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April 2015の記事

April 26, 2015

祖母傾大縦走二日目:祖母山九合目小屋→大障子岩→前障子岩→上畑→九折登山口

【九合目小屋】
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 縦走二日目。本日も素晴らしい好天である。

【縦走路から】
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 宮原への稜線は、岩場で展望が開け、祖母山方面の眺めが見事である。
 中央左奥に小さく見えている奇岩が天狗岩。

【宮原】
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 宮原からは尾平への下山路と、大障子岩に続く縦走路が分かれている。このまままっすぐ縦走路を進んでいく。

【縦走路】
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 標高が下がってからは、アケボノツツジが咲きだしていた。シャクナゲも蕾をつけていて、うまく時期があえば、ツーショットが楽しめそう。

【鹿の背】
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 大障子岩付近は岩場が続き、そのなかでも有名なのがこの「鹿の背」。あんまり鹿の背中には見えないが、祖母山の近くの岩場が「馬の背」なので、それに対抗して名づけられたのであろうか?

【大障子岩】
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 岩峰の多い縦走路中でも、最も巨大な岩峰がこの大障子岩。縦走路の展望所から見ると、こんな岩どうやって登るんだろう?と思ってしまうが、裏に巻道がある。

【大障子岩山頂】
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 その巻道を使って、大障子岩に到着。
 ここから眺める縦走路の風景は、広々、長々としていて素晴らしい。
 そして本日は好天のため、阿蘇、九重もよく見渡せる。
 阿蘇はいまだ大噴火継続中であり、黒い噴煙をもくもくと噴き出していた。

【縦走路】
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 大障子岩を過ぎ、次のピークは前障子岩。岩場の多いルートゆえ、登ったり、下りたりが続く。

【トレランランナーと遭遇】
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 縦走路を進むうち、軽装のトレラン中の若い男性に遭遇。
 どこまで行くのですかとたずねたら、なんと夜通し走って大崩山まで行くとのこと。
 ハセツネカップとかTJARとか見てると、そういうことをする人たちが世の中にはけっこうな数がいることは理解しているけど、しかしやっぱりアンビリーバブルな世界ですな。

【前障子岩】
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 そうこうするうちに、縦走路最後のピーク前障子岩に到着。この岩場を登って山頂に行って見る。

【前障子岩山頂】
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 前障子岩山頂から見る縦走路は、先ほど登ったばかりの大障子岩も見え、その長大さを存分に知ることが出来る。
 この山は、岩場を登るのが(あるいは下るのが)少々たいへんなのではあるが、この絶景を見るために、やはり山頂には登ったほうがよいであろう。

【縦走路】
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 前障子岩を過ぎれば、あとは基本的に下っていくだけである。
 この縦走路も岩場が多く、アケボノツツジが美しい。

【上畑】
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 やがて林の間から上畑の集落が見えだすと、そろそろ障子岩登山口が近い。

【障子岩登山口】
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 そして集落のなかの道を下りていくと、障子岩登山口に到着。
 もっともここから登ったわけではないので、スタート地点の九折登山口までまだまだ歩かねばならない。

【九折登山口へ】
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 九折登山口までは、ずっと舗装路を歩いていく。
 道そのものは面白くもなんともないけど、ここから見える傾山の眺めが、歩くととも刻々と変わって行き、その姿を見ていると退屈することはない。

【九折登山口】
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 4kmほどの舗装路を歩いたのち、ようやく車を置いている九折登山口に到着。祖母傾大縦走ミッション完了である。
 二日間かけて歩いた距離は39.4km、獲得標高は3430m。よく歩き、よく登りました。

 アケボノツツジの季節の週末、二日続けて絶好の好天に恵まれ、絶景が続く、眺め良き縦走を楽しめた。祖母傾山系の魅力を存分に堪能できた良き二日間であった。

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 今回の大縦走のコース
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April 25, 2015

