登山:久住山@ミヤマキリシマ
5月下旬、九重のミヤマキリシマの季節。
九重にはいくつもミヤマキリシマの名所があるけれど、今回は扇ヶ鼻を目指す。
26日土曜日、天気予報によれば、午前中は雨だけど、午後には回復するとのこと。
牧ノ戸峠に向けて車を走らせると、予報とおりにずっと雨。牧ノ戸峠の駐車場で雨が止むまで待機。10時半過ぎると、雨脚が弱まり、雲の位置も高くなったので、それから準備を整えて出発。
標高1700mに2m足りないせいか、普段はあまり見向きもされない扇ヶ鼻も、この時期は人でにぎわう。しかしながら、花の咲き具合はよくて3分といったところで、1週間~10日ほど来るのが早すぎたようだ。株ごとに蕾はたくさんついていたので、その時期はピンクに染まる山肌が楽しめるであろう。
扇ヶ鼻からは星生山へ。
こちらも花の咲き具合は3分といったところ。
星生山山頂からは、九重全体の360度の展望を楽しめるのだが、本日はガスの流れが急であり、久住山にはずっとガスがふき付けられて姿がよく見えない。
本日はイワカガミがちょうど咲き頃だったみたいで、いずこでも満開のイワカガミを見ることができた。
特に星生山にあったこのイワカガミ、これほどの群生は見たことがなく、この豪華な咲具合を見られて得をした気分。
星生山から見えていたとおり、久住わかれからはガスの通り道になっていて、展望がよくない。
それでもガスの流れが早いことから、もしかしたら久住山山頂に着くころには、ガスが晴れているかもしれないと、それを期待して登ってみた。
ガスがひっきりなしに吹き荒れる登山道を登っていく。この時期なのに、ヤッケがないととても寒くて登れなかった。
それでたどりついた山頂。残念ながらガスのなかで、まったく展望はきかなかった。
ここでガスが晴れるのを待つのも寒いだけだから、写真を撮ったのちさっさと下山。
西千里浜を歩くころ空が明るくなったので、うしろを振り返ると、見事にガスは払われ、星生崎と久住山のツーショットが鮮やかに見えた。
あと30分くらいずれていたら、山頂での展望を楽しめたのだが、まあしょうがない。
下山したのちは、明日大船山を南側から登る予定なので、そちらに便利な長湯温泉の宿に宿泊。
この宿の露天風呂は、眺め、雰囲気、湯質、湯音、全てが好みであり、登山後の疲れを癒すには最適の温泉である。
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