神さん山・巣ノ津屋遺跡@祝子町
日曜、朝からパラパラと雨が降っており、美人の湯から眺める大崩山は、雲がかかっている。山に登る気にはなれず、近くを散策することにした。
目指すは、美人の湯から歩いて10分ほどの位置にある、「神さん山」。
近頃、県北のタウン誌によく出てくる、新名所のごときものである。
新名所といっても、由来は古く、縄文時代の礼拝の場だったところである。
神さん山の入り口は、このようにすぐ分かる。
竹林のなかの階段を上って行こう。
神さん山は、20mにおよび巨石を祀ったものであり、とにかく巨大な岩の構築物であり、その巨大さを写真で表現するのは無理がある。このスケールの大きさと、それに神秘感を知るには現地に行く必要があるであろう。
神さん山には、このように三角形の大石が設置されており、御神体のようになっていた。人工物かと思いきや、手を入れた形跡はなく、まあ大崩山には花崗岩がいくらでも転がっているから、このようなものもあったのでしょうな。
それにしても祝子川の奥地の、このような不便なところに、縄文人の文化が築かれていたとは驚きである。ただしよく考えると、狩猟民族の縄文人にとって、この界隈は宝の山みたいなところであろうから、もしかしたらこの地は、大昔は現在よりももっと栄えていたのかもしれないかも、とも思った。
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