富山の鱒寿司
富山の郷土料理鱒寿司は、もちろん「ますのすし本舗 源」のものが有名で、九州でも物産展や駅弁大会の定番品であり、デパートで容易に手に入ることができ、「鱒寿司」というとこれをイメージする人が多いだろう。私もそうである。
今回富山の寿司店を訪れたとき、店主および店の客との話で、鱒寿司が話題となった。鱒寿司は、作り手がたくさんあり、土産店では数多くの種類の鱒寿司が売られており、なんでもかんでも「源」というわけではないそうだ。
そして、地元民の第一のお勧めとしては、まずは「川上」、次は「吉田屋」だそうである。これらの店はいい素材を使っているのは当然としと、味が安定しているところがよいそうだ。
どちらとも土産店に売っているけど、川上は人気が高いので、売り切れていることが多いそうである。
鱒寿司にはさして興味はなかったが、そういう話を聞くと、それらの鱒寿司を食べたくなり、空港の土産店に寄ってみた。
たしかに、鱒寿司ってたくさん種類がある。
そして「川上」と「吉田屋」を探すと、「川上」は運よく一つだけ残っていたのでGETできた。それに加え、「吉田屋」もGET.
重しを外し、笹をめくって、さて鱒寿司を食ってみよう。
ほどよく塩と酢の利いた鱒の身は脂もよく乗っており、シャリとの相性もよい。
これは美味しいと食い進めると、…さすがにこの量は途中で飽きる。
「吉田屋」の鱒寿司も、「川上」と似たよなものであって、美味しいけどやはり途中で飽きますな。
結局3日かけて、全部食べたけれど、当分のあいだ鱒寿司はもういいや。