河津桜@津久見市四浦半島
九州の2月中旬は、梅が咲きだすころで、梅の名所では日当たりの良いところは見どころを迎えているはずである。
それで梅を見に行こうと思ったのであるが、たまたま見た情報誌に、津久見市の四浦半島の河津桜が梅と同じような時期に咲き出し、九州一早い桜を見ることが出来るとの記事が載っていた。
それでは、趣向を変えて、2月の桜を見に行こうかと、四浦半島へと行ってみた。
四浦半島に入ってみると、人がぞろぞろと歩いている。
桜を見ながらの、ウォーキング大会がちょうど開かれていたのである。
桜が見ごろなら、とても楽しいイベントであろう。
…ただし、桜は咲きだしたばかりで、大部分が蕾であったのは残念である。
道沿いに河津桜はずっと植えられているけど、日当たりが普通なところは、このようにまだまだ蕾ばかりである。
日当たりのよいところは、なんとか5分咲き程度の桜は楽しめた。
そして、この地域はメジロが多くて、咲いている花の蜜を求めて、花々に顔を突っ込んでいた。
メジロと桜はとても合う光景であり、メジロが来たところを懸命に写真に撮ったが、けっこう警戒心の強い鳥のようで、あまり近づかず、結局まともな写真は撮れなかった。
メジロと桜の取り合わせは被写体として抜群であり、だれしもそれを撮影したいだろう。
しかしそれにはテクニックがいる。
花の咲いているところでは、樹々一本一本にカメラマンがついていて、望遠レンズのついたカメラを構えていた。
彼らは、メジロが訪れてくるのをじっと待っているのである。
いい写真を撮るには、忍耐と苦労が必要なのだ。
そのような忍耐のない私は、桜を見ながら散策。
ここは海に突き出した半島ゆえ、ときに海ものぞく。
桜が満開のころ、海の青と、桜色の取り合わせもまたいいものであろう。
今回は少々訪れるのが早すぎたが、満開の時期、ぜひとも訪れたく思った。
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