春の由布岳
週末の予報では寒気団が大分まで下がり、九重の最低気温は4℃とのことで、そうなると標高1400m以上では霧氷が楽しめるだろう。では、由布岳の御鉢巡りにでも行ってみよう。
しかし登山口に着くと、気温はたいして低くなく、そして向かいに見える由布岳もまったく白くなっていない。これは外れか、と思ったが、引き返すわけにもいかないので登って行く。
【由布岳】
由布岳一帯は野焼きした後で、野原に焦げ跡も生々しく残っている。では野焼きの野を行こうと、稲盛ヶ城経由で登ることにした。
【登山道】
野焼きは草も樹も全部火につつむはずだが、こうやって灌木が何本も生き残っているのはどういう機序によるものだろう?
【稲盛ヶ城山頂】
稲盛ヶ城山頂。ここから見る由布岳は、ぐっと近くなるので迫力がある。
【稲盛ヶ城山頂】
山頂には他にも柴犬連れの登山者が。
【登山道】
いったん下って、由布岳正面登山道を登って行く。馬酔木が満開であった。
【登山道】
淡々と歩を進めて行くうち、さっき登った稲盛ヶ城が、だいぶ下に見えるようになった。
【障子戸】
マタエに着いて御鉢を覗いて、霧氷などまったくないことを確認。とりあえず、西峰方向に向かう。障子戸は渋滞中であった。
【御鉢】
御鉢の岩場。雪も花もないので、あじけない。
【登山道】
御鉢巡り途中で東登山道方向への分岐で下山することにした。
【日向越】
東登山道と正面登山道の分岐点である日向越は、馬酔木の群生地になっており、丁度満開の時期だったので、花々を楽しめた。
【由布岳】
正面登山口に戻り、由布岳を振り返る。やはり形のよい山である。
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