雪の九重:牧ノ戸~星生山~中岳~久住
12月、年末も近くなってようやく寒波が到来し、牧ノ戸のライブカメラをチェックすると、駐車場に雪が積もっている。それで九重の雪を楽しもうと、Go。
今年は暖冬であり、せっかく履き換えたスタッドレスタイヤが役に立たぬままシーズンが終わるかもと危惧していたが、いちおう路面に雪はあった。
牧ノ戸峠は標高1330m。
この高さで雪があるので、それなりの量の雪は楽しめそうである。
沓掛山から続く登山道には雪が積もっている。
条件がよいときは雪原となる西千里浜であるが、ここは日当たりがよいので、シーズン初めでは雪が少ないことが多い。今日も、雪はまばらにあるのみ。
西千里浜からは星生山にまず登ってみる。
ここから見る硫黄岳は、寒気のせいで、噴き出す蒸気がよく見える。
星生山から見下ろす西千里浜。
上から見るとよく分かるが、やはり雪は少ない。
この時期の久住ルートの楽しみは御池。
天狗ヶ城から望む御池は、まだ全面的には凍っていない。
天狗ヶ城からそのまま中岳へと登る。
ここからは大船山、坊がつるが一望できるが、この方面には雪は乏しいようだ。
御池へと下りる。
池の縁は氷は厚く、上を歩くことは可能であった。
ただ、雪が積もっていないので、つるつるに滑るため用心して歩く必要がある。
御池からは久住山にも登ってみる。
本日は晴天で周囲がよく見える。
九州を訪れた寒波は一日だけだったようで、午後からは気圧配置が緩み、気温もあがってきた。それで西千里浜も午後は地面の雪や氷が溶けだし、泥道になってしまっていた。
なにはともあれ、午前中のひとときは雪山気分を味わえた九重登山であった。
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