カレー

February 20, 2009

山の中のカレー屋@ドワーフ(阿蘇郡高森町)

【ドワーフ】
Shop_2

 阿蘇根子岳の麓、鍋の平の近くに、別荘が集まっている地区があり、そのなかにカレーの店ドワーフがある。標識などなく、かなり奥まったところにあるので、店を探すのは難しい。私ももう一度道に迷わずたどりつく自信はない。
 このような地で、一般客を相手にカレー店が成り立つとも思えず、たぶん別荘地の人たちを主に相手にしている店なのではないでしょうか。

 「ドワーフ」という店名、おそらく「指輪物語」から来ているものと思われるが、店のなかにそれをにおわせるものはなし。少なくとも、髭面の店主が斧を片手に現れるというような、ちょっと期待したシーンは出現しなかった。期待するほうがおかしいか。

【エビフライカレー】
Curry_2

 カレーは、トッピングをカツやエビフライから選ぶもの。辛さは一定である。
 店主は熊本市のレストランで料理長をやっていたとのことであるが、そこから予想される欧風のものとは異なり、野菜をじっくり煮込んだ、甘めで柔らかな、家庭的なカレー。小国のBEARもそういうタイプのカレーだったから、阿蘇の人好みのカレーなのかな。

【日暮れ】
Shop2_2

 日が暮れると、山小屋ふうの店に明かりがともり、周囲の風景と溶け合って、いい感じとなる。しかし、すでに「closed」の看板が。
 閉店の早い店のようですので、夕方訪れるなら早い時間に行く必要があるようです。

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February 19, 2009

山の中のカレー屋@BEAR(阿蘇郡小国町)

 カレー屋と蕎麦屋はけっこう辺鄙な山のなかでも存在しているので、山のなかで見かけてもさほど驚くことはないが、さすがに小国のカレー屋「Bear」だけは、少々常軌を逸した場所にあり、…好みである。
 おそらく九州のカレー屋では、この店が最も山の奥に存在している店と思われる。
 山奥にありすぎるゆえ、店主を店を建てるさい、山小屋を建てる要領で、みずから建築資材を運んで、そして組み立てた、じつに味のあるハンドメイドの店なのだ。

 店には「ファームロードわいた」から分かれた舗装道を、Bearに至る標識に導かれ、山の方向に向かっていく。そして未舗装路に入り、そこの急坂を登っていくのであるが、この道がハードだ。横には沢が流れており、路肩は一部崩れていて、そして道が狭いので下手をすると沢に落ちてしまう危険がある。おそるおそる車を進めていくうち、小高い丘に出て視界が広がり、ようやく山小屋風の店が見える。

【Bear】
Bear

 手作りの店。建築材は周囲の林の木も使っているみたいで、切り株がいっぱいあります。涌蓋山の山麓にある店なのであるが、北側は林が邪魔して、展望が利かないのがちょいと残念。

【テラス】
Terrace

 店にはテラス席もあり、暖かい日は外で食べるのもいいでしょう。こちらは林が整理され、眺めがいいです。阿蘇小国の雄大な風景が広がっています。

【カレー】
Curry

 カレーは玉葱と野菜をじっくりと煮込んで、甘味と旨みが広がるもの。スパイスもほどよいぐあいの利き具合で、穏やかな味でまとめています。

 店主は福岡市でカレー屋を開いていたのだが、大自然のなかでカレー屋を営みたいと決意し、この山林を買って、店を建て、以前と同じ名前をつけて開店したとのこと。その実行能力ってすごいなあ。
 BEARは田舎の店にしては珍しく、夜9時まで営業している。なぜかといえば、周りに明かりがなにもないこの地では、夜になると、漆黒の夜空には満点の星がまたたき、それが絶品だそうだ。「今度は夜にも来てくださいよ」とのことであるが、あのダート道を夜中に車で通るのはいやだなあ。

……………………………………………………
BEAR 阿蘇郡小国町北里1308-6-9 TEL 0967-46-6177
    開店 11:00 閉店 21:00

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January 25, 2009

山の中のカレー屋@カフェ・プルニエ(南阿蘇)

 私は山にでかけることが多いのだけど、人あまり来るはずもない山奥にぽつんと料理屋をみつけ、なんでこんなところに料理屋があるのだろうと不思議に思うことが多々ある。そして、その料理屋は、たいていは「蕎麦屋」か「カレー屋」かに決まっている。
 蕎麦屋は、良質な水が豊潤に必要な職種であり、またマニアな客もつきやすいことから、山奥でも営業が成り立つことは理解できるけど、カレー屋については、山奥で営業するメリットがいまだによく分からない。その理由を知るため、というわけでもないのだが、山のなかでカレー屋をみつけると、ついつい寄ってしまうことが多い。(ようは私はカレーが好きなのです)

