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March 12, 2016

サイクリング:やまなみハイウエイ@別府~牧ノ戸峠~阿蘇市川・旅館「千の森」

 熊本阿蘇から大分別府に到る、九州を代表する山岳ルート「やまなみハイウエイ」は、九州在住の山好きサイクリストは一度は走ってみたい道である。私は部分的には走ったことはあるのだが、全部を通して走ったことはなかったので、好天を利用して走ってみることにした。

【別府駅】
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 まずは別府駅まで輪行し、駅からスタート。
 やまなみハイウエイの起点は厳密にはこことは微妙に違うのだが、別府市街地あたりは山岳道路というわけでもなく、そこは深く考えないことにする。

【別府市街地】
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 温泉の硫黄の香り別府市街地を行く。
 前に見えるのがかの有名な杉乃井ホテル。その奥に、山頂が樹氷で白くなっている鶴見岳が見える。

【やまなみハイウエイ】
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 別府ICを少し過ぎたとこから、道の勾配が強くなり、山登りの開始である。
 私的には、ここがやまなみハイウエイの始点である。

【鶴見岳ロープウエイ乗り場】
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 鶴見岳ロープウエイ乗り場までは、道の傾斜はきつい。
 ここを過ぎると、少しは楽になる。

【城島高原】
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 城島高原前からは由布岳が見える。
 由布岳も樹氷で山頂近傍が白く染まっている。
 このことから分かるように、本日は気温は寒かった。
 登りだと、寒さはたいして気にならないが、下りになると寒いだろうなあと嫌に思った。

【由布岳登山口】
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 本日の第一の峠、由布岳登山口に到着。標高780m。別府駅が海抜10mだから、770mをまず登ったことになる。

【由布岳】
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 峠からは由布岳を眺めながら下って行く。
 予想していた通り、寒い。

【由布院】
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 下った底は、由布院の街。
 観光名所であるが、素通りである。

【飯田高原】
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 アップダウンを繰り返して、やがて風景が開けたところが現れ、そこが飯田高原。
 聳える九重の山々には雪が積もっている。

【長者原】
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 長者原に来ると、九重の山もぐんと近づく。
 ひときわ白く見える山が硫黄山。

【牧ノ戸峠へ】
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 長者原の標高が約1000m、牧ノ戸峠が1330mなので、300mと少しばかりをここから登って行く。
 観光バスがよく通るような観光道路なので、傾斜はたいしたことはなく、ゆっくりと景色を楽しみながら登って行こう。

【牧ノ戸峠】
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 久住山の登山口でもある牧ノ戸峠。
 登山口近辺には雪はあまり残っていなかったが、これより標高高いところでは雪山が楽しめたであろう。たぶん今シーズンの最後の雪山。

【ミルクロードとの分岐】
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 牧ノ戸峠から瀬の本高原に下り、ここからはほとんど下り道を進んでいき、ミルクロードとの分岐へ。右に曲がればミルクロード、真っ直ぐ方向がやまなみハイウエイである。ここからは少し登って、それから一挙に阿蘇外輪山を下って行く。

【阿蘇城山展望所】
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 外輪山下りの途中の展望所が城山展望所。
 ここからは雄大な阿蘇の五岳を見ることができる。

【宮地駅前】
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 やがて道は阿蘇盆地のなかのフラットな道に入り、国道57号線に合流するところが、やまなみハイウエイの終点である。別府から約90km、獲得標高は2100mの山岳道路であった。

【阿蘇盆地内】
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 阿蘇盆地内の国道57号線をのんびりと走る。中岳は相変わらず白煙をもくもくと揚げている。

【阿蘇市川 「千の森」】
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 宮地駅前からは10kmほど走り、本日の宿の「千の森」に到着。
 天気が良いということで急遽決めたサイクリングであるが、前日にネットで検索すると、阿蘇の温泉宿でここが空いていたので予約したのである。この宿の事前の情報は、「広い部屋風呂がある。料理店が経営している。」の2点であり、疲れ切ったサイクリングのゴールに適した宿であろう。

【部屋】
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 部屋は広くて、玄関にも余裕があり、自転車は数台でもとめられる。
 サイクリストにとって、便利なつくりの宿である。
 もっともこの宿の全体的な雰囲気は、「ひっそりたたずむ、隠れ家の宿」であり、あんまりスポーツ指向のサイクリストが来るたぐいの宿ではないようだ。

【部屋風呂】
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 広大な庭が見られる半露天風呂にゆったりとつかって、サイクリングの疲れを癒しましょう。

【夕食】
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 夕食は地のものをおおく取り入れた郷土料理系のものであった。
 熊本名物馬刺し、それに阿蘇名物「肥後の赤牛」を食い、しっかりと本日消費したカロリーを補給しよう。

 …………………………………

 本日の走行距離:99.3km

 【本日の走行ルート】


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