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February 07, 2015

朝霧の由布院 & 風のハルカ

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 由布院は、盆地のなかに大分川が流れており、また温泉の湧く金鱗湖もあることから、寒い朝には朝霧が立ち、それが盆地全体を覆ってしまう朝霧が発生することで知られている。
 その風景を最も立地よく見ることができるのが、由布岳への途中にある「狭霧台」であり観光名所になっている。

 高速道路を走っていると、別府ICから峠を越えたところで由布院盆地が見渡せるが、そこで朝霧に包まれている由布院が見えた。
 これはいい撮影対象だと思った。この風景の撮影ポイントとしては、まずは「狭霧台」であろうが、本日の目的地は三俣山であり、湯布院ICから降りて、方向が逆なのでほかのポイントを探す。

 朝霧に沈む由布院を撮るには、少し小高いところでないといけないので、すぐに「ハルカの丘」が思い浮かんだ。
 湯布院ICを出てすぐのところにハルカの丘の手前まで行ける道路があるので、その道に入ろうとしたら雪に埋もれていた。入っていける雰囲気ではなかったので、次の撮影ポイント「蛇原展望所」へと向かった。

【蛇原展望所】
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 ここで撮ったのが、冒頭の写真である。
 冠雪の由布岳をバックに、霧をまっとった由布院の風景が、じつに幽玄なたたずまいを見せている。

 この風景を見たことに満足して、長者原へと向かった。

 
 ところで、10年前にNHKの朝ドラマで「風のハルカ」という、由布院を舞台にしての青春劇があった。当然ながら由布院でロケをしていたので、さすがプロが撮った、由布院の名景色が次々に現れ、由布院の魅力を全国的に再認識させてドラマだったと思う。
 そのなかで、主人公のハルカが住む家が、由布院郊外の丘にあり、それが「ハルカの丘」。
 ここは由布岳と由布院盆地を一望に見渡せる良所であり、…しかし旅館とかはなく、10年たった今でも草地のままで開発されることなく、少々残念に思っているところである。
 持ち主(たぶん九州電力)の思惑もいろいろあるのだろうけど、ここは開発してもらいたいなあ、と個人的には思っている。

 10年前には、ここは観光地みたいになっており、そのロケ地を訪ねる人が多かった。

 その頃撮った写真を紹介。

【ハルカの家】
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 小高い丘「ハルカの丘」に建つ、風見鶏のあるこの家が「ハルカの家」。主人公一家の住まいである。

【由布院風景】
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 ハルカの丘からは、由布院全景を見渡すことができる。
 ドラマでは、この風景を前に、主人公の父親が、人生に疲れた憂いを乗せて、懸命にトランペットを吹いていた。

【ハルカの家(その2)】
P1220077

 ハルカの家は、じつはハリボテのようなもので、その内部はほとんどなく、家のなかの撮影は東京のスタジオでされていた。
 だから撮影の合間には、このような骨組みだけの姿になったり、ちゃんとした家らしい姿になったりしていて、変化の激しい家だったのだ。


 それにしても、もうあれから10年経ったのか。

 ハルカの家は今は跡形もないが、それでも、由布岳はあのときの姿のまま、あり続けている。

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 風のハルカ NHK公式ページ

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