台北市散策
台北市はそれほど広い街ではなく、歩いていろいろと名所を訪れることができるので、散策してみよう。
台北市は清代は城壁都市だったようで、要所々々に城門がある。
清代に築かれたもののうち唯一現存しているのがこの北門である。
日本統治時代に築かれた大規模な市民集会場。今でも現役で使われている。
ここの広場には孫文像と抗日戦争勝利記念碑が設置されている。日本って台湾と戦争したことあったっけ?
台湾の政庁街で一際目立つ、煉瓦建ての巨大な建物。
日本の台湾統治時代に建てられたもので、現代は大統領府である。
政治上一番重要な所なので、自動小銃を持った兵士達が警護している。
植物園の庭園傍にある中国風の建築物。
収蔵品は青銅器や陶器が多く、古代から歴代の王朝にかけて多くの種類のものが並べられている。収蔵品の芸術的価値はどれも高く、故宮博物館とともに、台北を訪れたときには、ここにも行くべき。
台北一のパワースポットとされている寺。
仏教と道教のハイブリッド寺院であり、じつにたくさんの神様が祀られており、ぜんぶ回ると御利益がいっぱいありそうだ。
中国史上、もっとも人気のあるキャラクター「関羽」を祀る寺院。
三国志の英雄としてのみならず、商売の神としても崇拝されており、寺院では参拝者たちが三跪九叩の礼を行っていた。映画ラストエンペラーでしか見たことがない、皇帝に対する礼を生で見て、関羽の位の高さというものがよく分かった。
台湾規模の大きな商店街の「迪化街」。
漢方店、乾物店、野菜果物店等々がずらずらと並んでいる。
店はだいたい古いつくりであり、歴史を感じさせる。独特の風情ある、いい商店街である。
台湾には孔子廟がたくさんあるそうだが、そのなかで一番格の高いものがここだそうで、たしかに敷地の広さや、建物の美しさは素晴らしいものがあった。ぐるりと囲む回廊には孔子と儒教についての説明がなされる講義室みたいなものが設置されていて、これらを回るとけっこう勉強になる。
ところで今回台北市で一番目についたのは、年明け早々の選挙に備えた、巨大な選挙広告。民進党によるひさしぶりの政権交代が確実だそうだが、その勢いそのままに民進党のポスターが目立っていた。
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