 今回は、阿蘇町南阿蘇のカレー屋、カフェ・プルニエに行ってみた。

 俵山トンネルに抜ける県道28号線を少しばかり山側に入ったところに店はある。目印は、バス停様の看板。

【カフェ・プルニエ 看板】
Signboard

 少々とぼけた感じの、味のあるいい看板だけど、問題はここから先。
 小さな川沿いに、店に続くコンクリの道があるのだけど、この道の幅が狭い。大型車だと、ぎりぎりに感じてしまう狭さ。そして狭いうえにカーブしている道なので、妙なミスをして道から車輪が外れないかと、運転していてヒヤヒヤしてしまう。この感覚、なんか記憶があると思い、すぐに久留米の「沈下橋」を通ったときのことを思い出した。

参考【久留米 沈下橋 側面】
Bridge_under_the_water_1

参考【久留米 沈下橋 正面】
Bridge_under_the_water2


久留米の、あの美しくも、おそろしい橋を思い出しながら、店へ続く道を通り、あっさりと店の前に到着。

【カフェ・プルニエ入り口】
Entrance

 なんとも不思議なセンスのある入り口。この店に寄る人しか見ることない入り口のはずだが、それにしては、けっこうな手間がかかっていると思う。


【カレー】プルニエカレー(辛口)
Curry

 メニューによれば、この店のカレーはグリーンカレーをベースにアレンジされたものということ。通常のグリーンカレーに用いる青唐辛子や緑系の香草は入ってなく、緑色ではない。ココナッツベースのルーに、いろいろなカレースパイスが入って、この店独自の、まろやかななかに、きりっとスパイスが立つ、「甘いようで辛い」カレーとなっている。甘・辛のアクセントがよく効いていて、ゆったりと落ち着いて食べるべきカレーですね。

【テラスからの展望】
View

 阿蘇盆地では、北側の阿蘇谷より、南側の南郷谷のほうが景色がいいと思う。こちらのほうが、外輪山と内輪山の幅が狭く、阿蘇五岳の立ち上がりがより迫力を持ってみることができる。
 カフェ・プルニエでは、その南郷谷に正対してテラスが設置され、形よき阿蘇五岳が真正面に見られます。
この抜群の眺めを見ながら、ゆったりとカレーを食べ、コーヒーを飲む。そういう優雅な時間を過ごすためだけのためにも、この店に寄る価値はあるでしょう。

 カフェ・プルニエ

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January 12, 2009

カレー@パパのカレー家さん(宮崎市)

【橘通り看板】
Tachibana_street

橘通りに妙に目を引く看板があったので前から気になっていたが、サイクリング前の腹ごしらえにでもと思い来店。

 カレーは幾種類もあり、宮崎名物の地鶏カレーとか、この店名物らしい焼カレー(ドリアみたいなもの)がメニューに載っているけど、オーソドックスにビーフカレーを注文。辛さの指定はなく、一定のようです。

【ビーフカレー】
Curry

 スパイスはほどほどの強さ、それと玉ねぎの甘さが中和して、食べやすい、やわらかなカレーソースとなっている。欧風でもなく、インド風でもなく、独自の中庸さを保っています。「パパのカレー家さん」という名前の通り、家庭風の味付けですね。もちろん、家庭で出せる味ではなく、専門店の味であります。
 個性は強くなく、食べやすさ、一般的カレーの美味しさを前面に出したカレーであり、安心して食べられるカレー。
 「カレー」という料理は、追求すればきりがなく、極端なものが好きな人(←おれだ)にはものたりないかもしれないけど、腹が減って、普通にカレーを食べたいとき、寄る価値は十分にあるカレーだと思います。

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December 25, 2008

カレー@ソロモン厨房(熊本市並木通り)

 月に一度だけしか営業しない伝説のカレー店であった「ソロモン厨房」が、通日営業になったいうことを聞いて一度は訪ねてみたと思っていた。本日熊本市に支部会議へ出張することになったので、昼食に行くことにする。
 この店は、もともとは米屋なのであるが、米を美味しく食べるために、つけあわせのカレーを工夫して月に一度客に出していたところ、美味しいと評判になり、ついに通日営業のカレー店となったとのことである。
 メニューは米屋の発展系にしては意外と豊富。その中に、店の名前をつけた「ソロモンカレー」があり、これが当然看板メニューであろうから、まよわずに注文。

