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February 11, 2018

登山:吉和冠山@広島

 寒気団がいったん退いた土曜日と異なり、また戻って来た日曜は、広島市でも朝から小雪が降っている。これは山のほうは、もっと雪が期待できるであろう。
 それで予定通りに吉和冠山に向けて出発。

【県道30号線】
1

 広島市から廿日市経由で下道を行く。この時点でいい雪の積もり具合である。

【潮原温泉】
2

 吉和冠山の登山口駐車場にあたる潮原温泉に到着。
 雪は順調に降っている。雨だとたまったものではないが、雪ならおおいにけっこうである。
 そして駐車場には宇部市のバスが止まり、そこからぞろぞろと登山者が降りて、そして山へと向かっている。総勢20名は越えている。
 これだけの団体が登るなら、いいトレースが出来ているだろうなと、すこし安心する。

【林道】
3

 団体が過ぎたあとの雪道は、高速道路なみの高規格トレースが出来ており、踏み固められた道はとても歩きやすい。

【登山道】
4

 林道はやがて川を渡る橋から登山道となる。ここが登山口である。

【登山道】
5

 やがてさきほどのグループに追い付いてきた。
 宇部山岳会の人達であって、いくつかのグループに分かれての登山。この先にあった広場で休憩しているところを私が抜いたが、まだトレースは先にあった。
 この登山会の先発隊がラッセルして道を開いているとのことであり、それをつけていけばいいよとのアドバイスをいただいた。

【登山道】
51

 吉和冠山までの道は、半分ほどは川沿いの道であり、いくつかの丸太橋を越える。

【登山道】
52

 本日の天気予報は、「雪ときどき晴れ」という微妙なものであったが、その予報通りときおり雲の切れ間から太陽がのぞき、そうなると陽光が雪原に射して、きれいであった。

【登山道】
53

 クルソン仏岩出会を越えたあたりの、ゆるやかな尾根筋で、山岳会の先発隊のラッセル部隊に追い付いた。
 すぐ後につくのも妙なので、つかずはなれずの距離でついていった。
 そのうち、先発隊は進むのを止め戻って来た。
 なんでも後続隊が昼食にしたいと言うので、いったん下方の広場に戻ってそこで食事にするとのことであった。

【登山道】
6

 というわけで私の前に、ふかふかの新雪が広がった。
 今まではただトレースを追ってきただけなので、改めて現在地をGPSと地図で確認する。
 そうするとあと200mくらい尾根筋を歩き、そしてそのあたりで吉和冠山の山頂への傾斜にとりついて、あとはひたすら100mほどの高さの急登をのぼっていけばいいということが分かった。
 雪舞うなか樹のあいま、前方にぼんやり見える小高い山が吉和冠山の山頂であろうから、山頂まではさほど時間はかからなそうである。(あとで大間違いと判明)

 とりあえず行程を頭に入れたのち、ラッセルしていく。雪の積もりぐあいは、膝ラッセルというところ。気持ちよくトレースを伸ばしていくうち、後ろからなにやらドタバタといった感じで登山者が現れて来た。それは先の先発隊のうちの2名であり、どうやら予定が変更となって、山頂で昼食をとることにしたようであった。
 2名は私にあっさりと追いついたけど、無理に追い抜くわけにもいかないだろうから、私を先頭にそのまま進んでいった。

 やがてそろそろ取りつき点であろうあたりに来た。いちおうGPSで確認しようと、GPSを出そうとしていたところ、私たちが先に行きましょうかと後続の提案があり、それに私はついていくことにした。先発隊はそのまま直進し、やがて山頂への最短距離の傾斜へと取りついた。

 私もラッセル部隊の一員となり、3人でラッセルを回していったけど、この急登部は雪が深く、私はツボ足だったので、やがては腰の高さまで埋るようになった。そうなると前方の雪を崩しながらそれを踏み固めてのラッセルとなり、時間がかかる。
 先発隊はワカン装着だったので、速度は早く、私がいると足手まといになってしまうので、ここで私はラッセル隊から引退。おとなしく跡をついていくことになった。

【ラッセル隊】
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 ラッセル隊装着のワカン。
 これがあるとないでは、大違いである。
 そして私一人で登ってたら、たぶん100m登るのに2時間はかかっていたであろう。
 同日に山岳会が登っていてラッキーであった。

【登山道】
7

 もっともワカンがあっても、この雪では先頭者たちのスピードは出ないので、そのうち後続の者がぞくぞくと追いついてきた。
 トレースのありなしで、速度はまったく違ってくるのが、雪山である。
 ちなみにここは崖といっていいくらいの急傾斜であったが、写真ではそれがまったく表現されていない。

【吉和冠山山頂】
8

 山頂の広場には、はりだした雪庇を突破して、強引に道がつけられていた。
 霧氷がきれいであったが、雪によって展望はきかず、登頂したことのみに満足して、それから元来た道を引き返して下山。

 これだけの大人数が通ったのだから、帰りの道は簡単だろうと思っていたけど、ときおりトレースが完全に雪に埋もれているところがあった。山の各所によって、雪の降る量がずいぶんと違っていたようだ。

 そして駐車場に着くことには、降る雪はどんどん増えて、視界が真っ白になってきた。
 雪は夜もずっと降るとの予報であり、今日造られたトレースも全て夜のうちになくなってしまうであろう。

 この寒波が一日ずれていたら、土曜日も雪山を楽しめたのであるが、まあ一日でも十分に雪山を楽しめたのでよしとしよう。
 それにしても、中国山地の雪の量って、やはり九州とは比べものにならないくらい多い。うまく条件があえば、また来年も来てみたいと思った。

Photo


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