第一回ディスカバリーグルメライド in 児湯
宮崎は地形の変化に富んでいるし、そして国道10号線を除いては、たいていの道路は車の交通量が少ないので、自転車を走らせるのにいい環境の地である。
それで各地でいろいろとサイクルイベントが開かれているのだが、今回は児湯郡が第一回のサイクリング大会を催すことになった。自然の豊かさを生かしてのコース取りと、そして児湯は5つの町から成っているのだが、その町の名物をエイドで供するという、グルメプランもつけた魅力的な大会である。
当日は好天で、そして気温もさして低くなく、よいサイクリング日和となった。
開会式のあと、午後8時半に数十人ずつでスタート。
400人近く参加していたので、なかなかのにぎわいである。
ロングコースは、走行距離100km 獲得標高1265mという、けっこう坂の多いコース取りである。
まず最初の坂は綾ワイナリーに到る、100mほどの坂。ここは序盤なので、みな元気である。
一番目のエイドは都農ワイナリー。
都農町を見下ろす高台にあり、見晴らしがよい。
都農はワインとともに、トマトも名物である。それを使った、甘酸っぱいトマト鍋。
それに、都農産キャンベルジュースも。
ワイナリーからは都農神社に下って、海岸線に沿って高鍋方向へと走る。
途中で横をエイル宮崎の高速列車が追い抜いていったので、それに便乗して、高鍋までついていかせてもらい、ずいぶんと楽をさせてもらった。
2番目のエイドは高鍋中央公園。
高鍋は、餃子が有名で、老舗の店もある。その一つの「たかなべギョーザ」。
ただ、今回は初回ということもあり、段どりが悪く、参加者の到着時刻を読み違っていたようで、餃子を料理するのが間に合わなく、餃子の焼き上がりを待つ長蛇の列ができてしまった。
まあ、最初はこんなものでしょう。
高鍋からは新富町へは、大崩チームと合流してサイクリング。
このあたりは基地があるので、ときおり戦闘機が上空を飛ばないかなあとか思いながら走ったが、結局飛来せず。
それにしても、本日の空は美しかった。
3番目のエイドは昼飯時であり、カロリー高めの鶏炊き込み御飯の御握り。それに、この地の名物のきんかん「たまたま」、それにイチゴ。たまたまもイチゴもたいへん糖度が高く、いいカロリー補給となる。
新富からは小丸川沿いの道を木城まで走り、鹿遊茶屋に到着。
【蕎麦】
木城町の名物、地元産の蕎麦粉を使った、温かい蕎麦。
このエイドのあとに、200mの坂が待っているので、しっかりと栄養をつけておこう。
高鍋から木城までは、大崩チームと一緒に走行した。
本日がロードバイクデビューというN氏が参加していたので、チームの速度は遅めかと思っていたら、N氏は山で鍛えているだけあって、相当に早い。それで、途中で写真を撮ったり、ウインドブレーカーの脱着などしていたら、その都度追いつくのが大変だったので、ここでチームを見送り、あとはのんびりとゴールへ向けて走ることにした。
木城から高鍋までは、標高200mを越える九十九折りの坂を登っていく。
本来ならさほどたいしたものではないのだが、サイクリングの終盤の坂なので、けっこう脚にこたえた。
峠を越えたあとは、尾鈴山を見ながら平坦な道を行く快適サイクリング。
そうして100kmのサイクリングを終え、ゴールの川南町役場へ。
ここでも名物料理は用意されていて、あら汁、魚寿司、ぴんちゃんコロッケ。
川南は漁港のある地で、魚も有名なのである。
この大会、ボランティアの数が多く、コースの案内が丁寧であり、道を間違えたりするような心配はまったくなかった。
地元の人がつくりあげた、手作り感ただよう大会であり、今後人気がでてくるであろうと思われた。
「自転車」カテゴリの記事
- 定例走行会:三社参りと餅突きと節分(2019.02.03)
- 三社参りサイクリング&光洋(2019.01.05)
- 田中サイクル納会サイクリング&忘年会(2018.12.02)
- 耐暑サイクリング:延岡→高千穂@田中サイクル(2018.08.04)
- 第一回ディスカバリーグルメライド in 児湯(2018.02.18)
The comments to this entry are closed.
Comments