登山:今年最後のミヤマキリシマ@扇ヶ鼻
ミヤマキリシマの時期は梅雨と重なっているので、週末登山できる日は限られていることが多いけど、今年は梅雨入りしたのち、週末のみ天気が良いことが続き、運よく毎週のように登山ができた。
そしてミヤマキリシマも最終章の、6月中旬の日曜日も晴れの予報であったので、名残のミヤマキリシマを見に九重へと行った。
向かう山は、3週前に来て、蕾ばかりで残念な思いをした扇ヶ鼻とした。
牧ノ戸からの登山道からは、九重南側の二峰、扇ヶ鼻と肥前ヶ城は、どこが山なのかさっぱり分からないけれど、赤川登山口から登ると、特徴ある形の山であることが分かる。
で、肝心のミヤマキリシマは、ほとんど見えず南面のミヤマキリシマは既に終わったようである。
登山口から600mほどの高さを登り、扇ヶ鼻山頂に到着。
ここでのミヤマキリシマの群落は、盛りはとっくに過ぎていたが、それでもまだ美しさを保っていた。
扇ヶ鼻からは、西千里浜に下りて久住山を目指す。
そこから見える星生山は、山頂付近のミヤマキリシマがちょうど時期のようで、この界隈のミヤマキリシマが今回一番美しかった。
本日は雲の流れが早く、久住はガスに覆われては、また払われていく、といった感じであった。
そのガスが払われていた時に現れた、久住山と星生崎のツーショット。
九重を代表する風景である。
久住分れから久住山に向かうころからガスが流れて来て、眺めは悪くなる一方であった。
山頂に着いても、大パノラマはまったく望めず、赤川登山口に向かって下山した。
今年は、当たり年であった昨年以上に、ミヤマキリシマの花の咲き具合が見事であり、1ヶ月近く、夢幻郷のごとき風景を週末ごとに楽しめることができた。
平成最後の6月は、ミヤマキリシマを大いに堪能できた、記憶に残る月であった。
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