祖母傾大縦走一日目:九折登山口→三坊主→傾山→尾平越→古祖母山→祖母山→九合目小屋 

 アケボノツツジの季節。
 先週は大崩山に登ったので、今回はこれも大崩山に匹敵するアケボノツツジの名所祖母山系に行ってみよう。天気予報では週末は土日とも好天とのことで、これは一泊しての祖母傾大縦走のチャンスである。一泊仕様に装備を整えて、(といっても普段の装備に酒と食料のたぐいを大量にザックに突っ込んだだけであるが)、行ってみることにした。
 祖母傾大縦走路はなにしろ行程が長いのが特徴である。一泊二泊で行くには、祖母山から登るなら宿泊は九折小屋、傾山から登るなら宿泊は祖母山九合目小屋になるが、それには半日くらいの時間がかかるため、早朝に出る必要がある。それゆえ、今回は日の出とともに出発。

【九折登山口】
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 よく整備された登山口から傾山へ向かう。
 登山道からはすぐに本日の登山ルートの、三坊主の岩峰が高いところに見え、このルートが急峻なことが分かる。

【観音滝】
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 傾山三尾ルートの名物がこの観音滝。垂直に一挙に落ちる、形よい滝である。

【観音滝渡渉部】
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 三尾ルートはこの観音滝渡渉部を渡る必要がある。さして危険性はないところだが、ずっと先に行き、上から観音滝を見ようとすると相当に危険なので、周囲には「滝を見るな」との標識が掛けられている。

【三尾へ】
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 観音滝から急傾斜の尾根を登っていくうち、いくらか傾斜がゆるやかになり、ブナ林の美しい樹林帯に入ると、三尾も近い。

【三坊主】
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 登山道を歩くうち、三坊主の岩峰が林の間から見えてきた。

【三坊主 アケボノツツジ】
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 本日の登山の目当のアケボノツツジは岩場に咲く特徴を持っており、それゆえ、三坊主のような岩場にはたくさん植えている。
 三坊主岩峰を眼前にして、新緑とアケボノツツジが混然一体になって、その色を競演しているのはじつに美しかった。
 写真ではその魅力をまったく伝えられていないのが残念。

【三坊主ルート(横から)】
Mitubouzu

【三坊主ルート(正面から)】
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 傾山は岩場に富んだ山であり、そのもっとも特徴的なルートは、上畑からダイレクトに見えるギザギザの稜線を行くルート。
 写真で見えるように、最初のギザギザの三坊主を越え、そして二坊主を越え、ようやく傾山本峰に取り付ける厳しいルートである。
 この道、見て分かるように、登っては下り、下っては登る、の繰り返しなので、全然標高が稼げないので、途中で嫌になってくるのが必定であるが、しかし、道そのものが面白く、そして岩場ゆえにアケボノツツジがいたるところで咲いており、今の季節に傾山に登るには、やはりこのルートが一番素晴らしい。

【三坊主ルートのアケボノツツジ】
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 このルート、いくらでもアケボノツツジが咲いており、峻厳な岩場の景色によく似合っている。

【二坊主岩場】
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 岩場を登っては下り、下りては登っての登山を繰り返すのち、この特徴的な岩場を越えれば、やがて一般登山道に合流する。

【傾山山頂】
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 祖母傾山系で最も美しい山頂を持つ、傾山。
 山頂の岩場の広場もいいし、ここからの眺めもまたいい。

【傾山からの縦走路の眺め】
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 傾山山頂からは、本谷山~祖母山の縦走路がよく見える。
 普段ならその雄大な眺めをおおいに楽しめるのが、今回は、これを縦走せねばならないので、その雄大さがちょいと辛い。
 本日の夕方には、向いの、少々霞んでいる祖母山九合目まで着いてねばならないが、その長大な距離を目のあたりにすると、…大変ですな。

