寿司:鮨とみ田@出雲市
島根県の寿司店ではたぶん最も有名な店「とみ田」を訪れてみた。
この店は相当前から江戸前スタイルの鮨を出し、当時の中国地方では珍しい存在であったので、一度は訪れてみたかったものの、島根を訪れる機会が乏しく、今回が初めての訪問となった次第。
【出雲三種の酒】
出雲は酒どころであり、良い日本酒を製造していて、それらを飲み比べ。
【ノドグロ】
出雲は良港があるので、店の素材はもっぱらそこから仕入れている。
これは立派なノドグロ。酒も進む。
【鮨】
鮨も当然、地獲れの魚を主に使ったものが出て来る。
握りはこぶりで、ネタにはあらかじめ味をつけて出されてくる。
これらの鮨は、きつめの酢〆やヅケ等のコテコテの江戸前鮨ではなく、新鮮な素材の良さを生かして店主流にアレンジしたものであった。
店主は広島で江戸前鮨を習い、それから平成4年に出雲に店を出した。当時は江戸前鮨は地元にはなかなか受け入れられなかったが、店主は適宜改良を重ね、今ではとみ田流といってよい独自の鮨をつくりあげ、観光客のみならず、地元でも人気の寿司店となっている。それゆえ、店は地元の人、観光客、あるいは出張中の人達でにぎわっていた。
出雲にとみ田ありと言われていた店であるが、そのとおりの良い店であった。
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