耐暑サイクリング:延岡→高千穂@田中サイクル
延岡の田中サイクルショップのサイクリング定例会は、夏は7月下旬に、行縢山周囲のサイクリングをしたのち、ビアガーデンで宴会、ということをしているのだけど、今回はその日に台風の影響で天候が悪く、サイクル抜きのビアガーデンのみになってしまった。
ビアガーデンで飲むビールはたしかに美味しいけど、そのビールは夏の暑い中スポーツを行って思いっきり汗をかいたのち飲んだほうがさらに美味しいのは分かり切った話である。
そのため、それを悔んだ有志たちが、8月第一週の週末に改めてサイクリングの予定を組み直し、耐暑サイクリングののちのビールを飲もうということになった。
そのサイクリングは、延岡から高千穂まで行って思いっきり汗をかいたのち、温泉で汗を流し、それからバスに乗って延岡に戻ってたらふく美味いビールを飲もう、というものである。
私もそれに参加することにしたが、なんだかいかにも暑そうなコースである。
そして、当日を迎える。その日は、みごとに晴天であった。
まずは日之影まで行こう。
延岡から日之影までは、五ヶ瀬川沿いで、かつ木陰も豊富なのでそれなりに涼しさを感じられた。特に道沿いに小さな滝があるところは、その周囲だけ気温が低く、そこを通ると少しの間でも涼しくなり助かった。
しかし、耐暑サイクリングはここからが本番である。日之影から対岸に渡ってから高千穂までの道は、木陰もなく、ひたすらギラギラ照り付ける太陽のなか、懸命に坂道を漕いで行くルートである。
覚悟はしていたものの、やはり暑い。
よく考えれば、数年前まではこの時期、阿蘇の峠3000mを越える「阿蘇望」なんてイベントに毎年参加していたけど、よくあんなことやってたもんだ。
しかし、あれはそこにピークを設定して、6月からきちんと練習していたからなんとかなったが、今日のごとく、季節がら暑いからサイクリングなどやってないなか突然やると、やっぱりとんでもなくきつい。
暑さときつさでへばってしまい、心が折れそうになる頃、要所々々で並走車でサポートする田中店主が、皆にジョウロで水を頭からかけてくれ、これが「命の水」ともいうべきもので、なんとか気力を回復する。
暑いなかを走っているうち、ようやく青葉大橋が見えて来た。あの橋を越えると、高千穂の街である。ゴールは近い。
しかし高千穂はほとんど平地のないアップダウンの激しい地であり、街のなかに入っても楽はさせてくれない。
どんなにきついサイクリングでも、ベダルを回しているうちに、目的地にはつく。
気温30度を超える晴天のもと、走行距離55km、獲得標高830mのサイクリングを終え、無事ゴールの高千穂温泉に到着。なんとかみな無事に到着しました。
ここで計8名の自転車をサポートカーに収納。
参加者は温泉に汗を流したのち、バスで延岡に戻る。
そうして、それから今回の耐暑サイクリングの真の目的であったビアパーティをサイクルショップにて。
サイクルショップ変じて、居酒屋と化し、そして楽しい宴が始まるのであった。
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