【傾山】
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 傾山は三つの大きな岩峰を天に突き立てた形良い山である。
 ただしその姿は九折からの稜線からしか見られない。だから傾山に登るなら、最初は九折登山口から九折コースをたどって登ったほうが良いと思う。
 そのほうがこの絶景を正面に眺めながらの山行ができる。

【登山道】
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 九折から笠松、本谷へと登山道を行く。
 この登山道、以前はスズタケがうるさいほど生えていて、ゴーグルがないと、とてもまともに進めなかったのだが、今はスズタケが枯れ果て、その影響かブナも枯れていたりした。
 この原因は野性動物の食害ということだけど、けっこう深刻な状態になっているようであった。

【本谷山】
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 笠松山からなだらかな山道を行き、本谷山山頂に到着。
 本谷山は、この山系ではとにかく山容がでかく、登って下るのが大変である。
 山の規模でいったら、たぶんこの山が一番でかいのでは?

【三国岩から】
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 祖母傾縦走路で、一番の絶景は、本谷山から少し下ったところにある三国岩からの眺めとされている。
 祖母山を盟主として、それからずらりと高峰を並べる姿は雄大の一言。
 写真ではその全貌が捉えられていないのが残念。

【ブナの広場】
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 祖母傾縦走路は、水場が乏しいのが、欠点であるけど、そのなかで唯一の豊富な水場を持つブナの広場。雰囲気もよく、休憩に絶好のところである。
 ただしここもずいぶんと姿が変わっていて、周りを覆っていたスズタケが枯れ果てていた。そして、野性獣からの 水場の保護のためか、水場をフェンスが覆っていた。

【古祖母山】
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 ブナの広場から見る、古祖母山。
 祖母傾縦走を傾山からすると、この古祖母山が一番の難所となる。
 普通に尾平峠から登るとべつだんなんということもない山なのだが、九折から登るとこの時点で1700m登っているので、かなり疲れがたまっている。それからまた、普通の登山が始まるのでけっこうきつい。
 だから、いつもと違って、古祖母山が、巨大な壁に見えてしまう。

【尾平峠】
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 ブナの広場から、少々のアップダウンを越えて、尾平越からの登山道合流部に。
 ここが祖母傾縦走路の鞍部で、標高1180mほど。最低高度の所である。ここから標高1756mの祖母山へ、アップダウン混みで約1000mの高さを登らねばならない。
 九折登山口から既に8時間、1700mの高さを登った身には、少々応える数字であるが、とにかく進まねばなんともならない。
 ともかくは、目前の目標、古祖母山までの400mの高さを登って行こう。

【尾平越~古祖母】
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 尾平越から古祖母の縦走路はアケボノツツジがよく生えていて、ここもアケボノツツジの名所である。
 花の咲き具合は5分程度であったが、ムシカリの白い花も咲いていて、白とピンクの競演となっていた。

【古祖母山ハシゴ場】
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 古祖母山は頂上近くになると岩が険しくなり、岩溝にハシゴがかけられている。ここを登りきれば、頂上まであと少し。400mの登高も終了点が近い。

【古祖母山山頂】
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 そしてようやく古祖母山山頂に到着。
 ここからは高千穂方面の景色が開けている。
 古祖母山山頂に来れば、祖母傾縦走のいったんの区切りにはなる。縦走路では尾平越が唯一大きく落ち込んでいるところなので、ここからの登りが大変なのだが、その登りの終点である古祖母、あるいは本谷まで登ってしまえば、縦走路のテーブル台の上まで登ったようなものなので、山行は楽になるし、また時間の計算も立つ。
 今の時間が午後4時なので、祖母山山頂まで3時間はかからないだろうから、日の入りまでには祖母山山頂そして九合目小屋までたどり着けそうだ。

【古祖母~障子岳】
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 古祖母から障子岳への縦走路も、以前はスズタケがうるさく茂っていたけど、今はだいぶと量が減っている。ただし、本谷山周囲よりはまだ勢いが強く、環境によってずいぶんと差があるようだ。

