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September 21, 2018

憧れのアビーロード

【アビーロード ジャケット】
Ar

 ビートルズは今では伝説的、神話的グループではあるけど、私のような中年世代にとっては、解散がTVのニュースになったことや、新聞に大きな記事で載ったことが記憶に残っている、僅かながらも時代を共有できた、我が身の一つとなっている大事な存在である。

 ビートルズがポップス音楽史上いかに偉大な存在であるかは、私ごときがいちいち説明するまでもないけれど、その偉大な存在を我々はライブで知る経験は永遠に失われている。
 しかしビートルズがこの世にあった、というその名残は世界各所に残されており、それを目当てにリバプールやロンドンを訪れる人はいまなお多い。それは、なにやら宗教信仰にも似た行為であり、じっさいいくつかの地は「聖地」と呼ばれている。

 今回ロンドンを訪れたさい、是非とも訪れたかった憧れの地、世界一有名な交差点とも言われる「アビーロード交差点」に行ってみた。

【ポールの家】
1

 アビーロードに行くためには、普通は地下鉄のセント・ジョンズ・ウッズ駅で下りてから歩くことになる。その途中にポールの自宅があるので、それにまず寄ってみた。
 そしてここからアビーロード交差点へ向かう。

【アビーロード交差点】
2

 アビーロード交差点はその有名さは歴史的価値によるものであり、交差点そのものはいたって普通のものである。しかし、観光名所だけあって、観光客が群がっているので、これがそうだと行けばすぐ分かる。
 そして、アビーロード交差点は現役の交差点なので車の通行量は多く、それが邪魔となり、アルバムジャケット通りの構図の写真を撮影するのはけっこう難しい。
 だいたいジャケットでの撮影位置は、車道上なので、撮影ポイントを確保することからして難儀である。

【アビーロード交差点】
3

 とりあえず、交差点向かいの安全なところから写真を撮ったが、ジャケットとは異なる方向からの写真になり、風情がない。

【アビーロード交差点】
5_2

 それで、車の流れが切れたところを狙って、車道上から写真を一枚。
 なんとかそれっぽい写真とはなった。
 しかし冒頭のジャケットの写真と改めて比べると、同じところを撮ったのに、まったく芸術的雰囲気がないのは、哀しい。やはりプロが撮った写真は、構図、ピント、フォーカス、光と影、等々全てにおいて素晴らしい。


 アビーロード交差点では、観光客がひっきりなしにポーズをつけて歩いているので被写体には事欠かないが、せっかくなので私もこの交差点を横断してみた。
 1969年の8月8日、今から半世紀近く前に、ジョン・リンゴ・ポール・ジョージの、音楽の歴史をつくった四人組が渡った交差点を、その音楽に強い影響を受けて生きていた、東洋の日本人の私が遠路はるばる来て、自分の足でしっかりと歩いて行く。

 たいへん感慨深いものがあった。

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