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June 2018 posts

June 17, 2018

登山:今年最後のミヤマキリシマ@扇ヶ鼻

 ミヤマキリシマの時期は梅雨と重なっているので、週末登山できる日は限られていることが多いけど、今年は梅雨入りしたのち、週末のみ天気が良いことが続き、運よく毎週のように登山ができた。
 そしてミヤマキリシマも最終章の、6月中旬の日曜日も晴れの予報であったので、名残のミヤマキリシマを見に九重へと行った。

 向かう山は、3週前に来て、蕾ばかりで残念な思いをした扇ヶ鼻とした。

【扇ヶ鼻と肥前ヶ城】
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 牧ノ戸からの登山道からは、九重南側の二峰、扇ヶ鼻と肥前ヶ城は、どこが山なのかさっぱり分からないけれど、赤川登山口から登ると、特徴ある形の山であることが分かる。
 で、肝心のミヤマキリシマは、ほとんど見えず南面のミヤマキリシマは既に終わったようである。

【扇ヶ鼻】
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 登山口から600mほどの高さを登り、扇ヶ鼻山頂に到着。
 ここでのミヤマキリシマの群落は、盛りはとっくに過ぎていたが、それでもまだ美しさを保っていた。


【星生山】
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 扇ヶ鼻からは、西千里浜に下りて久住山を目指す。
 そこから見える星生山は、山頂付近のミヤマキリシマがちょうど時期のようで、この界隈のミヤマキリシマが今回一番美しかった。

【西千里浜から】
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 本日は雲の流れが早く、久住はガスに覆われては、また払われていく、といった感じであった。
 そのガスが払われていた時に現れた、久住山と星生崎のツーショット。
 九重を代表する風景である。

【久住山山頂】
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 久住分れから久住山に向かうころからガスが流れて来て、眺めは悪くなる一方であった。
 山頂に着いても、大パノラマはまったく望めず、赤川登山口に向かって下山した。


 今年は、当たり年であった昨年以上に、ミヤマキリシマの花の咲き具合が見事であり、1ヶ月近く、夢幻郷のごとき風景を週末ごとに楽しめることができた。
 平成最後の6月は、ミヤマキリシマを大いに堪能できた、記憶に残る月であった。


Ougi

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June 09, 2018

登山:九千部岳のヤマボウシ@雲仙

【ヤマボウシ:Wikipediaより】
Yamaboushi

 初夏を告げる花ヤマボウシは、白く大きな花弁が特徴的な美しい花である。ヤマボウシは、庭樹、街路樹などによく用いられており、さほどめずらしいものではない。
 しかしながら、ヤマボウシの大群落となると、そうめったにあるものではなく、そして花の時期を迎えたとき、山肌一面のヤマボウシが一挙に咲き誇っている姿は、圧巻とでもいうべき自然の迫力を見せてくれるそうで、その風景が雲仙九千部岳で見られるということで、行ってみた。

【吹越登山口】
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 まず雲仙は吹越の登山口駐車場に車を止める。
 初めて登る山であり、今回、登山ルートは「山と渓谷社 長崎県の山 旧版」を使って検討したのだが、そこに載っているのは「こんなルート使っとられるか」というものだったので、それをアレンジして自転車を使って、吹越からは田代原キャンプ場まで下り、そこから九千部岳に登って、吹越に戻るルートを設定した。

【田代原キャンプ場】
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 田代原キャンプ場まで自転車で行き、その登山口から登山開始。
 そしてキャンプ場の案内板を見た時点で、ここを使えば普通に周回ルートで登れることが分かった。いちいち自転車を使う必要はなかった。
 まあ、そういうことは山レコとかで、webで事前に調べれば分かることだが、今回は標準的な登山本のみで済ませていたわけで、いろいろ反省。

【登山道】
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 登山道は、田代原牧場横の柵に沿ってのもの。そのうち、登山道は林間の苔むす石段に入り、高度をかせいでいく。

