種子島一周サイクリング 一日目
日本には島が多く、そのうちの大きな島の多くを私はサイクリングで一周してきたけど、それでもまだ残っている島がいくつもあり、その一つが種子島だったので、今回訪れることにした。
種子島の玄関は西之表港。
ここから西側の海岸沿いに、南端をめざしてGo。
しばらくは国道58号線を走る。
街路樹にはハイビスカスが植えられ、南国的な雰囲気を感じる。
国道を走るうち、いかにも目立つ夫婦岩があり、ここは名所であった。
その説明を読むと、哀しい話が書いていた。
国道をずっと南下すると、県道への分岐があり、こちらが海岸に沿って走る道なので、そこで国道を分かれて行く。
国道を離れると、車はまったく少なくなり、自転車にとって走りやすい道になる。
道のそばにはトオキビ畑。そして海岸線に出ると、遠くに海に突き出た島間崎が見え、そこを目標に進んでいく。
588号線は島間港でいったん行き止まりとなる。
ここからは東に国道58号線に入り、そしてまた県道75号線に入って、種子島の南端門倉岬を目指す。
門倉岬は、かつて戦国時代にポルトガル人がここに漂着して、そこで鉄砲を日本にもたらしたことから、日本の歴史に大きな変化を与えた、歴史的な地である。
そういう歴史的価値に加え、風景もよく、ここはよい観光スポットと思う。
門倉岬もいい観光名所であったが、種子島が全国的に有名になっているのは、ここ宇宙センターの存在である。
じつのところ種子島は日本の他の島々に比べ、観光客招聘意欲に乏しい面がみられたけど、ここでロケット打ち上げるたびに観光客はたくさんやってくるわけだから、まあそれでいいとも思った。
宇宙センターにはいろいろとロケットの打ち上げ場があるが、そのなかで近くに近づけるのが「竹崎射場」。というのはもう使われていないからである。
その近くには、たぶん今でも使われている、ロケット発射の観覧場があり、そこの登ればこのあたりの風景を広く一望できる。
宇宙センターからは、南種子町の本日宿泊の宿に行く。
そして近くの居酒屋で晩酌。
御当地名物のキビナゴ刺身と、トビウオ塩焼きを肴に、ぐいぐいとビールを飲むのであった。
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本日の走行距離 82.4km
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