早春の行縢山 南面崖下コース
2月というのに気温は高くなる一方で、山々に雪は期待できない。
もう早春といってよい気候になり、そうなると例年よりも花の咲くのが早くなっている。
それでは好天の休日、花を観に山に登ってみよう。
近場の山では、行縢山の山麓に椿の群生があるので、それを目当てに登山。
雄岳への正規登山道は造成林が多いので、雑木林のなかを行く南面崖下コースを行く。このコース、以前は台風による落石で通行止めになっていたけど、今は復旧されている。
崖下コースは名前の通り、行縢山名物の屏風のような崖に沿って高度を上げて行く、分かりやすいコースである。 ただし、道自体はけっこう荒れている。
椿目当ての登山であったが、もう時期は過ぎていたようで、花がいっぱい散っていた。
それでも幾輪かは枝に残っていた。
まともな椿の樹を探しているうち、行縢神社からの雄岳直登コースに一本まだ花を多く付けている樹を見つけ、崖下コースを外れ、しばし尾根を下った。
この登山道、踏み跡はほとんどなく、もはや廃道になっているようであった。
花をつけた椿の樹を見たことに満足し、それから山頂。いい眺めである。
下山は正規道で。
この道、一ヶ所渡渉部があるが、いつのまにか丸太の橋がかけられていた。
行縢山にはいろいろ名物があるが、そのうちの一つが行縢の滝。梅雨時に来ると、流れに迫力がある。
行縢山の近くにある舞野神社は、ちょうど菜の花の旬であった。
菜の花に鳥居が埋もれる姿は、なかなか趣がある。
今日は椿を目当ての登山であったが、菜の花のほうが印象的であった。
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