、速度は早く、私がいると足手まといになってしまうので、ここで私はラッセル隊から引退。おとなしく跡をついていくことになった。

【ラッセル隊】
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 ラッセル隊装着のワカン。
 これがあるとないでは、大違いである。
 そして私一人で登ってたら、たぶん100m登るのに2時間はかかっていたであろう。
 同日に山岳会が登っていてラッキーであった。

【登山道】
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 もっともワカンがあっても、この雪では先頭者たちのスピードは出ないので、そのうち後続の者がぞくぞくと追いついてきた。
 トレースのありなしで、速度はまったく違ってくるのが、雪山である。
 ちなみにここは崖といっていいくらいの急傾斜であったが、写真ではそれがまったく表現されていない。

【吉和冠山山頂】
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 山頂の広場には、はりだした雪庇を突破して、強引に道がつけられていた。
 霧氷がきれいであったが、雪によって展望はきかず、登頂したことのみに満足して、それから元来た道を引き返して下山。

 これだけの大人数が通ったのだから、帰りの道は簡単だろうと思っていたけど、ときおりトレースが完全に雪に埋もれているところがあった。山の各所によって、雪の降る量がずいぶんと違っていたようだ。

 そして駐車場に着くことには、降る雪はどんどん増えて、視界が真っ白になってきた。
 雪は夜もずっと降るとの予報であり、今日造られたトレースも全て夜のうちになくなってしまうであろう。

 この寒波が一日ずれていたら、土曜日も雪山を楽しめたのであるが、まあ一日でも十分に雪山を楽しめたのでよしとしよう。
 それにしても、中国山地の雪の量って、やはり九州とは比べものにならないくらい多い。うまく条件があえば、また来年も来てみたいと思った。

Photo


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February 10, 2018

登山:駒ヶ滝@芸北龍頭山

 2月の連休は広島まで行って、雪山に登ることにした。
 今年は例年にない大雪の年であり、中国山地にはどっさりと雪が積もっているであろうから、それを目当ての登山である。
 ただし、問題は登山口までのアプローチであり、大雪でいずこの道路も通行困難になっていることが予想されるので、なるべく幹線道路に近いところに登山口のある山を目的地に選ぶこととした。

 山渓社の「広島の山」の地図を見て、高速道のICから道路が伸びて、登山口近くに道の駅やドライブインなどの施設のある山を探すと、芸北の龍頭山と、吉和の冠山が見つかったので、まずは龍頭山に行くこととした。

 しかしながら、2月に入って猛威をふるっていたシベリア寒気団は、連休初日の土曜日にはいったん引きあげてしまい、気温は急上昇。そして気温はいいとして、前線が居座っていたので、中国地方はずっと雨の予報。
 そしてじっさいに土曜は朝から雨が降っていた。

 暖かくて、雨も降っていて、とても雪山に登る気分になれなかったが、せっかく遠方に来たので、雨足が弱まって来ることを期待して、午後に龍頭山の登山口近くの「道の駅 豊平どんぐり村」まで行って、ぶらぶらと散策。とかしているうち、本当に小雨になってきたので、とりあえず登山口まで行ってみた。

【龍頭山登山口】
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 雪は豊富であるが、道路はきちんと除雪されていた。
 龍頭山は人気のある山なのであるが、この天気では、駐車場には一台もとまっていなかった。

【登山口】
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 雨は止む気配もなかったが、登山道の雪道を見ると、やはり山歩きをしたくなり、アイゼンを装着して行けるところまで進んでみることにした。
 道には前日の登山者によるものと思われるトレースがあり、楽に進めた。

【龍頭山】
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 雨は降ってはいるものの、ときおり視界が開け、龍頭山も見ることができた。

【登山道】
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 登山道はいずこも雪がたっぷり。
 そして登山道の上にかかる樹にも雪がどっさり。
 これが落ちて直撃すると大変なので、ここは上をしっかり見ながら通過。

【分岐】
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 やがて道は駒ヶ瀧と山頂への分岐へと出る。

【駒ヶ瀧】
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 まずは駒ヶ滝に寄ってみた。
 気温が暖かいせいもあり、滝はたいして凍ってなく、見ごたえはなかった。

 そして雨足はまた強まってきて、展望は期待できないだろうし、グローブも濡れてしまい、モチベーションは下がる一方であり、龍頭山はここでおしまいにして、引き返すことにした。

 雪が多い月の連休、ウィンタースポーツ場はどこも稼ぎ時であったろうに、この天気ではどこも閑散としていたと思われる。なんともついていない話であるが、シベリア寒気団は今夜からまた南下してきて、日曜月曜はまた雪が降るとの予報。
 それで、明日の吉和冠山は楽しめそうである。

