バンコク(1) ワット・ポー、ワット・アルン
バンコクのことをSNSに書くと、「癖になるほどいい国だけど、暑さで萎える」「12月がいいと言われけど、それでも暑かった」「タイならチェンマイがいいですよ」「自転車でまわると面白いです。暑いけど」などとレスポンスをもらった。
なにはともあれ、バンコクは「暑い」そうだ。
バンコクの観光名所は、旧市街の一地区にかたまっている。そこはバンコクの一般的ホテル街より6kmくらい離れている。普通に歩いて行ける距離なので、歩いて行くことにした。
旧市街にはシーロム通りを一直線に歩けば着くので、まずはシーロム通りへと出る。
巨大な歩道橋を渡ると、日タイ友好の標識が。おそらく日本の経済援助で建てられた歩道橋と思われる。
仏教の国、タイにはあらゆるところに寺院がある。そのどれもが派手な外観なので、どれも目立つ。
……しかし、歩いていると、ひじょうに暑く、汗が出てたまらない。
バンコクにはなぜかセブンイレブンが豊富で、冷たい飲料水が容易に手に入るのは幸いであったが、適宜水分補給して歩かないと、熱中症になりそうな厳しい暑さである。
この暑さのなか歩くのもいやになり、途中でタクシーにでも乗ろうとも思ったが、歩いていないとじっくり見られない風景もあるので、とりあえず一度は歩ききることにして、ようやくワット・ポーの前に。
寺院の敷地内に入ると、いくつもの鋭い仏塔が立ち並んでいる。
日本の仏教文化にはない、エキゾチックな風景。
回廊には、ずらりと黄金色の仏像が並ぶ。表情や、手のしぐさが、やはり日本のものとは異なっている。
ワット・ポー名物の、巨大寝釈迦仏。この寝姿で、悟りを表しているそうであるが、あまりに大きすぎて全体像がよく分からない。
ワット・ポーをだいたい観たのち、対岸のワット・アルンへ。
多くの陶器をまとった白く輝く大仏塔は高さ75mという巨大な塔である。
ワット・アルンは細部まで精巧な細工をほどこした、巨大な美術品であり、素晴らしいものであったが、写真で見てのとおり、入道雲まで湧いてくる天気であり、歩いていると暑くて体力が消耗するばかりであった。
時刻的にはまだ他の名所に行ける余裕があったが、もうこれ以上、この暑さのなかを行動する気にはなれず、空調の利いたホテルに戻ることにした。
帰りはもちろん歩く気はしない。地図を検討すると、ワット・アルンからはチャオプラヤー川のフェリーでタークシンまで行って、それから駅でモノレールを使うとホテルの近くまで行けるので、そういう交通機関の使いかたで戻った。
バンコクの、まずはの感想。やっぱり暑い。
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