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April 2016の記事

April 29, 2016

熊本震災チャリティーサイクリング

 熊本震災に対して、サイクリング会を開き、「走った距離×10円」を義捐金にしようというイベントがGWの初日に開かれた。
 イベントの主催者は、宮崎県北のイベントプランナーの第一人者ミッチーであり、その設定コースが楽しそうなことと、当日の予報が好天であることから私も県北のサイクリストの一人として参加することにした。

 そして、当日集ったメンバーなんだが、・・・AileにTTMと、宮崎市、大分市のトップグループの人が多く参加していた。チャリティライドという性格から、てっきり、のんびりサイクリングと予想していたのだが、妙にレベルの高い集団になっていた。

 まあ、レースじゃないんだからと、当初の予定通り、お気楽ライドを楽しむことにする。

【日之影役所スタート】
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 なにはともあれ、日之影役所からスタート。
 予報どおり素晴らしい好天だ。

【旧218号線】
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 走ることしばらくして、いきなり旧国道218号線が槙峰駅のところで通行止め。
 地震の影響は、県北にも現れているのである。

【218号線へ】
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 槙峰駅からは、218号線へと登っていく。ここから上水流へ行き、それから北方方面へ。

【味さと】
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 適度にアップダウンのある道を行き、昼食休憩は「味さと」で。
 自然食レストランであり、山菜たっぷりの料理で腹を満たします。

【宇納間へ】
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 味さとからは388号線に下る。川沿いのこの道は、フラットであり気持ちよくスピードの出せる道である。

【六峰街道へ】
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 宇納間地蔵からは、六峰街道への登りになる。
 だんだんと道の傾斜が増していくにつれ、集団が活性化され、坂がきつくなっているのに、スピードがどんどん出ている。
 とてもついていけるものではなく、あっさりと脱落。
 あじさいロードの入り口あたりで、先行者がまっすぐ進むのを見て、てっきりあじさいルートを行くものだと思っていた私は不安になり、後続のサポートカーを待って、予定コースを確認し、それから再スタート。

【六峰街道】
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 700mくらいの登りを経て、ようやく六峰街道に到着。
 集団はとっくに着いており、くつろいでいた。
 宮崎市から初めてここを訪れた人と雑談。私が、「六峰街道は、道も良く、眺めもよく、そして車の通行量が少ない。自転車にとって天国のようなところです」と言ったら、「地獄です」と返されてしまった。まあ、あのペースで登ったら、そう感じるでしょうなあ。

 ところで、皆がくつろいでいるとき、目の前をふつうの格好をした人が乗るママチャリが一台通り過ぎて行った。このあたりには人家などないから、ママチャリで六峰街道まで登ってきたのである。皆、「わ~、変態がいる」と驚いていた。
 変態が変態に驚くの図であった。

【日之影へ】
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 六峰街道から日之影までは、ずっと下りである。
 脊梁山地の雄大な風景を楽しみながらの、ようやく当初の予定とおりの、お気楽サイクリングの時間となった。

 そうして日之影に着いてから、自己申告の距離で、義捐金を寄付し、解散。


 その後の報告では、義捐金は宮崎五ヶ瀬の避難所に避難している人たちへの支援物資の購入費となり、それらは速やかにきちんと届けられ、じつにうまく運営されたチャリティーライドとなったのでありました。

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 チャリティーサイクリングコース

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April 24, 2016

山の中のカレー:筑前インド月と亀@秋月

 福岡の山間のどかな観光地秋月にあるインド料理店。
 古風な家が立ち並ぶ通りにある、やはり古風な一軒家、そこがカレー店となっている。
 この店は南インド料理の店で、日本に多い北インド料理とは異なり、そこで出て来るカレーは、油は少なめのあっさりした感じのスープカレーである。それゆえ、スパイスの味と香りがよく分かり、いわゆる健康的な、胃に優しく、いくらでも食欲がわく。

【メニュー・カレー】
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 メニューはいろいろあるけれど、店のお勧めは「筑前インド定食」と名付けられたミールス。これは3種類のあっさり系統のスープカレーを、単品でもよし、それぞれ混ぜてもよし、という、ミールスの本道の食べ方で味わうわけであり、どのカレーも個性豊かで、多彩な食味を楽しめる。