 というわけで、本来なら本日は吉和のどこかに泊まってよかったのだが、せっかく広島に来たからには、広島市の寿司の名店「吉鮨」に行ってみたい。
 それで下山後は広島市へと移動した。

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February 03, 2018

冬の英彦山&四王寺の滝

 英彦山は宮崎から遠いけど、冬のシーズンには一度は訪れたい山である。
 積雪量が多いし、それに冬期には凍ることで有名な四王寺の滝もある。

 1月最後の週の水曜から木曜にかけて、九州北部では大雪が降ったので、英彦山にも大量の雪が積もっているであろうと予想して、週末に英彦山へと出かけた。

【蛇渕キャンプ場】
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 英彦山にはいつもは日田市経由で登るだけど、雪の時期は道路状況が悪いだろうからと、今回は中津経由で496号線経由で登山口を目指す。と、途中の交通案内で、496号線はチェーン規制、はいいとして、その先の500号線は通行止めという情報。
 せっかく中津経由を選んだのに意味なかった。
 とりあえず蛇渕キャンプ場まで行ってから引き返し、少々の遠回りをして418号線を使って別所駐車場へ。

【登山口:別所駐車場】
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 418号線にたいした雪が積もっていなかったので、???と思っていたのだが、登山口に着くと、やはり雪がなかった。
 英彦山方面にはあまり雪が降らなかったのか。

【参道】
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 奉幣殿に到る参道にも雪は乏しい。
 そしてところどころ凍っているので、登りにくかった。

【奉幣殿】
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 奉幣殿の高さでは、さすがに雪が積もっていた。
 本日は神官たちによる節分の議が行われていた。
 そういえば、今日は節分であったのだ。

【四王寺の滝】
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 四王寺への急傾斜の道を登って行くと、急に視界が開けたところがあり、そこに滝が見える。
 今日はあまり寒くなかったので、じつは溶けているかもと思いながらの登山であったが、きちんと凍っていた。

【四王寺の滝】
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 いくつもの無数のツララが連なり、音楽的な律動感を感じさせる。
 まさにこういうのが「凍れる音楽」というものであろう。
 見た目も巨大なパイプオルガンといったところだし。
 本日の天気は曇りであったが、ときおり雲の間から日が射し、それが凍った滝に当たると、輝きにあわせて色調が微妙に変わって行き、その姿もまた美しいものであった。

【英彦山中宮】
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 山頂に近付くと、樹々は霧氷化しており、きれいである。
 寒いなか、時間をかけて登ってきた甲斐ある風景。

【千本杉】
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 山頂からの下山ルートは、北西尾根経由にて。
 この尾根には雪がどっさりと積もっていた。
 枯れた杉の大木が、雪とあいまって、厳しい景色をつくっていた。

Hikosan02

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January 20, 2018

登山:冬の雲仙岳

 冬は霧氷で有名となる雲仙岳へと登ることにしてみた。
 熊本からは、島原までフェリーで向う。このフェリー、観光客からもらえる餌を目当てに、カモメが群れ飛んでおり、ユニークな姿を楽しむことができる。

【有明海のカモメ】
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 カモメは船と同速度で飛んでいるので、まるで空中に止まっているかのようだ。

【仁田峠】
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 1月の九州は週末ごとに寒気が入っていいサイクルになっていたのだが、弟4週はそのサイクルからは外れて、小春日和とまではいかないが、気温が上がり、どうにも霧氷は楽しめない模様。
 そして、いざ仁田峠に着くと、妙見岳にはまったく白いものは見当たらず、どうやら今回は外れのようであった。

【妙見岳】
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 霧氷の時期は、白いトンネルとなる妙見岳の登山道。
 本日は普通の冬枯れの風景。

【国見岳】
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 妙見岳からは国見岳へと。
 山頂から観る、普賢岳と平成新山の姿は勇壮である。
 ただし、本日は春みたいな感じで大気が靄っており、遠景がどうにもくっきりしない。
 地元の人に言わせれば、PM2.5の影響だそうだが、長崎もけっこう被害を被っているのか。

【平成新山】
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 鳩穴経由で平成新山前へ。
 今も活発に活動している平成新山はいくつも水蒸気が立ち上っている。

【登山道】
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 あまり寒くもない本日の登山であったが、噴火口の窪地で、日陰になる場所ではまだ雪が残っており、このあたりはひんやりとしていた。

【普賢岳】
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 雲仙岳のゴールは普賢岳。
 霧氷がないせいで、閑散とした山となっており、登山道では人ともほとんどで会わなかった。

