落水林道@整備後
大崩山のイベントで、上祝子から鹿川までの廃道を復旧させようというものがあり、天気予報では好天だったので参加してみることにした。
このイベントの常で、前夜に宴会があるので、それにも当然参加してみることにして、その前には大崩山界隈を散策してみたい。(まだ暑いなか、大崩山に登る気はしないので。)
それで、昨年に完成した落水林道がその後どうなっているかを見るため、ハイキングすることにした。
大崩山の登山ベース「美人の湯」から、まずは舗装路をスタート。
最初に祝子川を渡る橋から見る、大崩山の眺め。
林道を登っていき、特徴ある鋸山の姿が見えると、落水林道の入り口も近くである。
落水林道は、以前に林業用に使われていたので、きちんと残っているところは幅も広く、トレランなどに使いやすい道である。
落水林道は、しかし使われなくなって久しく、道は多くの場所で崩壊していて、かつ崩落しているところもあり、「林道」と名はついているけど、ルートファインディングは難しいコースだと思う。
トレラン目的で来た人とかは、最初はガイド付きで走ったほうがぜったい安心。
昨年、道の馬酔木は全部刈ったはずだが、生命力の強い樹であり、このようにまた元気に生えてきていた。
台風や、大雨で樹々は倒れるのであり、この林道もいくつも倒木のあるのを見つけた。
やはり普段使われていない道は、荒れる一方なのではある。
落水林道を歩き、この平たい落石が被さっているところにくれば、林道もほぼ終点。
散策を終え、落水林道の状況を、整備管理者のN館長に伝えたところ、自然を相手にする限り、これはこれでいいのであり、整備はずっと必要なので、エンドレスの努力を続けていきましょうとの、たくましい答えが返ってきました。
まあ、とりあえず、道は使わないと荒れていく一方なので、大崩山が好きな人は登山もふくめ、この林道も散策なりサイクリングなりトレランなり、なにか使っていってほしいなあ、と思う次第であります。
夜の宴会は、大崩山で獲れた鹿料理に、自家栽培の野菜の数々、それに各自持ち寄りの料理、酒で、深夜まですすむのであった。
【落水林道】
落水林道:「美人の湯」を起点終点で、総距離16.3km 獲得標高762m
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