【縦走路】
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 障子岳より見る縦走路。
 このあたりから縦走路は祖母山に向けて直線状になるので、歩くたびにぐんぐんと祖母山が近づいてくる。

【祖母山への縦走路】
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 時間は午後5時を過ぎ、日は斜めになり、柔らかい日差しとなっている。
 障子岳を過ぎると、縦走路が一望できるけど、今の時間、当たり前のことながらこの稜線上で行動しているのは私だけのようであった。
 この縦走路、ビバークできそうなところはふんだんにある。それで12時間近く行動していた私としては、もういいやと腰を下ろし、酒を飲んで、ツェルトを張ってビバークしてしまう、そういう誘惑にずいぶんとかられたのだが、ここでビバークしては翌日歩かねばならぬぶんが結局は増えるだけの話で、トータルでは全然楽を出来ないので、歩を進めていく。

【1600m地点】
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 今日は「1600m地点を何回通ったのだろう」とか思いながら、ここを登っていけば、祖母山は近い。

【祖母山直下】
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 そして祖母山直下のハシゴ場へと。
 今日は疲れているので、いつも以上に慎重に進んでいく。

【祖母山山頂】
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 どんなに疲れていても、一歩ずつ登って行けば、必ず山頂には着く。登山とは単純なスポーツなのではある。
 そうやって、ようやく祖母山山頂へ。
 九折登山口から、約13時間かけてようやくの到着である。
 普段は祖母山山頂に登ってもたいした感慨はないが、九折登山口から延々とやってきたら、それなりの感慨を感じます。

【祖母山山頂から】
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 夕暮れの祖母山山頂からの風景。
 祖母山が三角錐の大きな影を向かいの山麓に落としている。
 そして左奥に見える山が傾山。あんなところからよく歩いて来たものだ。

 山頂には小屋の喧騒を離れて、山頂に避難してきた登山者が一人居て、その人といろいろと雑談をして、そのまま雑談しながら九合目小屋へと下った。

【九合目小屋】
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 本日のゴール、九合目小屋に到着。日の暮れる前までにはなんとか辿り着けた。
 歩いた距離は24.6km、獲得標高は2648m。九州随一のハードコースだ。
 小屋ではいつものごとく、管理人さん、それに登山者の人達とわいわい騒ぎながら、ひたすら酒を飲む。
 本日の宿泊者は縦走中の人が多く、翌朝の出発が早いため、午後9時には宴会もお開きとなり、私もそれくらいに就寝することになった。

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 本日の登山コース
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April 19, 2015

神さん山・巣ノ津屋遺跡@祝子町

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 日曜、朝からパラパラと雨が降っており、美人の湯から眺める大崩山は、雲がかかっている。山に登る気にはなれず、近くを散策することにした。

 目指すは、美人の湯から歩いて10分ほどの位置にある、「神さん山」。
 近頃、県北のタウン誌によく出てくる、新名所のごときものである。
 新名所といっても、由来は古く、縄文時代の礼拝の場だったところである。

【入り口】
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 神さん山の入り口は、このようにすぐ分かる。

【参拝道】
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 竹林のなかの階段を上って行こう。

【神さん山】
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 神さん山は、20mにおよび巨石を祀ったものであり、とにかく巨大な岩の構築物であり、その巨大さを写真で表現するのは無理がある。このスケールの大きさと、それに神秘感を知るには現地に行く必要があるであろう。

【神さん山】
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 神さん山には、このように三角形の大石が設置されており、御神体のようになっていた。人工物かと思いきや、手を入れた形跡はなく、まあ大崩山には花崗岩がいくらでも転がっているから、このようなものもあったのでしょうな。


 それにしても祝子川の奥地の、このような不便なところに、縄文人の文化が築かれていたとは驚きである。ただしよく考えると、狩猟民族の縄文人にとって、この界隈は宝の山みたいなところであろうから、もしかしたらこの地は、大昔は現在よりももっと栄えていたのかもしれないかも、とも思った。

