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November 03, 2018

寿司:鮨 生粋@神戸市摂津本山

 関西では、京都市、大阪市には個性的な寿司店がそろっているけど、神戸市はどのようなものだろうと思い、神戸を訪れたついでに、神戸の有名寿司店「生粋」へと行ってみた。
 この店、神戸の繁華街から離れた摂津本山駅から歩いて15分ほどの住宅街のなかにひっそりとたたずんでいて、こういう店ってだいたい美味しいので、期待を持てる。

 メニューはおまかせの一種類のみであり、ツマミが一通り出たあと、握りに移行する。


 造りは石垣鯛、ツブ貝、炙り〆鯖の藁いぶし。小鉢で、牡蠣の酒蒸し、アン肝、岩もずく、ワタリガニ、白子椀。とそれぞれ、良い素材に工夫をこらしたものが続き、けっこう酒を飲んだのちに、口直しとしてミョウガの海苔細巻きが出て、それから握りとなる。

【握り】
5

6

9

 鮨は江戸前。旨味の多い赤酢の利いたシャリを、きっちりと温度管理をして、適度に大きさを変えながら、仕事をほどこしたネタを握り供される。
 握りは金目鯛、スミイカ、煮蛤、中トロ、車海老、鰤、鰆、イサキのヅケ、イクラ丼、雲丹軍艦、穴子等々。
 中トロは今が旬であり濃厚な脂がのっている。コハダは塩と酢のしっかり利いた関東スタイル。イサキのヅケは完成度高い。ふっくりと柔らかい煮穴子は塩と煮ツメの二貫。最後は厚焼き玉子。

 繊細で丁寧な仕事がなされたネタに、旨味酸味の利いたシャリがバランス良く握られた本格的な江戸前鮨であった。
 人口百五十万の大きな都市である神戸市ならば、高いレベルの江戸前寿司店は何軒かはあってもらいたいものだが、その水準を十分に満たす良店であった。

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