 南インド料理は、インド料理ではまだまだ珍しい部類だけど、このような鄙びた山間の地にそういう料理店があるのはおもしろいことだ。
 そして秋月は観光地としても趣あるいいところであり、とくに桜や紅葉の時期は美しいらしく、そういうときこのカレー店も訪れれば、いっそう充実した旅となりそうである。

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April 16, 2016

阿蘇大橋崩落に唖然@熊本地震

 木曜日の夜に突然スマホから地震緊急警報が鳴り、その後しばらくして震度4くらいの強い地震があった。ああなかなか便利な仕組みだなあと思ったのち、何よりこわい津波を警戒して震源地をチェックすると、それは熊本であり宮崎県北からはずいぶん離れていた。この距離でここまで揺れるのだから熊本は大変だろうなと思った。
 そしてその後も、宮崎県北は震度4クラスの地震が夜どおし何度も生じ、家がぐらぐらと揺れた。九州とは地震は少ない地なので、滅多におきぬ現象。私が今までの人生で経験した地震を、今夜一晩で追い抜いた質と量であった。しかしさすがに時間が経つとともに、最初の大きな一発からは、地震の大きさは小さくなっていき、また余震の間隔も長くなっていった。もうこのままフェイドアウトしていくのだろうなと思い、翌日は予定通り関西へ出張した。

 関西では、当然地震警報など鳴ることもなく夜を過ごし、さて翌朝、6時のニュースを見て、唖然としてしまった。

【ニュース画像より】
Aso_bridge

 なんで阿蘇大橋が崩落しているんだ?
 ここは熊本市の震源とは離れているし、それに地震は木曜夜だったはず。
 それでSNSをチェックしてみたら、金曜深夜にとんでもない地震がやってきたとの報告がずらずらと載っていた。
 結局木曜夜の地震は前震であり、その後1日ほどして本震が訪れ、さらには震源地は阿蘇から大分方向に移動して、幾度も強い地震を起こしたという、前例のない、時間差攻撃を起こした震災なのであった。

 現代はネットというものがあり、またSNSというものもあるので、熊本在住の知人の安否は容易に分かり、いちおう皆無事であったが、それでも近況報告を読み、Uploadされた写真を見ると、そこでは信じがたいことが書かれ、とんでもない光景が載っていた。

 震災の規模は大きく、また範囲も広大なことから、復旧、復興には長期間がかかるのは間違いなかろう。


 話は戻り、それにしても、阿蘇大橋の所の山崩壊はほんとに痛い。
 阿蘇大橋のあった立野は、阿蘇の外輪山の唯一の切れ目であり、阿蘇の玄関みたいなところである。それが、よくもまあピンポイントで、この交通の要所に山崩れが起きたものだ。なんと不運なことか。
 そして、まずは山崩れところを通っている、九州横断の軸である、国道57号線とJR豊肥線を復旧させねばならないわけだが、山一つが崩れているのだから、どうやって復旧させてよいのか見当もつかないし、たいへんな難工事が要されるのはまちがいない。


 しかし、いかに難しかろうが、時間がかかろうが、復旧はなされねばならないし、またなされるであろう。
 この天災の多い国土に住み続けていた我々には、それを克服してきた、技術と胆力があるわけだから。


 阿蘇大橋は、1ヶ月ほど前に自転車旅行で渡った。
 まさか、それが渡り納めになるとは夢にも思わなかったわけであるが、いつかまたこの黒川の渓谷に新たなる大橋がかけられる日が来て、そしてそこを自転車で渡ってみたい。

【阿蘇大橋@3月13日平成28年】
Asoohashi


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April 10, 2016

登山:太郎丸嶽・次郎丸嶽@上天草

 天草五橋を渡り松島町に入ったとき、すぐに見えて来る山。その砂岩の岩塔を屹立させた勇壮な姿でたいへんに目立っている。
 天草登山シリーズの二日目は、その二つの岩山、太郎丸嶽と次郎丸嶽に登ることにした。

【登山口】
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 登山口からしばらくは民家のなかの舗装路を歩いて行く。向かいに見える山のうち、右側が太郎丸で左側が次郎丸。

