登山:高千穂峰(2) 皇子原~高千穂峰
高千穂峰下山後は、高千穂温泉郷で一泊。
曇りの土曜日と異なり、日曜は好天の予報。当然、登山をしよう。
昨日は高千穂峰だったので、本日は霧島のもう一つの主峰韓国岳に登りたい感じではあるが、霧島は現在新燃岳の噴火のせいで、登られる山は高千穂峰のみとなっており、ならば登山口を変えて高千穂峰に登ってみよう。
登山口より高千穂峰を望む。見事な好天である。
陽光が降り注ぐ自然林のなかの快適な登山。
高度を増していくうちに、稜線の登山道に近づく。そうすると、昨日ミヤマキリシマが見事であった二子石が視界に入って来る。
稜線に出ての二子石方面と、高千穂峰方面の写真。
昨日と異なり天気がよいので、ミヤマキリシマの花の色も、いっそう映えている。
高千穂峰へ登って行くと、御神体である高千穂峰を祀る、〆縄が現れる。
ここで外国人カップルが休憩しており、しばし会話。ベルギー人とフランス人のカップルであった。なんかちかごろフランス人とよく遭遇するなあ、とちょいと不思議に思った。
どうしてこんな辺鄙なところの山へ?と尋ねると、活火山が好きなので、わざわざ日本の九州まで来たとのこと。ヨーロッパには火山が少ないので、日本がうらやましいと言っていた。
私のような九州人にとっては、噴煙噴き上げる火山は珍しくともなんともないものであるが、ただたしかに火山って、地球が生きていることをじかに感じさせる、迫力ある存在であり、貴重なものではあるなあ。九州にはいっぱいあるけど。
木段を登りおえると高千穂峰頂上である。
山頂は、ミヤマキリシマ目当ての人でにぎわっていた。
山頂から韓国岳方面を望む。
新燃岳は、相変わらず噴煙をのぼらせ、そして韓国岳、大幡山の山麓には、満開らしいミヤマキリシマ。
新燃岳の斜面の一番下の平地には、これもミヤマキリシマの大群落がちょうど満開の鹿ヶ原。
これらのミヤマキリシマの花園は、今年は誰も近寄ることができない。
山頂からは元来た道を下山。昨日とちがって、今日は登山道もよく見える。
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