サイクリング:野焼きの阿蘇
天気予報では土曜は晴れだが、日曜は低気圧が近づいてきていることから微妙であった。
当日になると、予報では午前午後は曇りで、本格的に降るのは夜になってからのようだ。
午前から雨なら、ミニベロの特性を生かし、近くの市川駅まで行って折りたたんで、それからJRで帰ることにしていてが、これなら自転車で宮崎に帰りつけそうなので、自転車で高森峠を越えて帰ることにする。
朝食は、品数豊富、量も豊富である。
そして、炊き立て御飯はたいへん美味であり、本日のサイクリングのためのいいカロリー補給となった。
国道57号線をまずは立野方向に進み、阿蘇大橋を渡って111号線に入るルートで行く。
本日は阿蘇は野焼きが行われており、いたる所で炎と煙が立っていた。
向かいは阿蘇外輪山。
こちらは阿蘇五岳。
山肌を炎が走っていく。
このような手間をかけて、阿蘇から九重の草原は維持されているのである。
国道をまっすぐ道なりに行くと、高森峠越えの狭いトンネルが続く、自転車の天敵のような道に行ってしまいひどい目にあうので、いったん高森市街地に入り、151号線のほうを行く。
ちょうど祭りが行われていた。
市街地を山に向けて走って行くと、高森公園の九十九折りの道に入る。
ここには桜がずっと植えられていて、旬のころは桜が咲き誇る、美しい風景を楽しめるのだが、今の時期は蕾さえない。
道は九十九折りで、見晴らしはよい。
そのぶん登るべき方向もしっかりと見え、・・・まだまだ登らないといけない。
振り返れば、阿蘇の野焼きの煙が遠く見える
このルートのいちおうの峠は、高森峠登山口。
高森峠そのものは別の位置にある。
本日は登山口周辺にずらりと車がとまっており、なんでこんなに登山者がいるのだろうかと不思議に思ったが、消防車がとまっていることで理由が分かった。
野焼きで人がたくさん入っているんだな。
坂をずっと下りて行けば、このバス停で265線に出る。
ここから500mほど高森側に引き返し、それから325号線に入ってから高千穂を目指す。
高森からこの奥阿蘇大橋まではずっと下りであり、楽をできる。
この道を高千穂方向へ走っていると、荷物を満載した自転車、5~10台くらいの若者のグループといくつもすれ違った。
遠方から来ているようだったけど、ずいぶんと大きなサイクルグループであった。
高千穂を過ぎ、旧218号線に入って日之影に入る。
巨大な青雲橋。
五ヶ瀬川沿いに走り、赤い三角屋根の駅舎で有名な吾味駅前の休憩所にて休憩。
前にある八の戸ダムの湖面を見ていると、小さな波紋がいくつも現れ、これから雨が降り出した。
雨は小降のままで特に苦労することなく走行。
そして細見橋を渡る。
218号線方面を走ると、この橋で、「ああ着いた」と、サイクリングが終了した気分にいつもなってしまう。
ほんとはまだまだ残っているのだが。
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本日の走行距離 122.3km
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