【登山道】
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 登りは沢筋の道を行く。途中までは段々畑があったけど、上のほうはもう耕作は放棄されており、荒れるがままになっていた。

【分岐部】
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 道はやがて太郎丸と次郎丸の分岐に出る。
 まずは太郎丸に登ることにした。

【岩塔から】
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 太郎丸への登山道はいったん岩が積み重なったピークに出る。一瞬、ここが山頂かと思ったが、なんの標識もないし、また奥にここより高そうなピークがあるので、いったん下ったのち、そのピークを目指す。

【太郎丸嶽山頂】
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 さきほどのピークから5分ほど歩いて、太郎丸嶽山頂に到着。
 ここからは西は有明海、東は次郎丸嶽の雄々しい姿が見られ、たいへん景色がよい。

【登山道】
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 山頂からもと来た道を引き返し、さっきの分岐点から次郎丸嶽を目指す。
 羊歯の生い茂った、天草らしい道である。

【スラブ】
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 次郎丸嶽への急登を進んでいくと、やがて大きな一枚岩に出る。この岩に登ると、次郎丸嶽の姿を見ることができ、山頂まではすぐである。

【次郎丸嶽山頂】
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 次郎丸嶽山頂に着くと、人で大賑わいであった。
 登山口にバスがとまっていたが、その団体さんたちにかちあってしまった。
 山頂からは、昨日登った倉岳が見え、さらには竜ヶ岳、観海アルプスの山々を望むことができる。

【亀次郎岩】
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 山頂からは、次郎丸嶽名物の「亀次郎岩」も見える。
 この岩、亀の頭のような形で突き出ており、そこから名前がつけられたそうだ。

【亀次郎岩から】
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 下りに亀次郎岩に乗って、下をのぞきこんだ。
 本来ならもう少し先まで行ってさらに下をのぞきこむところなんだけど、いったんこの岩の姿を見てしまったら、あまり先に行くと、岩がグラっときそうに思え、とても進めなかった。

【ミツバツツジ】
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 下りは元来た道を引き返し、途中で沢筋と尾根筋への分岐点から尾根筋へと入った。こちらの登山道はいたるところミツバツツジが咲いており、きれいであった。

【登山口近く】
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 そのまま下りて行くうち、この廃社のような建物に出て、登山はほぼ終了。

 標高397mと、低い山であったが、変化に富んでおり、また眺めもよく、登って楽しい山であった。

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 本日の登山コース
Taromaru


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April 09, 2016

五足のくつ@天草下田温泉

 上天草の倉岳に登ったあとは、下天草の下田温泉に移動し、本日の宿「五足のくつ」へ。

【入り口】
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 宿は東シナ海を望む高台にあり、この急峻な坂道を登って行く。
 かなりの傾斜であり、少し前の軽自動車とかなら登るの無理そう。

【玄関】
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 シーサー(?)のあいまを通り、竹の茂る小路を行き、フロントへ。

【部屋】
3room

 五足のくつは「アジアン・テイスト」が売りということで、部屋のなかの調度品、家具はたしかにエスニックである。

【露天風呂】
2bath

 露天風呂は源泉かけ流し。
 この宿の造りからして、露天風呂からは、海が展望できると思ったのだが、残念ながら私の泊まった部屋は、樹木に覆われて展望は開けていなかった。
 他の部屋はだいたい海を見ることができるそうだ。

【レストラン】
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 食事は「邪宗門」と名付けらレストランで。
 欧州の礼拝の建物のような形式であり、さらにはグレゴリオ聖歌がながれているので、荘厳な雰囲気がある。  天草は隠れキリシタンの地であり、それからの意匠なのであろう。

【造り】
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 造りは地元、天草の新鮮な海の幸。
 鯛、水烏賊、ヒラマサの刺身。
 それに苓北の獲れたての雲丹。

【生ウニ認定書】
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 天草は雲丹の名産地であり、そしてそのなかでも選りすぐりのものがこの宿では供されるそうで、こういう認定書がロビーにあった。

【鯛しゃぶしゃぶ】
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 新鮮な刺身は、しゃぶしゃぶで食べるのもおつなものである。
 鯛に、それにメカブとクレソン。

