天草を食べ尽くそう 3日目 天草下島観光→たなか畜産
天草最終日は、昼に「たなか畜産」の焼肉。
この店は最上質の黒毛和牛が食べ放題という、熊本最強のコストパフォーマンスを誇る有名な焼肉店だそうで、肉好きの人が天草を訪れたときは訪問必須の店だそうだ。
ホテルのチェックインから「たなか畜産」の昼食までは時間があることから、参加者6名中、3名がイルカウォッチングへ。イルカに興味のない人たちは、私が車で下島の観光名所を案内することにした。なにせ、天草に来たのが人生初、という人ばかりだったので、天草に来て訪れたのは飲食店のみというのも勿体ない話だし。
天草の下島の名所といえば、本渡から順に、苓北のおっぱい岩 、サンセットライン鬼海ヶ浦展望所、白鶴浜、妙見浦、大江教会、崎津教会、ハイヤ大橋といったところだろうから、それらを目的にGo。
乳房状の岩が磯に転がっている「おっぱい岩」。
潮汐の力により奇妙な形に刻まれた岩で、このようなものがずっと磯に転がったままでいることが、天草灘という海の穏やかさを知らせてくれる、そういう自然物なのだが、・・・この岩、干潮時にしか姿を見せず、今回は海のなかにほとんどが沈んでいて、わずかに先っぽが見えるだけであった。残念。
天草に西海岸は夕日が沈む姿がとても美しいため、サンセットラインと名付けられている。そのなかでもとくに展望の良いのが、鬼海ヶ浦展望所。そして夕日の時でなくとも、青い海にいくつもの奇岩が屹立した姿は、とても見事である。
妙見浦。道路から撮影したので、なんだかよくわからん風景になっているけど、ここも巨岩が海からいくつも突き出ている名勝。当然海の中も変化に富んでいるので、ダイビングスポットとしても有名であり、他県から毎週ダイビングに通う人もいるほどの人気の地である。
下のほうからダイバー達らしい、にぎやかな声が響いていたので、今日もにぎわっているようであった。
ところで苓北から大江あたりに抜けたところで気付いたのだが、天草下島って大きな島であり、こりゃ3時間で全体を観光できるようなところではとてもない。元天草住民として、今更なんなんだ、という話ではあるが。
博物館とかも寄るなら、二日はかかる広さの島である。
海のそばのこじんまりとした教会。
禁教時代にも信仰が続いていた長い歴史を持つ天草で、その象徴的存在である。
街中から見る天主堂も味があるのだが、本日は観光客で駐車場が埋め尽くされており近づけず、それで崎津漁港から遠景を眺めるのみ。
結局牛深までは行けずに、河浦から本渡へ戻り、昼食の「たなか畜産」へ。
この店、昼は予約が取れないので、行列に並ぶ必要がある。今回は、イルカ観光組が既に席をとってくれていたので、我々はすぐに店に入ることができた。
まずはステーキから焼く。シャトーブリオン、サーロイン、イチボ、ランプと高級部位ばかりであり、これらは焼肉奉行のY部長に焼き加減をまかせることに。
最初に運ばれたステーキを片づけたのちは、食い放題の焼肉を獲りに行こう。
食い放題なのに、これらはA4~5の黒毛和牛が使われており、普通の食い放題焼き肉屋と比べると、とんでもない違いである。
我々が頼んだ、ステーキ+焼肉食べ放題セットはビール、焼酎、ワインその他飲み放題がついて5500円。(私はノンアルコール組だったので、4500円)
都市部の鉄板焼き店とかで食べると、この2~3倍は軽くいくだろうから、評判通り素晴らしいコストパフォーマンスを持つ店である。
さんざん食い、さんざん飲み、こうして3日間の旅は終了。
天草はやはり美味しいところであった。
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