【ヤマボウシ】
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 高度を増していくと、やがてヤマボウシが現れて来る。
 白く咲いていることは分かるが、ヤマボウシは背の高い花なので、下から見るとあまりその風情が分からない。

【山頂から】
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 そして、山頂に着くと、山肌一面咲き乱れているヤマボウシを見ることができる。
 普賢岳の方向を見ると、そこにもヤマボウシがいっせいに咲いている。
 ここでしか見られてない壮大であり、美しい光景なんだけど、……白い花の群落の魅力って、それを写真で表現するのは難しい。
 この、息をのむような、素晴らしい風景は、やはり自らの目で見て真の魅力が分かる、というもの。

【田代原牧場】
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 山頂近くの岩場から、田代原牧場を見る。
 この風景も、また牧歌的な良さがある。

【吹越】
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 山頂からは吹越へと戻る。
 この周辺のヤマボウシも、また見事なものだ。
 山頂からの眺めは格別ではあるけれど、九千部岳に登らなくとも、ここでもまたヤマボウシの魅力は十分に知ることができると思う。

Photo

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June 03, 2018

登山:由布岳@ミヤマキリシマ

【由布岳】
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 日曜日は、九重から湯布院に移動。
 由布岳に正面登山口より登る。
 今年の由布岳も九重同様にミヤマキリシマがよく咲いているとのことで、それを期待しながらの登山である。

【マタエ前】
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 由布岳の特徴的なジグザグの登山道を、湯布院の町を眺めながら登っていき、ようやく道の傾斜がきつくなってきたころ、時期を迎えたミヤマキリシマが見えて来る。

【障子戸】
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 由布岳のミヤマキリシマは、西峰の東側斜面が一番美しいので、それを目当てに御鉢巡りへGo。
 登山者でにぎわう時期、最初の難所「障子戸」は渋滞することが多いけど、今回は幸いながら人は少なかった。

【西峰東斜面】
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 西峰を過ぎ、東斜面を眺める。
 ちょうどミヤマキリシマの旬のようで、満開のミヤマキリシマを見ることができた。

【岩稜帯】
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 登山道はいったん下がって、それから御鉢の岩稜帯に入る。

【西峰東斜面】
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 岩稜帯から東斜面を振り返ると、ここからの眺めもまた見事なものである。

【西峰東斜面】
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 岩稜帯を過ぎ、剣の峰まで登って、そこから見る東斜面。

【御鉢】
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 急傾斜をのぼりつめても、まだ登山道は難所続きである。
 ゴールの東峰が見えるが、こちらの方面はあまりミヤマキリシマは咲いていない。

【東峰から】
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 東峰に着き、湯布院盆地を望む。
 その奥には九重の山並みも見える。
 今日は山開きなので、相当な人のにぎわいであろう。

【障子戸】
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 西峰方向をながめると、障子戸は渋滞中であった。
 早めに登ってよかった。

 今年のミヤマキリシマは、霧島、九重、由布岳とどこも当たりであった。
 5年ほど前の惨状からずいぶんと回復したことに感心する。
 これからも、このように咲き乱れてくれればよいのだが。

Yuhu


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June 02, 2018

登山:三俣山~北大船~平治岳

 九州は梅雨入りしたけど、平日は雨、週末は晴れという、良いパターンとなっており、6月最初の週末は土日とも好天の予報。
 それでは、先週に引き続き、ミヤマキリシマ咲き乱れる九重に行ってみよう。

【大曲先の駐車場】
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 長者原の駐車場に午前7時半に着くと、あの広い駐車場は満車であった。ならば500mほどの先のパーキングエリアに行こうかなと思ったが、今回は大曲の近くの道路管理会社の駐車場が登山者用に臨時開放していたのを来る途中に見たので、それを使ってみるかと大曲方向へとUターン。
 そこに車を止めて、大曲から三俣山を目指した。