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April 18, 2015

アケボノツツジ@大崩山三里河原コース

 大崩山の山開きが今年は4月19日に行われることになり、その前日に大崩山に登ることにした。今の時期のお目当てはもちろんアケボノツツジ。しかし、標高の高いところではまだ咲いていないであろうから、標高の低めのところを歩く距離の長い、三里河原コースで登ることにした。

【岩峰群】
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 本日は好天で、青空をバックに小積ダキ、ワク塚の岩峰群がよく映えている。

【アケノボツツジ】
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 祝子川に沿っての登山道では、アケボノツツジは5分から7分咲きといったところであった。周囲の新緑と、それに白い岩とよいコントラストをなしていて、美しい。

【吐野】
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 吐野からは渡渉を繰り返しながら、美しい祝子川の清流を眺めながらの歩きとなる。

【三里河原】
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 やがて巨大な一枚岩のスラブからなる三里河原へと。滑らかな岩そのものの美しさに加え、水の色もまた美しく、「九州一美しい渓流」と称される祝子川の魅力満載の景色である。

【モチダ谷出合】
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 モチダ谷出合のところから谷に入り、山頂を目指す。谷はそうとう荒れていた。

【モチダ谷大滝】
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 モチダ谷名物の大滝。ここもまた一枚岩のスラブが美しい。

【モチダ谷】
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 川の水の量が少なくなってくるころ、苔むした岩が積み重なる谷となり、神秘的な雰囲気をまとっている。

【横岩屋】
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 モチダ谷コースの目立つランドマーク「横岩屋」。ここをしばらく過ぎたところで、先行者が一人いた。その人は赤テープに従い、左側の登山道に入って行った。
 モチダ谷コースはそっちだったっけ?と思いながら、赤テープもあることだしついていくことにした。

【赤テープ】
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 歩くことしばらくして先行者は立ち止まり、地図を広げてルートを確認していた。私は挨拶して追い抜いたが、前方に七日廻岩があるのに気づき、ルートを間違ったことに気付いた。
 しかしそこから引き返して、先行者に「わはは、間違えてました」とか言ってまた挨拶する気にもなれず、このついでに七日廻岩の基部を見たいのと、それからこのルート、なにをどうやってもワク塚縦走路に出るので、そのまま獣道みたいな道を登って行くことにした。

【七日廻岩】
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 大崩山の有名な奇岩七日廻岩。
 先行者はここを巻くような道で登っていったので、そちらにきちんとしたルートがあるようであった。(たぶん上ワク塚の基部あたりに出ると思われる)
 私はそのまま登って行き、上ワク塚を少し過ぎたところの縦走路に出て、そこから山頂へ向かった。

【石塚】
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 大崩山の展望台、石塚。時期がよければアケノボツツジのを楽しめるのだが、花どころか花芽もまだであった。
 それでも風景は抜群。青空のもと、桑原山の姿よき形を望める

【大崩山山頂】
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 ひさしぶりに登った大崩山山頂。山頂の標識が新しく増えていた。
 元々は北側町の白い標識が三角点のところにあり、その後もう少し立派な標識が設置されたのだが、さらに「福岡雑登会」によってもう一つ追加されている。
 この標識、「1643.3m」と標高が間違っている。本当は1644mである。どうして間違えたのだろうと思って、念のため「大崩山 標高」を検索すると、…なるほどWikipediaに1643.3mと書いていたので、それを使ったんだな。これは古いデータなのであり、以前は大崩山は1643mとされていたのだが、2004年に国土地理院が再測量した結果、1644mに変更になっている。まあ、写真を見て分かるように、三角点のあるとこより高い岩が山頂にはゴロゴロあるので、その一番高い岩のぶん1m伸び、そこが真の山頂とされたのである。
 なにはともあれ、この標識なんとかしないといけないではありましょう。

