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May 04, 2016

右田ケ岳@防府市

 高速道路山陽道を走っていると、山口県の防府西ICを過ぎたころから、山側に白い岩肌をみせる山々がいくつも立ち並んでおり、以前から気になっていた。
 今回、中国地方登山シリーズのなかで、そのうちの一つを登ることにし、それらの山群の主峰である、右田ケ岳を選んでみた。

【右田ケ岳】
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 右田ケ岳の全貌は、右田ケ岳小学校横から見る姿が分かりやすい。
 左側から連なる凹凸のスカイラインに沿って歩き、頂上を目指すのである。
 見てわかる通り、花崗岩の巨大な岩塔をいくつも空に突き上げた、険しい形の山だ。

【登山口】
2

 右田ケ岳の登山口は、天徳寺から。
 まるでこの寺の御本尊のように、正面に峻厳たる岩山が屹立している。

【登山道】
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 山門をくぐり、石段にしたがって歩くうち展望の開ける場所に出る。
 石灯籠の奥に防府の街並みが広がる。

【登山道】
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 右田ケ岳は花崗岩から成る岩山であり、まともに行っては登ることが困難な山である。
 それで岩を穿って、階段を造ったり、トンネルみたいに岩を掘ったりして、登山道が築きあげられている。

【登山道】
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 この山は岩山であるので、岩稜帯では樹は高くなく、ふり返ればいつでも、防府の街、そして高度を上げれば瀬戸内海まで、一望することができる。

【登山道】
15

 この登山道はいくつもピークがあり、最初のピーク、石船山を越えると、右田ケ岳の山頂が見えて来る。

【観音像】
3

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 登山口にお寺があることから分かるように、この山は信仰の対象なのでもあり、山のいたるところの花崗岩に観音像が彫られている。
 どれも芸術性が高く、見ごたえがある。

【登山道】
5

 山頂に近づくにつれ、道の傾斜は険しくなるが、岩そのものはしっかりしているので、岩を踏みしめ登っていこう。

【右田ケ岳山頂】
6

 右田ケ岳は双耳峰になっており、いったん西側の峰に登ってそれから少し下って、本峰にいたる。
 風に翻る日章旗がお迎えである。

【山頂から】
7

 山頂からは、今までのルートから振りかえって見えて来た市街地と瀬戸内海が見えるが、最高の高さから見る眺めがやはり一番よい。

【登山道】
72

 山頂からはそのまま進めば、周回する下山路に入れる。
 下山路は、瀬戸内海側を見ながらの下りで、とても眺めがよい。
 そして、ところどころ、岩と樹々でつくられた庭園のようなスポットがあり、それがとても趣がある。

【登山道】
8

 高度を下げると、道は自然林のなかにはいり、このなかをしばし歩くと舗装路に出て、元に登山口に戻った。

 右田ケ岳は、花崗岩の岩を積み重ね、いたるところに巨岩、奇岩がある、見処多き山である。そしてそこに登山道を通しているので、登山全体がアスレチックフィールドみたいになっており、登っていてたいへん楽しい。

 この山は地元に人に愛されており、山道の整備が行き届いていたが、その理由もよく分かる魅力あふれる山であった。

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