熊本震災チャリティーサイクリング
熊本震災に対して、サイクリング会を開き、「走った距離×10円」を義捐金にしようというイベントがGWの初日に開かれた。
イベントの主催者は、宮崎県北のイベントプランナーの第一人者ミッチーであり、その設定コースが楽しそうなことと、当日の予報が好天であることから私も県北のサイクリストの一人として参加することにした。
そして、当日集ったメンバーなんだが、・・・AileにTTMと、宮崎市、大分市のトップグループの人が多く参加していた。チャリティライドという性格から、てっきり、のんびりサイクリングと予想していたのだが、妙にレベルの高い集団になっていた。
まあ、レースじゃないんだからと、当初の予定通り、お気楽ライドを楽しむことにする。
なにはともあれ、日之影役所からスタート。
予報どおり素晴らしい好天だ。
走ることしばらくして、いきなり旧国道218号線が槙峰駅のところで通行止め。
地震の影響は、県北にも現れているのである。
槙峰駅からは、218号線へと登っていく。ここから上水流へ行き、それから北方方面へ。
適度にアップダウンのある道を行き、昼食休憩は「味さと」で。
自然食レストランであり、山菜たっぷりの料理で腹を満たします。
味さとからは388号線に下る。川沿いのこの道は、フラットであり気持ちよくスピードの出せる道である。
宇納間地蔵からは、六峰街道への登りになる。
だんだんと道の傾斜が増していくにつれ、集団が活性化され、坂がきつくなっているのに、スピードがどんどん出ている。
とてもついていけるものではなく、あっさりと脱落。
あじさいロードの入り口あたりで、先行者がまっすぐ進むのを見て、てっきりあじさいルートを行くものだと思っていた私は不安になり、後続のサポートカーを待って、予定コースを確認し、それから再スタート。
700mくらいの登りを経て、ようやく六峰街道に到着。
集団はとっくに着いており、くつろいでいた。
宮崎市から初めてここを訪れた人と雑談。私が、「六峰街道は、道も良く、眺めもよく、そして車の通行量が少ない。自転車にとって天国のようなところです」と言ったら、「地獄です」と返されてしまった。まあ、あのペースで登ったら、そう感じるでしょうなあ。
ところで、皆がくつろいでいるとき、目の前をふつうの格好をした人が乗るママチャリが一台通り過ぎて行った。このあたりには人家などないから、ママチャリで六峰街道まで登ってきたのである。皆、「わ~、変態がいる」と驚いていた。
変態が変態に驚くの図であった。
六峰街道から日之影までは、ずっと下りである。
脊梁山地の雄大な風景を楽しみながらの、ようやく当初の予定とおりの、お気楽サイクリングの時間となった。
そうして日之影に着いてから、自己申告の距離で、義捐金を寄付し、解散。
その後の報告では、義捐金は宮崎五ヶ瀬の避難所に避難している人たちへの支援物資の購入費となり、それらは速やかにきちんと届けられ、じつにうまく運営されたチャリティーライドとなったのでありました。
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チャリティーサイクリングコース
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