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July 02, 2016

大雨の英彦山

【天気図】
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 梅雨だからしかたないとはいえ、連日雨が降っているなか、週末の天気図を見ると、太平洋から強い勢力の高気圧が張り出しており、梅雨前線を北のほうへ押し上げている。
 天気予報は当然晴れマークを出しており、これは週末は山に登るべきであろう。
 とはいえ、季節はもう7月、大分宮崎の県境ラインから下は暑いに決まっているので、まずは少しでも涼しそうな、福岡の英彦山に登ってみることにした。

【表参道】
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 別所駐車場に着いてみると、小雨が降っている。
 いきなり予報が外れてしまったが、小雨だし、そのうち雨も上がるだろうと思って出発。
 別所駐車場からしばし舗装路を歩いたのち、表参道から奉幣殿へと登って行く。
 古き石段が膨大な数を積み上げられ造られた道。

【奉幣殿】
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 奉幣殿は400年の歴史を持つ、立派な神社である。
 正面の石段をそのまま登って行けば、最短距離で山頂に着くが、今回は右手の鬼杉経由の周回路を行ってみる。

【登山道】
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 登山道はしばしは杉林のなか。

【虚空蔵窟へ】
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 英彦山には名所がたくさんあり、そのなかの一つ「虚空蔵窟」に寄ってみる。
 この道はそうとうに荒れ果てており、ここを訪れる人は少なくなっているようだ。

【虚空蔵窟】
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 荒れた急斜面の道を登りつめると、ようやく虚空蔵窟へ到着。巨大な岩の下に、浸食によるものと思われる大きな岩窟があり、そこに幾つか石仏が祀られている。いかにも荘厳な気配のするところである。

【ショートカットルート?】
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 虚空蔵窟の右手にもう一つ小さな岩窟があり、ここにも石仏が祀られている。
 この横手に道が刻まれており、地図にはのっていないものの、方向的には梵字岩へ向かっている。地元に人が使う、ショートカットルートなのかと思い、この道を進んでいった。

【ショートカットルート?】
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 道はやがて踏み跡もしっかりしなくなり、やがて赤ヘッドの杭と、町の名を書いた樹がでてきた。このたぐいのものは林業関係の人が使うものであり、どうもこの道はあやしすぎる。
 あっさりと元へ引き返した。

【玉屋神社】
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 アップダウンの多い登山道を行くうち、玉屋神社に着。
 岩壁に穿たれた巨大な岩窟に設置された神社である。
 周囲の樹々の葉が落ちた晩秋にでも来ると、山水画の世界となりそうな、峻厳な雰囲気を持つ神社だ。

【鬼杉】
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 玉屋神社から進むうち、小雨はあがるどころか、どんどんと雨脚が強くなり、ついには本降りとなった。
 こりゃたまらんと進むうち、鬼杉の手前に雨宿りの出来るいい岩窟があったので、ここで休憩。
 英彦山は岩窟の多い山なのであるが、たすかりました。

 さて、鬼杉に来たはいいものの、雲は厚く、雨はひどくなる一方である。もう引き返したくなったが、ここまで来てしまっては、往くも帰るも、似たような時間と距離なので、初志貫徹ということで、当初の予定どおり山頂経由で下山することにした。

【登山道】
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 引き返さずにそのまま進んだのはあんまりいい考えでなかったらしく、稜線に出ると、風が強くなり、いわゆる「暴風雨」の状態になってきた。山頂近くの岩場も、大雨のせいで、小さな滝が出現している。
 こうなると、登山はレジャーではなく、ほとんど修業と化してしまっている。
 まあ、英彦山は九州を代表する霊山であり、平安時代の昔から山伏が研鑽を積んできた山ゆえ、その山伏たちの気持ちを少しでも知るためにも、この修業登山をがんばってみることにしよう。

【英彦山山頂】
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 雨のなか、山頂にようやく到着。
 もちろん他に人はいない。
 眺めもなにもないので、そのまま山頂を通り過ぎていく。

【中岳】
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 山頂からはすぐに、避難所のある中岳に着。
 ここからは、水びたしの石段を登山口に向かって下りて行くのみである。

【奉幣殿】
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 雨はまったくあがる気配がなかったが、高度を下げると、雲のなかから出たみたいで、あたりが明るくなり、景色が開け、雨もあがった。
 高度の高いところ以外は、さほど天気は荒れていなかったようであった。

 なにはともあれ、駐車場に戻り、修業登山は終了。
 どうにも不完全燃焼なので、また天気のいい日に来るとするか。

【鮨処磯屋】
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 下山したのちは、中津市に泊。
 夕食は居酒屋系寿司店の「磯屋」にて。
 地元の鮮魚の造りと、アラカブの塩焼きをアテに酒を飲み、あとは鮨を6貫ほど。
 ネタケースのなかにハモがあったので、その鮨を頼んでみたが、うまい具合に骨切りがされており、鮨に向いたいい食感になっていた。
 酒も適度に飲んで、雨の登山で疲れた身体をリフレッシュ。

 明日こそ天気はいいみたいなので、国東半島の山に登ってみよう。

 …………………………………

【本日の登山ルート】
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