春の大崩山
GW前半は好天。
それではアケボノツツジ咲き乱れる大崩山に登ってみよう。
例によって、ワク塚からの周回コースで登る。
渡渉部から見える、白い岩峰群は、こういう澄んだ青空のもとがもっとも魅力的である。
袖ダキに到着。ここから見るワク塚の姿は大崩山のシンボル。
袖ダキの標高は1260mであるが、この高さではアケボノツツジはほぼ終わっていた。
大崩山登山のハイライトは、ワク塚の高度感あふれる稜線歩き。
この高さで、アケボノツツジはほぼ満開を迎えており、そこらここらでピンクの花が咲き誇っていて、花酔いしそうな素晴らしい歩きとなる。
上ワク塚の近くにはミツバツツジの群落があり、この花も、鮮やかな紅紫色が印象的な、アケノボツツジはまたちがう個性を持っていて美しい。
坊主尾根へ下るコースでは、小積ダキの高さで、アケボノツツジが盛りであった。
太陽のもとが似合っている華やかな花アケボノツツジとは異なり、日陰での清楚な佇まいが似合っているヒカゲツツジ。
これらの花をめでながらの、ゆっくりとした登山を楽しんできた。
今年はアケノボツツジの花のつきがよく、当たり年であり、この時期は大崩山には全国から人が訪れるのだが、みな満足することができたであろう。