【天草大王】
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 天草名物、天草の地鶏「天草大王」の塩焼き。
 こういう良質な鶏はシンプルな塩焼きがいちばん良い。
 香りも味も食感もどれも見事なものである。

【ジャコ御飯】
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 〆は地元のジャコを使った山椒ジャコ。それにアオサの味噌汁。

 ほとんどの食材は天草のものを用いており、野菜、海草、鶏、魚、貝等々、獲れたて新鮮なものが味わえる。ここに来ねば味わえない料理の数々であった。

【Bar】
Bar

 宿には趣あるバーも用意されており、そこにも寄りたかったが、料理の量が多めであり、それにあわせ酒をさんざん飲んでしまい、バーに行く気力がなくなってしまったのは残念であった。

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登山:倉岳~矢筈岳@天草

 3年ほど前から発刊が始まった、九州と山口の山を対象とした雑誌「季刊のぼる」は、有名どころの山に加え、地方の低山も丁寧に紹介しており、私は愛読している。そして、それらを読んでいろいろと気になった山があるのだが、そのうちの一つ、天草の倉岳~矢筈岳に登ってみることにした。

 倉岳は天草の最高峰の山で、古くから信仰の対象であり、登山もよくされていた山であったのだが、今から40年ほど前に集中豪雨のせいで登山道が崩壊してしまい、そしてその後頂上まで車道が整備されたことから、徒歩で登山するルートがなくなってしまった。それで倉岳への登山はすっかり寂れてしまっていたのだが、これではよくないと思った地元の人たちが、新たに登山道を整備し、海抜近くから登れるようになった、との記事が2014年の3月号に載っていた。

 その記事に載っていた地図に従い、Go。

【登山口】
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 国道266号線沿いに、立派な登山口駐車場がある。ここに車を止め、スタート。

【棚底城城跡】
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 登山道は戦国時代の城、棚底城城跡を通る。

【みかん畑】
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 道はみかん畑の横を通って行く。みかんの香りがきもちよい。

【パラグライダー場】
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 登山道はパラグライダー場に出る。パラグライダーが飛ぶようなところだから、ここでの景観はたいへん良い。
 好天のもと、パラグライダーも二機ほど空を舞っていた。

【林道】
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 登山道は林道に合流。
 倉岳山頂の位置は左側なので、左側に歩いていったが、それは間違いであり、本当の登山道はいったん林道を右方向に歩いたところの山側にあるのであった。

【倉岳東屋】、
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 林道を500mほど歩いて、駐車場に着いた時点で道を間違ったことを知ったが、引き返す気もなれず、こちら側からの登山道を使って山頂に行くことにした。

【登山道】
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 登山道は苔で覆われていてよく滑るので、これは帰りには使わなかった。

【倉岳山頂】
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 倉岳山頂に到着。標高682mである。
 登山口が低いので、低山とはいえ、それなりの高さを登ったわけで、いい運動になった。
 山頂からは有明海、不知火海、双方を望むことが出来、すばらしい眺めである。

【矢筈岳】
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 山頂からは矢筈岳の姿もくっきりと見える。次はあそこまで縦走だ。

【遊歩道】
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 倉岳から矢筈岳まではよく整備された遊歩道が続いている。
 またそれに並行して登山道もあり、どちらを使ってもよい。

【金毘羅宮】
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 矢筈岳山頂には金毘羅宮がある。海の交通の守り神である金毘羅宮は、天草を一望する山の社として、まったくふさわしいものであろう。

【花道登山道】
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 矢筈岳山頂からは、急傾斜を一気に下って行く登山道がある。
 これを使って下山しよう。

【登山道】
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 傾斜がきついゆえ、登山道には幾本もロープがかけられており、これを補助に使いながら安全に下って行く。

【登山口】
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 やがて登山口に到着。しばらくは舗装路を歩き、元の登山口へ戻って行く。

【鯉のぼり】
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 民家の立ち並ぶ舗装路を歩くうち、気の早い鯉のぼりをみつけた。風にはためく鯉のぼりの奥に、さっき登った倉岳がそびえ立っている。


