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May 07, 2016

だき山@大崩山山系

 「だき山」は大崩山を中心として、それから派生する数々の尾根上にある山の一つであり、アケボノツツジの名所として知られている。
 GWがアケボノツツジの盛りの時期なので、私は毎年その開花を見に宮崎の山に登っていたけど、今回はGWが長かったので山陰に遠征に行ったので、アケボノツツジをまだ見ていない。
 それでGWの最後の休日、アケボノツツジを見るためにどこに行こうかと思って、いろいろ思案したが、先日に大雨が降っていずこも荒れて渡渉も大変であろうから、以前から気になっていて、そして渡渉の心配のない、だき山に登ってみることにした。

【上鹿川 神楽館】
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 槙峰から入る県道214号線を行き、廃校がずらずら並ぶ寂しい風景を過ぎたのち、上鹿川の神楽館がある。このすぐ近くに、だき山の登山口がある。

【だき山登山口】
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 登山口からは、しばし荒れた林道が続く。本来の登山道の入り口までたいした距離はないので、無理に林道を車で行く必要はない。
 ここから見える、尖った形のいい山は、たぶん人形岳。今回の行程では登らない。

【登山道】
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 登山口に入ってからは杉林のなかを行く。

【登山道】
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 登山道はしばらくすると勾配を増し、山頂近くまではずっと急傾斜である。

【登山道】
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 やがて、この山系の名物のアケボノツツジの群落にたどり着くが、残念ながら既に旬は過ぎ、このあたりではもう花は散っていた。

【登山道】
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 だき山は山頂までは険しい道が続くけど、このように難所では、ロープあるいは梯子が掛けられているので、それほど心配なく登ることができる。

【登山道】
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 アケボノツツジは旬は過ぎていたけど、ミツバツツジは咲き頃が各々違い、また花がもつので、いたるところでその美しい姿を楽しめた。

【登山道】
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 尾根を過ぎ、稜線を歩くと、双耳峰であるだき山の二つの峰の分岐点に達する。
 このあたりはアケボノツツジの群落地帯であり、そしてまだ散っていないアケボノツツジを見ることができた。

【アケボノツツジ】
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 だき山登山道では、道に落ちたアケボノツツジの花びらを見ることはあったが、きちんと咲いているものは、ここで初めて見た。
 満開の時期は去っているけど、とにかく今年のアケボノツツジ見物のミッションは達成することができた。

【だき山山頂】
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 そしてだき山本峰に到着。
 それなりに行程は厳しい山なのであるが、山頂の展望はきかず、あまり登頂の達成感がないのが、少々残念。

【登山道:だき山から国見山への縦走路】
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 だき山からは、国見山経由で鹿川キャンプ場へ下山することにする。
 だき山から国見山への縦走路は、以前はスズタケが生い茂る道であり、藪こぎ必至の難路だったそうだが、今はスズタケは枯れ果て、そして樹木も枯れて白骨樹林と化した、やけに見晴らしのよい稜線になっている。
 これはもちろん鹿の食害以外考えられないわけだが、祖母傾から大崩にかけて、本当に野生動物の食害が深刻な状況になっていることが実感できる。
 ただ、こういう状況でも、ヒメシャラやアセビは、元気そのものに茂っており、・・・強い、というか逞しいというか、たぶん鹿も食わないような、不味い樹なんでしょうな。
 この稜線の登山道はあまり使われてないらしく、踏み跡がはっきりしないところもあるが、何しろ樹も草も枯れていて見晴らしがよいので、前方に見える鬼の目山を目指して歩いていけば道に迷うことはない。

【分岐路】
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 そうやっていくつものピークのアップダウンを行くうち、この標識に到達。
 え? 国見山過ぎたの? 
 国見山はそれなりに有名な山なので、この縦走路中に、そこへの標識があったはずなのだが、見落としていた。
 地図で確認すると、この写真の左端に写っている山がどうやら国見山らしいということが分かった。引き返せば20分くらいで登れそうだ。
 もっとも今回の登山の目的は国見山に登ることでもなく、そして、頂上まで樹が生い茂っているあの山に登っても、展望が効いているわけもなく、もうそのまま下山することにした。

【鬼の目杉】
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 下山コースの名物は、天然杉である「鬼の目杉」。
 ここに寄ろうと近づいたが、植生保護のため周囲に柵がめぐらされており、立ち入り禁止であった。

【登山道】
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 鬼の目杉の分岐からは、登山道は鹿川に沿っての道。ときおり広い一枚のナメ岩があったりして、渓流の美しさを楽しめる。

【鉾岳】
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 この山域が最も目立つのが、巨大なスラブを天に突き立てた鉾岳。
 登山道からはその雄姿を間近に見ることができる。

【登山道】
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 GW終盤の休日というのに、今日は誰とも出会わない静かな山行であったが、鉾岳の基部あたりで団体さんと遭遇。
 おそらくは今から鉾岳を登るの人達であろうが、もう14時近いのに、ずいぶんと妙な時間に行動している。

【鉾岳】
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 鹿川キャンプ場を通り過ぎ、振り返れば、三角錐の鉾岳の全貌を見ることができる。
 さて、あとはこの舗装路を歩き、神楽館に戻るのみ。


 …………………………………
 本日の登山コース
Photo


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