登山:大船山 今水~東尾根~大船山~米窪 & 長湯温泉
土曜も暖かかったが、日曜はさらに暖かくなり、雪解けは進んでいる模様。
それでも、なにはともあれ大船山に登ってみよう。
前回は坊がつる経由で登ったので、今回は南側から登ることにした。
大船山は南側から登ると、その山容の全体像が見えないのが問題であるが、例外的にガラン台からは大船山の南面の姿を観ることができる。坊がつるから観る秀麗な形とは異なり、ずんぐりした形。
ガラン台からは普通は岳麓寺コースを使って大船山に登るのだが、本日は気分の問題で、少々大回りをして、東尾根経由で登ることにした。
1400mを越えたあたりから、登山道に雪が多くなり、アイゼン装着。
それにしても本日は、風が吹いていなくて、気温も高めだったので、登っていて暑くてしかたなかった。
この時期の大船山の名物、頂上直下の凍った御池。
ここでソリ遊びをして楽しむ人もいた。
山頂からの九重の眺め。
昨日よりさらに雪が減っている。
それでも天気がいいだけあって、眺めは抜群であった。
下山は米窪経由で行くことにする。
その分岐である段原から大船山を振り返る。
12月に登ったときの樹氷をまとった純白の姿とはまったく異なり、冬枯れの、侘びしい姿である。
現在も火山活動が活発な九重連山は、噴火口だらけである。
そのなかでも大規模なものが米窪。
米窪コースは、昨日の登山者らしき足跡が一人分だけあったが、雪のふきだまりの部分ではその足跡も消えていた。
そして、このあたりは膝まで埋もれる。今日はどうしようかと思い、結局履いたロングスパッツは、ここで役に立った。
高度を落としていき、林道に入るころは雪もなくなっていた。
今週はしばらくは暖かいようであり、九州の雪山はいったんリセットとなりそうだ。
下山してからは、長湯温泉に行き、そこで「翡翠の庄」に宿泊。
湖をのぞむ露天風呂は、ゆるめの温度であり、登山後の筋肉の疲れを癒すにはたいへん良い湯加減である。
そして夕食はこの宿の名物の山女料理。洗い、塩焼、骨の唐揚げとでてきたけれど、どれも逸品であった。やはりこの宿の山女料理は素晴らしい。
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