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June 11, 2016

九重のミヤマキリシマ:大船山~平治岳

 今年は九重のミヤマキリシマの当たり年だという情報が数々と伝わってきているが、週末がえんえんと悪天候続きであり、それを確かめることができなかったのだが、6月11日土曜日は梅雨の合間の一瞬の好天となり、それでまたも九重に出かけてみた。

【星生山】
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 長者原から見上げる星生山。
 稜線近くの山肌はミヤマキリシマでピンクに染まっている。
 ・・・あんな硫黄ガスの噴煙を終始浴びているところに元気に咲いているのだから、ミヤマキリシマというのもずいぶんと強靭な植物ではあるなあ。

【段原】
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 坊がつるから、まずは大船山を目指す。
 段原に上がれば、ミヤマキリシマの群落と、それから大船山がお出迎え。

【大船山山頂から】
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 大船山山頂に登り、東方向を眺めれば、北大船の稜線、米窪、それに平治岳はピンクに染まっている。
 じつに美しい風景。

【北大船稜線】
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 北大船から平治岳にかけては、ここが国の特別天然記念物に指定されていることから分かるように、九重のミヤマキリシマのハイライト。
 一株ごとにピンクの花を満載にしたミヤマキリシマが延々と続き、そのピンクに染まった夢幻的な風景のなかを歩いていく。
 全国でもここだけしかない、お伽噺のような登山道である。

【米窪】
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 米窪にも立ち寄ってみた。
 普段はあまり人の来ないところであるが、この時期ばかりは多くの人がおりて、ゆったりと休憩をしていた。

【平治岳へ】
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 北大船から平治岳を見る。
 ピンクの帽子をかぶったような姿は、この時期だけのものである。

【平治岳南峰】
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 「九重 ミヤマキリシマ」で画像を検索すると、必ず一番で出て来るのが、この平治岳南峰からの眺め。
 ここからはミヤマキリシマ、坊がつる、三俣山をワンショットで納めることができて、素晴らしい写真が撮れるのだが、・・・残念ながらここのミヤマキシリマは花のつきが悪かった。3~5分くらいといったところ。
 あまりに人気がありすぎ、人の入ることが多いので、樹勢が弱っているのであろうか?

【平治岳本峰】
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 平治岳は近年は本峰のほうが花のつきは良い。
 山の斜面一面がピンクに染まっている。

 段原から平治岳まで、登山道はピンクのミヤマキリシマが咲き誇っていて、まさに「花酔い」するような登山を楽しめた。
 この時期の九重は、唯一無二の魅力を誇っている。

【雨ヶ池から】
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 大戸越えから坊がつるに戻り、雨ヶ池展望所から大船山を振り返る。
 梅雨の不安定な天候のもと、午後には雲がわいていきて、せっかくの見事な風景もガスのなかに隠れてしまっている。
 晴れているうちに、あの稜線を歩くことができて、よかった。

【白いミヤマキリシマ】
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 今回はミヤマキリシマの数が多かったので、いくつかの変種も見ることができた。
 これは希少種の白いミヤマキリシマ。清楚な美しさがある。

【オレンジのミヤマキリシマ】
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 ミヤマキリシマは色が多彩であるが、だいたいは赤紫からピンクのうちのどれかの段階にある。こういうオレンジのものは珍しく、普通の色のミヤマキリシマに混じっていると、目立つ。

【オオヤマレンゲ】
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 ミヤマキリシマより、少し花の時期が遅い、オオヤマレンゲも少しだけだったが花を咲かせていた。
 蕾はたくさんついていたので、あと1週間もすれば時期を迎えそうだ。
 「山の貴婦人」と称される通り、可憐で、品のある美しい花である。

【翌日】
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 翌日の天気予報は、午後は雨だが、午前は曇りとのことだったので、それでは午前中に星生山にでも登ってみようと、長者原で一泊して翌朝に備えたが、・・・早朝から大雨が降って、山々は雲のなかである。
 あきらめて、温泉入って、帰りました。

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