アケボノツツジ&シャクナゲ@祖母山
5月は中旬となり、アケノボツツジはもう最終盤。標高の高いところにしか花は咲いていないだろうけど、そのかわり今からはシャクナゲのシーズンである。祖母山には山頂近くの縦走路わきにシャクナゲの群落があり、この二つの花を目当てに祖母山に登ることにした。
尾平から見る祖母山の峨々として連なる稜線。素晴らしい好天のもと、鮮やかに空を切り取っている。
今日は暑く、標高の低いところの登りはきつかったので、こういう渓流釣りをしている人は涼しそうでうらやましい。
これからの季節の山は登山より渓流釣りのほうがむいているみたい。
渓流の分岐をいくつか越えて、黒金尾根へ取り着いてから、ずっと急登が続く。
黒金尾根のほぼ1000mの高さを登りきると、縦走路へと出る。
ここの分岐路はアケボノツツジの林となっており、花の時期はここで満開の花が迎えて来るのであるが、残念ながらほとんど散っていた。
縦走路のアップダウンを行き、山頂への登りで標高1600mの標識のあるところに、シャクナゲ園の入り口がある。ここから入って行ったが、九合目管理人さんによって整備されたこの道も近頃はあまり使われなくなったようで、スズタケが生い茂り、半ばケモノ道化していた。
そのスズタケの道を抜けると、シャクナゲ園。
シャクナゲはいたるところ満開の花を咲かせていた。
縦走路では標高1600mの高さではアケボノツツジはほぼ終わっていたけど、シャクナゲ園は日の当たりのぐあいからか、いくつもの株のアケボノツツジが満開であった。
大きな樹に、ピンクの花を満載に載せて、まるでシャンデリアのような、とても華やかな風景である。
ここはアケボノツツジとシャクナゲが同時に咲いている。
その樹々のあいまから祖母山がのぞく。
アケノボツツジとシャクナゲの競演を堪能して、それから祖母山山頂へ。
山頂にはアケノボツツジはまだ残っていた。
山頂からは、九合目小屋のミヤマキリシマの咲き具合を見に、寄ってみた。
当然ながらまだ蕾もなかった。やはり6月くらいからか。
このあとは馬の背を通り、宮原経由で下山。
予想したとおりこちらはアケボノツツジはほとんどなかったが、シャクナゲはところどころ咲いており、登山道に彩りを加えていた。
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