ミラノ散策
ミラノでは「最後の晩餐」と「大聖堂」が圧倒的で、これでお腹いっぱい、という感じにもなったのだが、ここは世界的観光地であって、まだまだ見るべきものはある。
それで散策がてら、それらを訪ねてみた。
ミラノ大聖堂からスカラ座はアーケードでつながっていて、ミラノ一の繁華街となっている。見事な造形であり、繁華街そのものが芸術作品である。
アーケードを抜けるとスカラ座広場。
ここでは、シャネル5番の香水のオブジェが大人気であった。
音楽好きにとって、ミラノといえば「スカラ座」。
といってもそれは中で音楽が鳴って初めて価値あるものなのであり、それで何か面白いものを演っていたらチケットを取ろうかと思っていたけど、年末の演目は「くるみ割り人形」であり、食指が動かないのでやめておいた。 これについては、またの機会にということで。
宮殿として建てられ、現在は市庁舎として使われている建物。普段は公開されていないが、年末年始は絵画展覧会御が催されていたので入場することができた。絵画よりも、建物そのもののほうが印象的であった。
ミラノの貴族の個人収集美術品を私邸に展示した美術品。建築、それに収集品でこの持ち主の趣味がよく分かる、まさに私立美術館であった。
日本で言えば銀座に当たる、ショッピングストリート。一流のブランドショップが立ち並ぶ。
Brioniだけ入ってみたけど、日本と似たような品揃えであった。さらには、どこの店舗も客が入っていないのも、日本同様であった。この手の店って、どうやって成り立っているのがいつも不思議に思ってしまう。
ミラノには公園が多いけど、そのうちの一つ。
ホテルの近くだったので、ここをよく通った。
ムッソリーニが国家の威信をかけて造った駅だそうで、たしかに威風堂々たる立派な駅である。
外見はローマ帝国式であるが、中の設備は近代的であった。
ミラノ一の規模の美術館。収蔵品も名品ぞろい。
ただし、休館日が年末年始に集中してしまい、入館する機会がなかった。
文化が華やいだルネッサンス期に立てられた城塞。中には博物館、美術館があるのだけど、あいにく休館日。
歴史上ミラノ一の有名人となると、たぶんローマ帝国時代のミラノ大司教アンブロージョとなるのだろうけど、彼を祀ったサンタンブロージュ教会はロマネスク建築の傑作と言われており、訪れてみることにした。しかしGoogle mapに従って行くと、そこにはロマネスクとは大違いの近代的教会があって驚いた。
これは単にGoogle mapの間違いで、そこはサンタンブロージュという地区であって、教会名で検索しても、そこにポイントを置いてしまうのであった。改めて訪ね直す気力もなく、結局教会には行っていない。
かつてミラノは運河がはりめぐされ、運河の町だったのだが、今では多くは埋め立てられ残っていない。
その名残を示すのが、ナヴィリオ運河。露天市が開かれ、人通り多いにぎやかなところである。
ミラノ、いろいろ見残したものは多いので、いつかまた訪れてみることにしてみよう。
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