 今回の教訓  Wikipediaを安易に信じてはいけません。

【稜線】
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 下山はワク塚を眺めながら、坊主尾根コースをたどる。標高1000m以上では、日当たりのよいところのアケボノツツジが蕾をつけているくらいの状態であった。

【坊主尾根】
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 坊主尾根を下り、標高が下がって行くと、アケボノツツジも咲きだしていた。
 今年のアケボノツツジの花芽のつき具合は「良」といったところ。そして例年のごとく、稜線のアケボノツツジのピークはGWあたりになりそうだ。

【山開き前夜祭】
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 下山したのちは、山開きの前夜祭に参加。
 登山を楽しんできた人たちと、それに地元の人たち、役所の観光担当の人たちを交えて、にぎやかに飲み、語り、騒いだ。
 明日もアケボノツツジを見に、どこかのルートを登りたいが、どうやら明日は雨のようであった。


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【本日の登山ルート】
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April 12, 2015

田中サイクル走行会@平成27年春

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 春になって自転車のシーズンとなり、ひさしぶりの田中サイクル走行会である。
 日曜は天気がイマイチであり、雨が降りそうで降らない空模様。それで予定されていた日之影温泉駅往復は、槇峰駅往復へと短縮となった。

【細見の橋】
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 細見の橋から国道218号線へと渡る。

【蔵田】
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 蔵田でいったん休憩。

【槇峰駅】
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 廃駅になってひさしい槇峰駅だけど、いまだ手入れはきちんとなされていて、清潔に保たれている。いつの日か高千穂戦が復活するときに備えてのことらしい。

 槇峰駅からはノンストップで田中サイクルにと戻り、定例の焼肉会。

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 今回、参加者に若い人がずいぶんと増えていた。しかもかなり速い人がいて、自転車も若手が活発にやるようなスポーツになってきているみたい。
 山でもそうだけど、アウトドアスポーツは近頃、若い人たちの参加が増えてきている。いいことなのではあるが、私のような中年族は、伸びシロが乏しいので、これからは若い人たちの背中ばかり見ての走行会になりそうな感じである。

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April 11, 2015

双石山@宮崎市

 金曜日に宮崎市にワイン会に行き、1次会、2次会と回り、宮崎市泊。
 翌日の土曜は午後は天気が良いとのことで、気になっていた双石山に登ることにした。

 双石山は宮崎市中心から近く、市民に親しまれている山である。標高が509mと低山であり、ハイキング目的のような山に思え、あまり興味はなかったのであるが、ある時宮崎市の某寿司店に行ったとき、メタボ対策のために店主兄弟一同が双石山に登ろうとし、あまりの険しさに撤退したという話を聞き、どういう山なのだろうと、一回は登ってみよかなと思ったのである。

【登山口】
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 塩鶴登山口から登ってみる。
 ここには駐車場はないので、少し歩いたところにある小谷登山口に車は止めておいた。

【登山道】
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 しばらくは植林のなかを歩く。
 伐採中につき注意との看板があり、そしてたしかに伐採中であった。

【伐採場面】
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 伐採している人はプロなので、登山道に樹を倒すことはないけど、それなりに注意は必要であろう。

【針の耳神社】
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 双石山は岩がもろく、形が特徴的になっている。
 そういう岩をバックに神社がある。

【登山道】
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 針の耳神社からは岩をロープを使って登って行く。

【登山道 針の耳】
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 針の耳神社あたりからは、巨岩がゴロゴロとしだし、そしてこの岩の隙間を通ることになる。
 ここ、けっこう狭い。
 もしかして某寿司店兄弟は、このスペースを越えられずに撤退したのだろうかと思ったりした。…今度聞いてみよう。

【岩場】
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 針の耳をくぐると、神秘的な雰囲気のある、巨岩のスペースに着く。
 こういう低山に、このような魅力ある場所があることに感心。

【大岩展望所】
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 双石山は、樹の生い茂っている山ゆえ、あんまりどこも展望がきかないけど、ときどき展望のきくところもある。
 最初のその展望台が、この「大岩展望所」。ここから宮崎市街と日向灘を一望することができる。

