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October 29, 2016

秋の九重@長者原~大船山~三俣山~長者原

 九州の山の紅葉の旬は過ぎてしまったけど、それでもまだ全て散っているというわけでもなく、10月最後の週末、九重へと行ってみた。
 朝に確認した天気図によれば、秋雨前線は大陸から張り出した高気圧によって南に押し下げられ、九州中部~北部は好天になっているはずである。けれど長者原に着いてみると、九重の山々は雲のなかであった。しかも小雨まで降っている。
 しかし、天気図からはいずれは雲が晴れるはずであり、とにかくGo。
 ちなみにスタート時点で、「九重は雲のなかで、しかも小雨が降っている」とSNSに書きこんだら、「大分市は晴れですよ」「宮崎は晴れです」とすぐのレスポンスが種々あり、どうやら、「九州のなかで、九重~阿蘇界隈のみ悪天候」という、よくあるパターンのようであった。

【長者原 タデ原湿原】
1

 雨ヶ池経由での坊がつるコースのスタート地点のタデ原湿原。
 山々はまったく見えない。

【雨ヶ池】
2

 雨ヶ池に達すると、平治岳、大船山が見えて来るはずだが、いまだ何も見えず。

【坊がつる】
3

 坊がつるに来ると、この盆地あたりは雲より下であり、周囲の紅葉も見ることができた。
 今の時期は、標高1300~1500mくらいにピークがあるようで、坊がつるから見る紅葉は、今回の山行で一番鮮やかであった。

【登山道】
4

 登山道には落ちた紅葉がどっさり。これもまた美しい光景である。

【段原から】
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 空気の流れは早く、雲もずっと流れては消えている。
 稜線に達するころは、大船山の周囲の雲は流れ、段原から大船山までの風景をくっきりと見ることができた。

【大船山山頂】
6

 山頂に到着。
 御池周囲は、うまく時期があえば、錦絵のごとき紅葉が楽しめる、九州有数の紅葉の名所なのであるが、残念ながら旬は過ぎていて、くすんだ紅葉となっていた。
 それでも、ここはそれなりに味のある風景であり、やはり秋にはこの風景はナマで見る価値がある、すなわち登山しがいのあるところである。

【山頂から:三俣山方向】
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 本日はずっと雲が流れていて、大きな雲が山を包んでは、また流れて行くということの繰り返しであった。
 対面の三俣山もときおり姿を見せ、また隠してというふうだったが、それはそれでまた眺めていて楽しい風景でもある。

【山頂から:平治岳方向】
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 平治岳方向は、稜線から麓への紅葉が美しい。
 日の当たり加減からか、南側のほうがより色どりが鮮やかである。

【坊がつる】
8

 坊がつるに下りる。
 眼前に聳える三俣山は、丁度雲が晴れ、いい格好である。
 それで三俣山を直登して、長者原に下山することにした。

【登山道から】
9

 坊がつるから三俣山への直登ルートは、傾斜が急であり、どんどん高度が稼げるのが楽しい。
 そしてここから見る、坊がつると大船山の姿は、いかにも雄大であり、いい景色だ。

【三俣山南峰】
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 山頂着。
 雲がまた湧いてきたが、なんとか雲にまかれる前に到着できた。

【三俣山御鉢】
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 九重では、大船山山頂と並ぶ紅葉の名所、三俣山の御鉢。
 しかしここも旬が過ぎていた。

【登山道】
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 南峰からは、すがもり越え方向へ下山。
 湧いて来た雲でまた視界が悪くなってしまった。

【登山道】
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 すがもり越えから大曲のコースは、先の地震で相当に崩れてしまったので、一時期通行禁止となっていて、その後整備がされて通れるようになったのだが、どうやらそのときに邪魔な岩が除かれたようで、以前より通りやすい道になっていた。


 今年の九州の紅葉はどこも悪い、悪い、とのことであったが、それでもゼロということはなく、やっぱり秋の山々は、登ればそれなりに楽しみが得られるのであって、じゅうぶんに満足できた山行であった。

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