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April 05, 2015

行縢山雌岳直登ルート&アケボノツツジ

 降ったり止んだりの菜種梅雨のなかの週末。
 日曜午後が晴れるとの予報なので、その貴重な晴れ間を利用して、行縢山雌岳へアケボノツツジを見に登ることにした。
 九州の山の春を告げる花、アケボノツツジはまずは行縢山から咲き始める。そして雌岳にアケボノツツジが群落がある。雄岳、雌岳と二つの主峰を持つ行縢山で、眺めのよいのは雄岳なので、行縢山では雄岳のほうに人気がある。しかしアケボノツツジの季節のときだけは、雌岳にも人気が出る。私も雌岳に登るのは、だいたいアケボノツツジの開花のときである。

 さて、行縢山には通常の一般登山道の他にいくつかヴァリエーションルートがあり、そのなかに最短で登れる直登ルートがあることを先日「行縢探検倶楽部」で知った。

【行縢山雌岳直登ルート】
Photo

 地図で確認すると、雌岳には南側に一本尾根があり、これをそのまま登っていけば雌岳山頂に直接登れ、下山は通常のコースをとれば、周回コースとなり、変化に富んでいて楽しそうである。それで本日はこのルートでまず登ることにしてみた。

【桜の道】
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 行縢神社近くの駐車場に車を止め、県道を登って行く。
 桜は満開を過ぎ、花びらがたくさん散っている。

【電波塔】
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 県道と林道が交わるあたりに、この電波塔がある。
 ここが尾根への取り付き点である。

【直登ルート】
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 取り付き点からはしばらくは等高線が密なことで分かるように、かなりの急登。
 踏みあとははっきりせず、雑草のなかの道を登って行く。
 もう暖かくなっているので、マムシが隠れていそうであり、ストックで草をかき分けながら慎重に登って行った。
 全ルート中、危険度でいえば、この草むらが一番の核心部であった感じ。

【尾根道】
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 急坂を登りきると、なだらかな尾根筋になる。
 踏みあとも不明瞭で、赤テープもない道であるが、時々境界を示す三角点があり、いちおうの目印にはなる。

【岩場とミツバツツジ】
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 このルート、岩場が何ヶ所かある。巻くなり、直登するなり、それぞれ個人の好みで進むことになる。

【岩場】
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 二番目の岩場を直登していたところ、朽ちたようなロープがあるのを見つけた。
 このルート、かつてそれなりに整備はされていたようである。
 この岩場は岩がもろく、手がかり足がかりになりにくかったので、ロープは本来有難いのだが、こういう怪しいロープに命をかけるわけにもいかず、そのあたりの樹につかまりながら登って行った。

【赤テープ】
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 ルートを3分の2ほど登ったところから、ぽつぽつと赤テープが現れ出した。
 この赤テープはルードファインディングの難しそうなところにはなく、あんまり役には立っていない。

【岩場】
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 頂上近くにまたも岩場があった。今までの岩場とは岩の質が違っていて、しっかりした岩なので簡単に直登できそうだったけど、岩を乗越えたところの樹が鬱蒼としており、そこを進むのが厄介そうだったので、巻道を行くことにした。
 右と左を調べたところ、左のほうが樹が疎だったので左を巻いて登った。

【一般登山道】
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 最後の岩場を越えたあとは、尾根の一番高いところを進んでいけば、そのまま山頂に出るはずである。
 樹の合間から、少々開けたところに出たので、ここが山頂、と思ったら、一般登山道であった。
 最後の最後で痛恨のルートミス。
 …もっとも山頂はその10mほど離れたところにあり、いちおう誤差の範囲内ということにしておこう。

【行縢山雌岳山頂】
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 そういうわけで行縢山雌岳山頂に到着。
 最短距離でさっさと登れ、また変化もあり、面白いルートであった。

 ただしこれは一般コースではないので、標識などはもちろん無く、踏みあとははっきりせず、赤テープもほとんどなく、ある程度の読図とルートファインディングが出来ないと厳しいルートであると思われる。この記事を読んで登る気になった人にいちおうアドバイス。

 雌岳山頂からは一般ルートを下って行き、本日のメインの目的であるアケボノツツジ鑑賞へ。

【アケボノツツジ】
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 アケボノツツジは5分から7分咲きといったところ。
 奥には大崩山山系。

【アケボノツツジ】
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 雌岳稜線は行縢の滝を見下ろすことができ、奥に行縢の滝が写っている。

【アケボノツツジ】
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 行縢山のアケボノツツジは険しい地形のところに主に立っており、近くによるのが難しい。

【アケノボツツジ】
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 それでも登山道傍に咲いている樹も一本あり、この山では貴重な接写。

 今年のアケボノツツジは花芽を多く、当たり年のようである。
 満開のころには、あたりを染め上げるような豪華な姿となりそうだ。

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