1

 ライスは白飯とサフランライス。こちらが店の本職であろうから、当たり前のことながら、出来のよい米がふんわりとうまく炊かれています。

2

 かんじんのカレーはこれ。
 これじゃよく分からないが、ライスにかけるとこんな感じ。
3

 具は鶏肉とポテト。さらさらしたスープカレーですが、さて味はと。…鶏の出汁はほどよいコクを感じます。しかしスパイスがぼんやりして、カレーとして浮かびあがってくるものが感じにくい。このカレーがどういうカレーかが、食べていて感じるものがない。
 カレーという料理は、ひっきょう、様々なスパイスをどう選択し、どう組み合わせるかにすべてがかかっている料理だとは思う。そして、こうスパイスの響きが薄いと、カレーというより、「カレー風味の鶏がらスープ」という感じがするなあ。
 まあこういう控えめの味のカレーは、主役のライスの美味さを強調する働きはあるだろうから、「飯の美味しさを演出する」という当初からの役目はしっかりと果たしているとはいえる。

 淡々とソロモンカレーを食べ終える。
 食べ終えたあとは、いつものカレーの食後感として感じる胃の疲労感がない。このカレー、身体にやさしいカレーではある。こういうカレーが好きな人にはお勧めかも。

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December 21, 2008

スリランカカレーかごしま(鹿児島市天文館)

 天文館グルメ通りを歩いていると、新規開店しているカレー店を発見。

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 「スリランカかごしま」なる少々ベタ名前であり、どこかのカレーチェーン店が鹿児島出店した店みたいな店名である。
 2階に店はあるのだけど、階下まで漂ってくるココナッツの香りの良さが尋常なものでなかったので、入店してみることにする。

 スリランカカレーは九州では福岡市赤坂の「ヌワラエリヤ」が有名だと思うけど、メニューをみると、カレーの形状といい、リアルレッドなる辛さの追加表示なり、よく似ている。スリランカカレーってどれも同じようなつくりなのかなあ? などと思いながら、ランチメニューのスリランカカレーを注文。サラダ・デザート・食後の紅茶つきで800円というお得な値段。辛いものが好きな人は、追加50円でリアルレッドという辛さが増したバージョンを頼めます。

【スリランカカレー(リアルレッド)】
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 具はチキンとポテト。私は辛いものが好きなので、当然リアルレッドで。
 ココナッツの甘みと旨みをベースに、いくつものスパイスが混ぜあわされた、柔らかさのなかにスパイスの個性が浮き上がってくる、スリランカカレー独特のスープ。スパイスのバランスがよく、スープ全体の調和がとれています。固めのご飯にもよくあっていて、このスープをたっぷり含んだご飯は、味も食感もたいへんよろしい。

 鹿児島市のカレー店は、スパイスが効いたカレーを出す店が少ないような印象を受けるので、この店は十分に存在価値があると思う。

天文館グルメ通り
http://www.wink-net.ne.jp/gurume_st/index.html

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December 14, 2008

カレー@和田門(西中洲)

 ランチは老舗フレンチ店、和田門にて。
 フレンチ店といえど、この店はランチのカレーのほうが有名になっているみたい。そして有名になるだけあって、その味は欧風カレーとして、九州でも最高級のものであろう。
【ビーフカレー】
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 懐かしい料理漫画「包丁人味平」に出てきたカルトなカレー、ブラックカレーを彷彿させる真っ黒なルー。その中に牛肉の肉片が数片入っている。でも、味のほうは伝説のブラックカレーとは異なり(食ったことはないけど、作中の説明からはあっちはスパイスを複雑に効かしたスパイシーなカレーのようである)、肉や野菜をじっくりとよく煮込んで、まろやかで複雑で奥行きのある、カレーの香りと味のついたシチューとでもいうべき、本格的欧州カレーの味である。
 もともと肉に力を入れている店だけあって、肉の素材はよいし、その調理もよい。カレーから伝わる肉汁の旨さと、肉片の旨さが相乗効果によって旨さを高め、豊饒な味をつくっている。欧州カレーとして、これ以上のものは望むのは難しいほとのレベルに達しているのではと思う。

【バターライス】
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 カレーライスはレーズン入りのバターライスでいただく。
 カレー自体がけっこうこってりしているのに、このこってり系のバターライスで食べるのは胃袋に負担がかかります。ただし、普通の白飯ではカレーに負けてしまうので、バターライスで食べるのが正解なんでしょう。
 量もかなりの量で、このランチを食べると夕食はいらなくなるなあ。

 このカレーライスに、サラダ・スープ・デザート・コーヒーがついて1500円程度とは驚嘆すべきCPの良さと言えよう。

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