龍皇飯店@銅鑼湾
香港ツアー、私は今回が2回目なので、訪れる店全てが感心しきりの店ばかりである。
これには理由があり、ツアー幹事達は香港に相当慣れているのであって、訪れる店は、(1)日本では経験できぬ地元民人気のディープな中華料理の店 (2)日本では経験できぬ高レベルの中華料理の店、に限られており、だから私のような者が常に感心してばかりということになる。
本日のランチ、飲茶の店は、そのなかで(2)の範疇。
本場ならではの堂々たる中華料理を出してくれる店「龍皇飯店」であり、ここは当ツアーが必ず訪れる定点スポットとなっている。
私はこの店は去年も来たので、実力は知っていたけど、どれもこれも美味しい。
そしてこういうツアーの基本として、中華は大人数で食べて、多種多様の料理を食ってからこそ醍醐味が味わえる、ということも存分に知ることも出来た飲茶料理の数々であった。
たしかに、こういうものは小人数で来たら、そんなに多種類のものが食えるわけもなく、中華料理の玄関に入ったところで退出する羽目になるであろうと思える。
そうして、美味い、美味いと言いながら食っていたわけだが、クライマックスは、この中華粥に来た。
これは龍皇飯店の名物料理らしいのだが、昨年は食うことなかった。それで、これは私の初体験なのだけど、かなり衝撃的な料理であった。
これ、食ったら、スープの力強い味付け、米の食感、お焦げの香りと弾力、とか全てが完璧であり、とんでもなく美味い。一口食うと全員押し黙って、ひたすら食うという、「食は沈黙を導く」とかいうような格言が出来そうな、そういう見事な料理であった。
というわけで、香港の「龍皇飯店」に行った人は、素晴らしい点心料理の〆として、是非ともこの中華粥をお勧めいたします。
次回私が香港に行ったときも、この料理だけは外せません。
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Comments
9月の5連休にいきませんか!
この店プラス新同楽プラス福臨門のワンチャイ店。天は何とか新興富裕層の見目麗しき連れを見つけるぞおっ( 〃▽〃)
100000香港ドルは覚悟せねば(^o^;)
Posted by: 天ちゃん | April 05, 2015 09:09 AM
天ちゃん先生主催の、福臨門をメインとするバブリーな食ツアー、面白そうですねえ。考えておきます。ただ中華料理って、けっこうな数の人数揃えないと、そのキモである多種多様な料理が経験できないから、人数揃えることからして大変な気がします。(我々、8~11人で行動しましたから。)
ところで本年度から、宮崎~香港間の就航が始まったので、香港が身近になったのはラッキーですけど、便の日程が少々不便なのが残念であります。宮崎から香港に行く人が増えたら、もっと便数増えるでしょうから、我々もそれの一助を目指しましょうか?
Posted by: 湯平 | April 08, 2015 10:52 PM