ミヤマキリシマ@阿蘇杵島岳~烏帽子岳
ミヤマキリシマの季節。
阿蘇もミヤマキリシマの名所であるが、昨年の地震のせいで、登れる山は限られており、今回はそのなかで杵島岳と烏帽子岳に登ることにした。
この一帯は30万株ものミヤマキリシマの大群生があり、時期がよければ山肌が一面ピンクに染まる風景を楽しめる。
6月最初の週末は、まだ梅雨前線が北上しておらず、好天である。
まずは杵島岳へと登ってみよう。
登山道にはちらほらとミヤマキリシマが。
杵島岳は火口にミヤマキリシマの群落があるけど、先の地震の影響からか、群落地の土壌が崩れており、少々悲惨な状態になっていた。
山頂から眺める烏帽子岳。
う~む、あんまりミヤマキリシマは咲いていない様子。
山頂からいったん下山して、窪地を通り、それから古坊中経由で烏帽子岳へと。
烏帽子岳への登山道。ここもちらほらとミヤマキリシマが咲いている。
この標高では、花の時期は終わりかけのようであった。
草千里からの登山道との三叉路の高さのミヤマキリシマの群落。
ほどほどの咲き具合。
条件が良ければ、山肌全体がピンクに染まるのであるが、3~5分といったところ。
山頂に近付くと、ミヤマキリシマの群落の花の数はぐっと減った。
散っているのではなく、そもそも蕾の数が少なく、今年の烏帽子岳はミヤマキリシマの外れ年だったようだ。
山頂手前で、立ち入り禁止の標識。
震災から1年以上たっても、まだまだ復旧中である。
ここからの中岳、高岳の眺めは素晴らしい。
先の三叉路に戻り、草千里方向へ下山。
草千里へ降り、それから駐車場へと。
一面の緑が美しい。
今日はミヤマキリシマよりも、青空のもとの、生命力あふれる草原の緑のほうが印象的であった。
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