【登山道から】
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 大曲から林道に出ると、星生山と硫黄山の山肌に染まるミヤマキリシマがまず目に入る。
 九重のなかでは最も土壌の酸性濃度が高いところだろうから、ミヤマキシリマしか生えないような環境となっていて、独自の美しさがある。
 ここを一回は通りたいけど、20年くらい前からずっと通行禁止である。

【すがもり越】
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 すがもり越から三俣山に登る。
 ミヤマキリシマはいい咲き具合だ。

【中岳方面】
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 昇っている途中に、中岳方面を見る。
 山肌が崩れ、砂礫が露出したようなところに、ミヤマキリシマのみが咲いている。

【三俣山西面】
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 三俣山の山稜に出ると、本峰西面のミヤマキリシマがお出迎え。
 いきなり、目の前に、赤紫色の壁が出現するわけで、誰もがこのとき歓声をあげる。

【三俣山本峰】
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 高度を上げ、1700m付近ではまだミヤマキリシマは咲き始めくらい。
 山頂近傍はあと1週間~10日はかかるようだ。

【大鍋】
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 山頂から大鍋を望む。
 一面の新緑がなかなかよろしい。
 しかし、やはりその奥の、山頂がミヤマキリシマのピンクに染まった平治岳の姿のほうに目が奪われてしまう。

【南峰から】
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 本峰から南峰へ行き、それから坊がつるまで下りて行く。

【坊がつる】
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 午前の時点で、すでに坊がつるには多くのテントが設置されていた。
 それにしても、これらのテント、新しいものが多い。テントって、耐久品なので、自立式じゃない昔の古いタイプのテントがまだまだあっても良さそうなものだが、ほんとみなくなった。

【段原】
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 段原に出ると、北大船のミヤマキリシマが美しい。
 先週でほぼピークと思っていたが、まだ十分残っていた。

【北大船】
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 北大船の登山道は、ミヤマキリシマのなかを行く。
 ピンクに染まった、夢幻的な道。

【平治岳】
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 北大船の登山道から見下ろす平治岳。
 今年の平治岳は、異常なくらいに花のつきが良く、山頂に乗っかった大量のミヤマキリシマが、山肌を伝わってドドドと滑り落ちているような、ミヤマキリシマの製造工場のような、一種異様な姿となっている。

【大戸越】
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 登山者でにぎわう大戸越にいったん下り、これから本日のメインの平治岳登山である。

【登山道】
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 青い空のもと、満開のミヤマキリシマが、威圧的なまでに美しい。

【平治岳南峰】
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 この時期を代表する、九重の風景。
 九重+ミヤマキリシマで画像検索すると、必ずこの構図の写真がずらずらと出て来る。
 赤紫に染まった山頂、その奥には坊がつると、それから存在感ある三俣山。
 ……それにしても、ここまで山頂一面が鮮やかに染まった平治岳って、じつは初めて見た。平治岳がその持てる実力の全てを発揮した、という迫力ある風景であった。

【平治岳本峰】
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 平治岳本峰の斜面もまた見事なミヤマキリシマの染まり具合。

【平治岳本峰から】
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 本峰からの眺めもまた、南峰に負けず劣らず素晴らしい。
 平治岳で存分にミヤマキリシマを堪能し、それから下山。

【雨ヶ池】
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 坊がつるからは雨ヶ池コースで長者原をめざす。
 明日が九重の山開きなので、それに備えて坊がつるでテン泊する用意をした登山者に何人も出会う。
 午後の時点で坊がつるにはテントはたくさん立っており、これからも増えるわけで、今夜の坊がつるは大賑わいである。
 そして、長者原へは、何度も平治~北大船を振り返りながらの登山。
 やがて雨ヶ池に着き、またその方面を眺める。
 例年になく美しく染まった平治岳の姿も、この雨ヶ池で見おさめである。

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