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 本日の登山コース
Kuratake


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April 05, 2016

日向の桜@日向岬

 4月になって桜が咲きだしたが、天気が雨続きとなり、桜はあっという間に散りそうだ。
 貴重な晴れ間を使って、日向の桜の名所を訪れてみた。

【櫛の山公園】
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 仏舎利塔で有名な櫛の山公園。
 桜の薄ピンクと仏舎利塔の白がいい取り合わせ。

【米の山】
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 続いて米の山に上ってみると、桜は盛りを過ぎて、たくさんの花びらが地に落ちていた。これはこれできれいである。

【米の山斜面】
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 米の山の日向灘への斜面には、桜がずらりと植えられている。
 あまり花のつきは良くなかった。

【馬ヶ背】
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 米の山からは日向一の奇景「馬の背」前へ。
 ここに一本ヤマザクラが咲いていた。

【御鉾ヶ浦公園】
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 馬の背から細島港に下りていったところが、御鉾ヶ浦公園。
 ここにも幾種類もの桜が植えられている。


 日向岬界隈は、一周すると見所が多く、そして春の時期はたくさんの桜も見られる、サイクリングに絶好の場所である。

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April 04, 2016

映画: バットマンvsスーパーマン

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 アメコミ界の二大スター、バットマンとスーパーマンが対決する話。
 これっていろいろと無理があると思う。
 バットマンは一地方都市の用心棒に過ぎないのに対し、スーパーマンは世界規模の存在で幾度も地球の危機を救っているヒーローである。格が違いすぎる。例えれば、鼠が象に喧嘩をふっかけるような話であり、設定に無理がありすぎ、駄映画になるのは確実と思われた。

 しかしそれでも観てみる気になったのは、予告編の出来がよかったのと、バットマンをベン・アフレックが演じるということによる。ベン・アフレックはアホな脚本の映画には出ない役者であり、彼が主演というからには、それなりの意味があるのだろうと思ったのだ。

 そして観た感想といえば、なんだか微妙な出来の映画ということ。

 バットマンがスーパーマンを地球から排除すべき敵と思いこんだのは、スーパーマンの力が圧倒的すぎて、もしもスーパーマンが人類に敵対する存在となったとき、それを制御するすべがないという不安による。
 しかし人類に対して悪意を持つ地球外生物が幾度も地球を襲っているなか、それに対抗しうるのはスーパーマンしかない、という現実があるのに、そのような考えを持つのは、危ない思想であり、ほとんど妄想に近い。
 ただ、バットマンがそういう認識を持つにいたった経過は、きちんと映画では語られており、そこにバットマンの性格というものが如実に表れている。

 正義の味方であるスーパーマンは、人類にとって圧倒的な存在である。そのような傑出した存在に対して、一般民衆は、憧れと憎しみ、この二律背反する感情を常に抱くものである。そして後者の暗い感情は往々にして暴走しがちだ。
 バットマンは全シリーズ通して、良い意味でも悪い意味でも常識的であり、また凡人的な思考の持ち主である。だからこの映画では一般大衆の思考に押される形で、勝手に人類の代表のような存在になり、スーパーマンに対決を迫るわけ。

 まあ、そんなこんなで、神に等しいスーパーマンと、特製強化バトルスーツで武装したバットマンとの戦いが始まる。
 ここのアクションはひじょうに素晴らしかった。

 しかし、アクションよりも、さらなる見所はワンダーウーマンであった。

【ワンダーウーマン】
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 ワンダーウーマンは、映画のタイトルにはまったく出ていないけど、劇場で配られるしおりに主役2人と並んで載っており、そして主役級の活躍をみせるキャラクターである。

【ワンダーウーマン@リンダ・カーター】
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 じつのところ私のような中年世代にとっては、ワンダーウーマンとはリンダ・カーターが決定版であり、ワンダーウーマンといえば、誰しもこのリンダ・カーターの姿を思い浮かべるのであって、最初はこの映画のワンダーウーマンには違和感を覚えた。
 しかし、場面が進むごとに、この美しく、スタイリッシュで、逞しい女性は、神の娘ワンダーウーマン以外のなにものでもないと思えてきて、よくぞこんなにワンダーウーマンそのものの役者をみつけてきたものだと感心してしまった。まあ、「ワンダーウーマンそのもの」をじっさいに見た人はいないんだけど。