【普賢神社】
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 普賢神社まで下って登山口に戻る。
 ここで普賢岳を観ると、けっこう遠くにある。それなりの距離は歩いたのだと実感できる。

 昨年も冬に霧氷をねらって雲仙に登ったけど、その週だけ暖かく、霧氷は見られなかった。
 どうも私と冬の雲仙は相性が悪いみたいである。


Unzenn18

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January 07, 2018

登山:大船山 今水~東尾根~大船山~米窪 & 長湯温泉

 土曜も暖かかったが、日曜はさらに暖かくなり、雪解けは進んでいる模様。
 それでも、なにはともあれ大船山に登ってみよう。

【冷水登山口】
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 前回は坊がつる経由で登ったので、今回は南側から登ることにした。

【ガラン台】
2_2

 大船山は南側から登ると、その山容の全体像が見えないのが問題であるが、例外的にガラン台からは大船山の南面の姿を観ることができる。坊がつるから観る秀麗な形とは異なり、ずんぐりした形。

【東尾根】
3

 ガラン台からは普通は岳麓寺コースを使って大船山に登るのだが、本日は気分の問題で、少々大回りをして、東尾根経由で登ることにした。

【登山道】
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 1400mを越えたあたりから、登山道に雪が多くなり、アイゼン装着。
 それにしても本日は、風が吹いていなくて、気温も高めだったので、登っていて暑くてしかたなかった。

【御池】
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 この時期の大船山の名物、頂上直下の凍った御池。
 ここでソリ遊びをして楽しむ人もいた。

【大船山山頂】
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 山頂からの九重の眺め。
 昨日よりさらに雪が減っている。
 それでも天気がいいだけあって、眺めは抜群であった。

【段原】
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 下山は米窪経由で行くことにする。
 その分岐である段原から大船山を振り返る。
 12月に登ったときの樹氷をまとった純白の姿とはまったく異なり、冬枯れの、侘びしい姿である。

【米窪】
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 現在も火山活動が活発な九重連山は、噴火口だらけである。
 そのなかでも大規模なものが米窪。

【登山道】
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 米窪コースは、昨日の登山者らしき足跡が一人分だけあったが、雪のふきだまりの部分ではその足跡も消えていた。
 そして、このあたりは膝まで埋もれる。今日はどうしようかと思い、結局履いたロングスパッツは、ここで役に立った。

【冷水へ】
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 高度を落としていき、林道に入るころは雪もなくなっていた。
 今週はしばらくは暖かいようであり、九州の雪山はいったんリセットとなりそうだ。


【長湯温泉 & 山女料理】
Bus

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 下山してからは、長湯温泉に行き、そこで「翡翠の庄」に宿泊。
 湖をのぞむ露天風呂は、ゆるめの温度であり、登山後の筋肉の疲れを癒すにはたいへん良い湯加減である。
 そして夕食はこの宿の名物の山女料理。洗い、塩焼、骨の唐揚げとでてきたけれど、どれも逸品であった。やはりこの宿の山女料理は素晴らしい。


 ……………………………

Taisen01

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January 06, 2018

登山:牧ノ戸~星生山~御池

 1月第二週の連休。
 正月休みのフィレンツェ帰りから、まだ時差ボケは残っているのだが、土日は天気が良いとのことで、登山で身体を動かせば、時差ボケもリフレッシュして解消できるであろうから、冬山登山へGo。

【牧ノ戸峠】
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 1月に入って、寒さはゆるんでいることから、あんまり雪は期待できないと思っていたけど、牧ノ戸登山口には雪はあり、ここからアイゼンをつけて登った。

【沓掛山から】
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 沓掛山から見る、山にそってのびる登山道の姿。あんまり雪がないようだ。

【西千里】
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 西千里から観る星生崎と久住山のツートップの雄姿は、久住の名物。これでもっと雪が積もっていたら、白く輝く二峰がとても美しいのだが、今回はたいしたことがないのが残念。

【星生山】
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 西千里からはまず星生山に登ってみた。
 山頂から見る雄大な景色。
 本日は空気が澄んでおり、ここからは遥か遠くまで見え、その展望は美しいものであった。

【御池】
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 星生山を下って、御池へ。
 御池は全面凍結である。
 ここを横切って、御池を上から見るべく、天狗ヶ城へと登った。

【天狗ヶ城から】
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 天狗ヶ城から、御池を見下ろす。
 池全体の凍った姿を見ることができる。

 御池の姿を見ることができたことに満足して、ここからは西千里経由で下山。

 天気は良かったものの、肝心の雪が少なくて、いまいち楽しめなかった登山ではあった。
 明日は大船山登山の予定だが、地形的にあちらはもっと雪が少なそうだなあ。


Kujuu18


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