四川料理:渝川菜館@湾仔
広東料理、潮州料理と上品系の料理が続いたので、次の料理は湾仔の有名な四川料理店「渝川菜館」へ。
この店の料理は本格的四川料理だけあって、とにかくスパイシー。唐辛子は何種類も使いわけており、さらには山椒もふんだんに使っていて、メリハリの利いた辛さと旨味を楽しめた。
【四川凉麺、焼椒手撕茄】
見た目に辛い焼きナス料理は見た目通り辛い。麺料理は四川の冷麺仕立て。これにもしっかりとスパイスが利いている。
【江津酸菜魚】
これは四川の名物料理で、魚を四川の漬物と、唐辛子、花椒で煮たもの。 たぶん日本では食べられないたぐいの料理で、種々のスパイスが複雑に絡み合っていて、刺戟的な味になっている。
【重慶辣子雞】
唐辛子と鶏を一緒に揚げたもの。とてもビールにあう料理。
【蒜泥青瓜】
胡瓜の浅漬けみたいな料理。辛さの口休めになると思いきや、これもピリリと辛い。
【農家回鍋肉】
香港風ホイコーロー。
けっこう辛い料理のはずだが、このへんになると口が痺れて来て、よく分からなくなっていた。
【泡椒魚】
鰻の炒めもの。日本の鰻はもっぱら蒲焼や白焼だけど、香港では鰻はブツ切りにして油で炒めるのが主流みたい。身に弾力があって独特の歯ごたえ。
【麻婆豆腐】
四川料理といえば、やっぱり麻婆豆腐。本場の麻婆豆腐はやはり辛い。
四川料理といえば、「辛い」のが特徴だけど、この店はたくさんの「辛いスパイス、辛い素材」を複雑に組み合わせての料理だったので、凡百の「辛いだけの四川料理」と違って、それぞれの料理に個性があり、美味しかった。
ただ、なにはともあれ、どれも辛いので、あらかじめ心して食べるべし。
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