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April 16, 2016

阿蘇大橋崩落に唖然@熊本地震

 木曜日の夜に突然スマホから地震緊急警報が鳴り、その後しばらくして震度4くらいの強い地震があった。ああなかなか便利な仕組みだなあと思ったのち、何よりこわい津波を警戒して震源地をチェックすると、それは熊本であり宮崎県北からはずいぶん離れていた。この距離でここまで揺れるのだから熊本は大変だろうなと思った。
 そしてその後も、宮崎県北は震度4クラスの地震が夜どおし何度も生じ、家がぐらぐらと揺れた。九州とは地震は少ない地なので、滅多におきぬ現象。私が今までの人生で経験した地震を、今夜一晩で追い抜いた質と量であった。しかしさすがに時間が経つとともに、最初の大きな一発からは、地震の大きさは小さくなっていき、また余震の間隔も長くなっていった。もうこのままフェイドアウトしていくのだろうなと思い、翌日は予定通り関西へ出張した。

 関西では、当然地震警報など鳴ることもなく夜を過ごし、さて翌朝、6時のニュースを見て、唖然としてしまった。

【ニュース画像より】
Aso_bridge

 なんで阿蘇大橋が崩落しているんだ?
 ここは熊本市の震源とは離れているし、それに地震は木曜夜だったはず。
 それでSNSをチェックしてみたら、金曜深夜にとんでもない地震がやってきたとの報告がずらずらと載っていた。
 結局木曜夜の地震は前震であり、その後1日ほどして本震が訪れ、さらには震源地は阿蘇から大分方向に移動して、幾度も強い地震を起こしたという、前例のない、時間差攻撃を起こした震災なのであった。

 現代はネットというものがあり、またSNSというものもあるので、熊本在住の知人の安否は容易に分かり、いちおう皆無事であったが、それでも近況報告を読み、Uploadされた写真を見ると、そこでは信じがたいことが書かれ、とんでもない光景が載っていた。

 震災の規模は大きく、また範囲も広大なことから、復旧、復興には長期間がかかるのは間違いなかろう。


 話は戻り、それにしても、阿蘇大橋の所の山崩壊はほんとに痛い。
 阿蘇大橋のあった立野は、阿蘇の外輪山の唯一の切れ目であり、阿蘇の玄関みたいなところである。それが、よくもまあピンポイントで、この交通の要所に山崩れが起きたものだ。なんと不運なことか。
 そして、まずは山崩れところを通っている、九州横断の軸である、国道57号線とJR豊肥線を復旧させねばならないわけだが、山一つが崩れているのだから、どうやって復旧させてよいのか見当もつかないし、たいへんな難工事が要されるのはまちがいない。


 しかし、いかに難しかろうが、時間がかかろうが、復旧はなされねばならないし、またなされるであろう。
 この天災の多い国土に住み続けていた我々には、それを克服してきた、技術と胆力があるわけだから。


 阿蘇大橋は、1ヶ月ほど前に自転車旅行で渡った。
 まさか、それが渡り納めになるとは夢にも思わなかったわけであるが、いつかまたこの黒川の渓谷に新たなる大橋がかけられる日が来て、そしてそこを自転車で渡ってみたい。

【阿蘇大橋@3月13日平成28年】
Asoohashi


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