【登山道】
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 大岩展望所からはしばらくは急登が続くが、すぐに稜線にたどりつく。
 そこからは気持ちよいなだらかな登山道になる。

【山小屋】
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 やがて立派な山小屋が見えてくる。
 この山小屋の奥からの眺めもまたよい。

【双石山山頂】
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 山頂から歩くうち、山頂に到着。
 標高509m。
 ここからも良い眺めを楽しむことができる。

【姥ケ嶽神社】
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 山頂からは少々のアップダウンを繰り返しながら、下山。
 やがて姥ケ嶽神社への入り口があり、ここに参拝してから下山しよう。
 神社からは立派な参道を下って行き、やがて九平登山口にと出る。

【県道27号線】
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 九平登山口からは県道27号線を使って、もとのところに戻ることにする。
 ここから見る双石山の姿はなかなか迫力ある。

【ルンゼ登山口】
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 県道27号線を歩いていると、双石山のヴァリエーション用の登山口があるのを見つけた。このルート、検索して調べたら、かなり複雑で変化に富んだルートのようであった。

 そして、このルートに限らず、双石山は低山ではあるけど、とても複雑な地形の山であり、面白そうな道がふんだんにある山ということも分かった。
 また近いうちに登ってみようと思った。

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April 05, 2015

行縢山雌岳直登ルート&アケボノツツジ

 降ったり止んだりの菜種梅雨のなかの週末。
 日曜午後が晴れるとの予報なので、その貴重な晴れ間を利用して、行縢山雌岳へアケボノツツジを見に登ることにした。
 九州の山の春を告げる花、アケボノツツジはまずは行縢山から咲き始める。そして雌岳にアケボノツツジが群落がある。雄岳、雌岳と二つの主峰を持つ行縢山で、眺めのよいのは雄岳なので、行縢山では雄岳のほうに人気がある。しかしアケボノツツジの季節のときだけは、雌岳にも人気が出る。私も雌岳に登るのは、だいたいアケボノツツジの開花のときである。

 さて、行縢山には通常の一般登山道の他にいくつかヴァリエーションルートがあり、そのなかに最短で登れる直登ルートがあることを先日「行縢探検倶楽部」で知った。

【行縢山雌岳直登ルート】
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 地図で確認すると、雌岳には南側に一本尾根があり、これをそのまま登っていけば雌岳山頂に直接登れ、下山は通常のコースをとれば、周回コースとなり、変化に富んでいて楽しそうである。それで本日はこのルートでまず登ることにしてみた。

【桜の道】
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 行縢神社近くの駐車場に車を止め、県道を登って行く。
 桜は満開を過ぎ、花びらがたくさん散っている。

【電波塔】
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 県道と林道が交わるあたりに、この電波塔がある。
 ここが尾根への取り付き点である。

【直登ルート】
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 取り付き点からはしばらくは等高線が密なことで分かるように、かなりの急登。
 踏みあとははっきりせず、雑草のなかの道を登って行く。
 もう暖かくなっているので、マムシが隠れていそうであり、ストックで草をかき分けながら慎重に登って行った。
 全ルート中、危険度でいえば、この草むらが一番の核心部であった感じ。

【尾根道】
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 急坂を登りきると、なだらかな尾根筋になる。
 踏みあとも不明瞭で、赤テープもない道であるが、時々境界を示す三角点があり、いちおうの目印にはなる。

【岩場とミツバツツジ】
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 このルート、岩場が何ヶ所かある。巻くなり、直登するなり、それぞれ個人の好みで進むことになる。

【岩場】
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 二番目の岩場を直登していたところ、朽ちたようなロープがあるのを見つけた。
 このルート、かつてそれなりに整備はされていたようである。
 この岩場は岩がもろく、手がかり足がかりになりにくかったので、ロープは本来有難いのだが、こういう怪しいロープに命をかけるわけにもいかず、そのあたりの樹につかまりながら登って行った。

