紅葉の京都@平成28年秋
山の自然の紅葉もいいけれど、植樹された庭園の紅葉もまたいいものである。
その人工的紅葉の美の極致ともいえる、京都の紅葉を今年もまた見に行った。
まずは京都でもトップクラスの紅葉が見られる東福寺へと。
ここの通天橋は時期がうまくあえば、空気まで真っ赤に染まるような、一面の紅葉の世界のなかを橋で渡ることになるのだが、・・・あんまり時期がよくなくて、だいぶと散っており、先週くらいがピークだったようだ。
それでも、おそらく今日が紅葉が見られる最後の週末らしいとの情報から、人が非常に多く、渋滞のなかの紅葉見物。
続いては伏見に移動して、醍醐寺へ。
ここは弁天堂に到る紅葉のトンネル、そして弁天堂の池に生える紅葉が見ものなのであるが、トンネルのところはまだ紅葉の時期になってなく、弁天堂周囲の紅葉は色づきがよくなかった。
それでも一本だけきれいに紅葉している樹があり、それを写真に。
醍醐寺からは東西線で蹴上駅に戻り、南禅寺へ。
ここの庭が私は好きである。
紅葉は時期を過ぎていたが、それでも敷き詰められた紅葉もまた美しい。
南禅寺から永観堂へ。
紅葉の樹々の質は、京都のあらゆるところでもここが一番なのではなかろうか。
一本、一本美しい紅葉の樹々があり楽しめたが、しかし多宝塔から境内全体を見下ろせば、紅葉はスカスカ気味であり、もう時期は過ぎていたことも分かる。
紅葉はライトアップされればさらに美しくなるので、夜も紅葉見物へ。
まずは高台寺に行ってみたが、とんでもない行列であり、入るのに相当な時間がかかりそうなのでパス。そして知恩院前に行ったらここも大行列なのであきらめ、青蓮院に行くとここも延々たる行列であった。
結局、ライトアップ見物はあきらめ、知恩院前の紅葉のみ写真に撮ってみた。
秋の京都は毎年来ていたが、ここまでの人出は初めての経験である。
そしてこれから、京都を訪れる人は多くなることはあれ、少なくなることはないだろうから、ずっとこのような状況が続くのであろう。
来年からは戦略をねりなおし、郊外、あるいは穴場を探して訪れることにしてみるか。
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