 というわけで、ワンダーウーマンの登場からは、彼女の活劇ばかりに目がいってしまい、ワンダーウーマン万歳といった感じとなり、バットマンとスーパーマンの映画がワンダーウーマンの映画に変じてしまった。
 ワンダーウーマンに関しては、同じ役者で、つぎなる映画がつくられるそうで、これは楽しみである。


バットマンVSスーパーマン 公式サイ

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April 03, 2016

宮崎県北の山の幸、海の幸@大崩山「美人の湯」

 定期的に行われている大崩山落水林道整備の前夜は大崩山登山口の温泉施設「美人の湯」で宴会。
 「美人の湯」館長はハンターであり、この界隈で捕えた鹿、猪が出てくる。また山菜の季節でもあり、そういった山の幸を楽しもう。

【タラの芽の天麩羅】
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 ほろ苦くも、独特の旨みのあるタラの芽は、ビールのつまみに最適。

【椎茸煮漬け】
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 近くの農家では椎茸の栽培もおこなわれており、肉厚のとれたて椎茸を煮漬けで。

【鹿のリブステーキ】
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 「美人の湯宴会」のスペシャリテになりつつある、鹿のリブステーキみりん漬け。
 ニホンジカは旨みが弱いので、みりん漬けでその弱さを補い、なかなかいい感じの郷土料理っぽい味になっている。

【猪の焼肉】
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 猪は、皮目の脂が最も美味いのであり、皮ごとジュージューとプレートで焼く。適度に薄切りされているので、少々固い肉も、コリコリした食感を楽しみながら食べることができる。

【鰤】
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 山の幸ばかりなのもなんなので、ということで門川漁港で本日揚がった天然鰤の差し入れ。これを刺身で食べよう。赤身のところも美味しいけど、腹身の脂もまた美味。

 その他、北浦名物「あげみ」、道の駅「はゆま」のジャコパン、エソのなめろう、宮崎牛、等々地方の名物が差し入れられ、たらふく食って、さんざん飲んで、明日の林道整備にむけて滋養をつけるのであった。

【雨の大崩山】
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 ・・・しかしながら夜も更けてから雨が降り出し、翌朝になってもやまず、そして整備対象の大崩山は雲のなか。
 雨の悪路では、荒れた林道にただりつくのも大変というわけで、林道整備は中止。
 整備計画、残すところはあと2kmくらいなのだが、それからなかなか進みません。

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April 02, 2016

宮崎県北の桜を訪ねてみよう

 今年は桜の開花が遅く、4月になってもまだ満開の報は聞かれない。
 それでも、4月最初の週末で、あちこちで桜が5分から7分咲きとの情報はあるので、それらをサイクリングがてら訪ねてみることにしよう。

【愛宕山】
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 延岡の桜の名所の第一は、やはり愛宕山。
 延岡市内、そして日向灘を一望できるロケーションに、桜が色彩りをそえて、延岡の春の風景を形つくっている。

【愛宕大通り】
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 愛宕山を下ると、春日神社の鳥居の下の愛宕大通りはずらりと桜の木が並んでいる。旬の時期はみごとな花のトンネルになるのだが、まだ3分から5分咲きといったところであった。

【岡富公園墓地】
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 愛宕山からは五ヶ瀬川をはさんで真向かいに位置する、岡富公園墓地。
 場所が場所だけに、宴会ムードにはならない地なのだが、それゆえに桜の華やかさを純粋にめでることができる。

【荒平山公園】
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 ここは桜の植樹の規模では、県北随一の規模を誇る。
 山の斜面全体に約2000本の桜が植えられ、春には山全体が桜の色に染まる。

【蔵野】
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 荒平山からは、旧218号線への分岐を進む。
 この分岐点に、人を迎えるかごとくに桜の樹々がある。

【早日渡駅】
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 廃線となった高千穂鉄道は、それぞれの駅に桜が植えられ、列車が通らなくなった今も、それぞれの駅で春には桜が咲いている。
 その駅のなかでも、もっとも桜が植えられているのが早日渡駅。
 国道は新道が通り、鉄道も廃線となり、寂れるいっぽうのこの地でも、桜は季節ごとに花を咲かせ、人の営みと離れた華やぎをみせている。


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 本日の走行ルート


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