【赤テープ】
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 ルートを3分の2ほど登ったところから、ぽつぽつと赤テープが現れ出した。
 この赤テープはルードファインディングの難しそうなところにはなく、あんまり役には立っていない。

【岩場】
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 頂上近くにまたも岩場があった。今までの岩場とは岩の質が違っていて、しっかりした岩なので簡単に直登できそうだったけど、岩を乗越えたところの樹が鬱蒼としており、そこを進むのが厄介そうだったので、巻道を行くことにした。
 右と左を調べたところ、左のほうが樹が疎だったので左を巻いて登った。

【一般登山道】
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 最後の岩場を越えたあとは、尾根の一番高いところを進んでいけば、そのまま山頂に出るはずである。
 樹の合間から、少々開けたところに出たので、ここが山頂、と思ったら、一般登山道であった。
 最後の最後で痛恨のルートミス。
 …もっとも山頂はその10mほど離れたところにあり、いちおう誤差の範囲内ということにしておこう。

【行縢山雌岳山頂】
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 そういうわけで行縢山雌岳山頂に到着。
 最短距離でさっさと登れ、また変化もあり、面白いルートであった。

 ただしこれは一般コースではないので、標識などはもちろん無く、踏みあとははっきりせず、赤テープもほとんどなく、ある程度の読図とルートファインディングが出来ないと厳しいルートであると思われる。この記事を読んで登る気になった人にいちおうアドバイス。

 雌岳山頂からは一般ルートを下って行き、本日のメインの目的であるアケボノツツジ鑑賞へ。

【アケボノツツジ】
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 アケボノツツジは5分から7分咲きといったところ。
 奥には大崩山山系。

【アケボノツツジ】
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 雌岳稜線は行縢の滝を見下ろすことができ、奥に行縢の滝が写っている。

【アケボノツツジ】
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 行縢山のアケボノツツジは険しい地形のところに主に立っており、近くによるのが難しい。

【アケノボツツジ】
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 それでも登山道傍に咲いている樹も一本あり、この山では貴重な接写。

 今年のアケボノツツジは花芽を多く、当たり年のようである。
 満開のころには、あたりを染め上げるような豪華な姿となりそうだ。

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April 04, 2015

花見ポタリング@日豊グリ-ンライン

 4月第一週、桜の花の盛りは過ぎ、楽しめるのもここ数日となりそう。
 それで週末の本日、午後から花見会の予定だったのだが、どうやら雨が降りそうだとのことで、中止が決定。
昼から酒飲むぞ~のモードに入っていたので、拍子抜けである。

 それでも空の具合はよくないが、雨は降りそうで降らなそうな状況であり、せっかくの桜、見ないと損なので、近場を自転車で回ってみることにした。

 サイクリングで行くに適した桜の名所といえば、やはり日豊グリーンラインの途中にあるループ公園であろう。グリーンラインは高低の変化に富んでおり、また景色もよい道である。その道を走り、ループ公園へ着。

【ループ公園】
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 ちょっとした高台にあり、日向灘を望め、そしてまわりには桜がたくさん咲いている、たいへん花見をするに気持ちのよいところなのだが、まったく人はいなかった。
 桜はもう盛りを過ぎており、風に花びらが散って行く、桜吹雪が美しかった。

【グリーンライン】
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 グリーンラインの桜並木も花の時期は過ぎ、花びらが絨毯のようになっている。

【鵜毛トンネル】
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 グリーンラインからは日向市街のほうへ抜けた。
 鵜毛トンネルのあたりも桜が多く植えられており、「トンネルを抜けると、そこは桜の花びらの道であった」というふうな風景になっていた。

 日向市街地に下りて、そこから海のほうへ向かえば、仏舎利塔、米の山、とまだまだ桜の名所があるのであるが、雲が厚くなり、いよいよ雨が降りそうな気配になってきたので、そのまま帰宅となった。

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